ヂェン先生の日常着を買いに台北のアトリエへ行ってきた。

ヂェン先生の日常着

今回の台湾旅行の目的の一つ、ヂェン先生の日常着のアトリエへ行ってきました。

先生というのは中国語で「さん」の意味ですので、ヂェンさんの日常着という意味ですね。

工房でヂェン先生ご本人にもお会いできて、お茶までご馳走になり、とても良い時間が過ごせました。

ヂェン先生の日常着 アトリエまでの行き方

ヂェン先生のアトリエは中国語で「鄭惠中老師的工作室」と書きます。

こんなところに?という住宅街の中にポツンとあります。

タクシーの運転手は殆ど知りませんので、住所と電話番号を控えておいたほうが良いです。

ヂェン先生の日常着 アトリエの住所と営業時間

★鄭惠中老師的工作室
 住所:台北縣中和市中山路三段179巷15號
 電話: 02-2225-3839 

★営業時間:am9:00〜pm18:00
 土日休み
 クレジットカード不可
 要予約



MRTとバスでのヂェン先生のアトリエまでの行き方

①台北駅からMRTで6駅の板橋駅で降りる。

②板橋駅の西口からグローバルモール行きのバスが出ている。

307番のローカルバスに乗り、「環球購物中心」グローバルモール前で下車。

板橋駅からグローバルモールまではバスで10分くらい。

③バスから降りたらすぐそばの小道に入ります。

小道をまっすぐ歩くと、すぐにこの門が見えます。

ヂェン先生のアトリエは基本的にお店ではなく工房なので、行く前に要予約です。

予約は中国語でしなければならないので、ホテルのフロントで予約してもらうと良いです。

ヂェン先生の工房

門をくぐるとヂェン先生の普段着のアトリエ入り口に到着。

ヂェン先生のアトリエ

MRT板橋駅からタクシーで直接行く場合は、板橋駅出口2からタクシーを拾うと効率がいいです。

中和区の中山三段で、グローバルモールの近くだと言えば分かりやすいです。

台北市内から直接307番のバスに乗ることもできます。



ヂェン先生のアトリエの様子と服のお値段

ヂェン先生の日常着

2階に上がると第一印象は色の洪水。

同じ紫でも濃いのや薄いのやピンクっぽいのや色々あります。

ヂェン先生の日常着

4階まであって、メンズコーナーもありました。

ヂェン先生の日常着のアトリエ

ヂェン先生の日常着にはタグがなくて、小さいサイズ表記S.M.Lが付いているだけです。

さすがは本家本元のアトリエ、ワンピースからタンクトップ、短パン、スカート、パンツ、なんでも揃ってます。

しかも色が選べる選べる。

一つ一つの色が微妙に違うので、目