日本橋の古樹軒へ中華食材を買いに行ってきた。

古樹軒

自宅で中華料理を作る時は、古樹軒の調味料を使うことにしています。

いつも通販サイトで購入していたのですが、今回初めて日本橋の古樹軒へ行ってきました。

古樹軒といえば、中華の高級食材フカヒレが有名ですが、高品質の調味料や生薬が揃う綺麗なお店でした。

店内は綺麗だし、お値段も中華街で買うより安いものもたくさんありました。

スーパーでは買えない無添加の本物の調味料もたくさん扱っています。

古樹軒、いいです!

古樹軒 アクセス

住所:東京都中央区日本橋箱崎町39-4

最寄駅:メトロ半蔵門線「水天宮前」駅より徒歩5分

営業時間:am10:30〜pm18:00(月〜土)

定休日:日曜・祝日・年末年始

古樹軒 公式ホームページ

古樹軒

古樹軒の入り口。首都高速を潜って、角地のビル1階にある。

平日の店内はガラガラで、のんびり買い物できた。



日本橋 古樹軒 店内の様子

古樹軒 日本橋

階段を上がり、玄関に入ると左手に「茶藝館」があります。

茶藝館の横の階段を上がると、中華食材がずらっと並んだ店内に入ります。

古樹軒

有名中華料理店でも使われる、レアな調味料がずらり。

スーパーでは買えないものばかりだが、お値段は良心的。

古樹軒

高そうな紹興酒や中国茶が並ぶ棚。

中国茶に関しては、台湾で買ったほうが良さそう。

お値段的にも品質的にも。

→台北で中国茶を買うなら中国茶専門店 峰圃茶荘がおすすめ

古樹軒

白木耳、南杏、棗、なんでも揃う。

清潔なパッキングがされている上、中華街で買うより安いものもある。

古樹軒

照宝のせいろを発見。

鍋付き2段で4,050円。

杉せいろと思われるが、中華街の照宝とお値段変わらないかも。

ただ、杉せいろの安い方だと話は別。

照宝のせいろについては、以下の記事に詳しく書いたので、ご興味おありの方はご参照。

→中華街の照宝へ蒸篭を買いに行ってきた

古樹軒の店内は明るく、清潔で、商品も選びやすく綺麗に陳列されています。

お値段も中華街より安いものもあれば、少し高めのものもありますが大差はないようです。

何よりここでしか買えない、無添加の本格的な中華調味料が揃っているのが魅力。



古樹軒で買うなら おすすめの本格調味料

オイスターエキス

古樹軒の調味料を買うなら、まずは是非、オイスターエキスを試してみて下さい。

私はオイスターソースなら、古樹軒一筋。

市販のオイスターソースは化学調味料たっぷりで甘すぎて、オイスターの風味などかけらもない。

あれでは納得できる中華料理の味が出せません。

古樹軒のオイスターエキスは、余計なものや化学調味料不使用の本物。

缶を開けた瞬間に、オイスターの香りがしっかりしますよ。

オイスターエキス

缶入りオイスターエキス:455g:1,296円

瓶入りオイスターエキスは190g:648円でちょっと割高になります。

オイスターエキス

古樹軒のオイスターエキスの原材料は「かき煮汁と加工でん粉」のみ。

YOUKIのオイスターソースと比較してみます。

オイスターソース

YOUKIのオイスターソースの原材料名。化学調味料を使用していませんと書かれていますが…。

原材料名:カキエキス、食塩、水あめ、砂糖、醸造酢、魚醤パウダー、トレハロース、加工でん粉、キサンタン

オイスターソース 原材料名

古樹軒のオイスターエキスと、市販のオイスターソースの違いは歴然でございますな。

ピーシェン豆板醤

こちらも化学調味料不使用の、本物の豆板醤。

陳建一も愛用の、麻婆豆腐を作るなら欠かせない豆板醤です。

ピーシェン豆板醤:250g:702円

豆板醤

原材料名:唐辛子・そら豆・食塩・小麦粉のみ

市販の豆板醤は酒精や酸化防止剤、デキストリンが入っていますが、古樹軒の豆板醤はシンプルな原材料のみですね。

市販の豆板醤と比べると色が黒っぽく、豆味噌のような風味があります。

辛過ぎない豆板醤です。

この豆板醤でなければ、本格四川料理中華料理店の麻婆豆腐の味は出ません。

ピーシェン豆板醤

ピーシェン豆板醤 250g【トウバンジャン】【本格麻婆豆腐に】【四川料理】

花椒油

本格的な麻婆豆腐に欠かせない花椒油。

四川料理の麻婆豆腐の痺れる辛味の後味を醸し出してくれるのが、この花椒油です。

山椒の香りと痺れる味わいが、四川料理には欠かせない調味料です。

花椒油:120ml:648円

花椒油

原材料名:菜種油・山椒のみ

こちらの花椒油を少量使うだけで、麻婆豆腐の風味がグッと本格的になります。

ちなみに古樹軒の調味料は、全て本格中華の味が好きな人向けだと思われます。

マルミヤの麻婆茄子のような味付けに慣れている方は、まずいと感じるかもしれません。

花椒油

花椒油(ホワジャオユ)

南杏と皇杏

市販の杏仁豆腐の素には、澱粉やコーンスターチが入っており、あれでは本物の薬効のある杏仁豆腐は作れません。

本物の杏仁豆腐を作るなら、皇杏から作るのが一番です。

南杏でも十分杏仁豆腐の薬効や香りがありますが、皇杏は杏仁豆腐のために開発されたものなので、やはり一番美味しいです。

杏仁豆腐の杏仁

南杏と皇杏については、横浜中華街より古樹軒の方が割安でした。

横浜中華街:100g:648円(南杏)

古樹軒:150g:648円(南杏)

古樹軒で南杏か皇杏を買うと、杏仁豆腐の作り方レシピをいただけます。

私は砂糖と生クリームを使わず、シンプルな材料で杏仁豆腐を作るのが好きですが、古樹軒のレシピで作る杏仁豆腐は高級中華レストランの味で、これもかなり美味しいです。

ちなみに私のレシピでは豆乳でも牛乳でも作れますが、牛乳で作ったほうが美味しいです。

→杏仁豆腐の作り方 砂糖と牛乳を使わないレシピと温かい杏仁豆腐デザート

皇杏(コウキョウ)150g(杏仁豆腐レシピ付き)

甜面醬

こちらは古樹軒でなくても買えると思います。YOUKIの甜面醬です。

YOUKIの商品は化学調味料不使用と謳いつつ、保存料が入っていたりするようですが、甜面醬については余計なものが入っていないようですので、うちではこちらを愛用しています。

うっすらゴマ風味で、美味しい甜面醬だと思います。

麻婆豆腐や棒棒鶏をこれで作ると美味しいです。

原材料名:味噌、砂糖、醤油、植物油脂(小麦、大豆、ゴマを含む)

甜麵醬

芝麻醬(当り胡麻)

胡麻タレや、担々麺を作るときに。

日本の練り胡麻は高価なので、心置きなく使えないのでたんまり使う時はこちらを愛用。

日本製の練り胡麻には劣るけど、なんといってもコスパがいいので。

1キロ:1,728円なり

練りゴマ



他に買った物いろいろ

古樹軒

・ふかひれ拉麺(2人前):1,080円

・粉末寒天(50g):356円

・白木耳(50g):432円

・鎮江香酢(165g):194円

実際に店舗へ行ってみて、今までは時々、横浜中華街へ買い出しに行っていましたが、今後は古樹軒のみで済ませてもいいかなと思います。

中華街、清潔感ないし、意外に観光客価格で高いしと前々から思ってたのよね。

古樹軒は店内も日本人向けで綺麗だし、値段も中華街と変わらないし、ここでしか買えない調味料がいっぱいあるし、品質も安心。

お近くにお住いの方は、一度、古樹軒の店舗へ行ってみられると面白いですよ。

通販サイトは以前から活用していましたが、店舗にしかない品物もたくさんあるし、一度、店舗で実物を見ておけば、通販サイトも利用しやすいです。

古樹軒では、現役の中華料理人による料理教室もあります。

店内には、サービスで、本格的な中華の無料レシピのコピーがたくさん置いてありました。

中華好きの方には、一度は行ってみられることをお勧めしたい良いお店でした。

→横浜中華街へ薬膳生薬を買いに行ってきた。

→台北の問屋街で漢方食材を買う。

→植物染め手紡ぎ手織りカディコットン生地販売のアーユルクロス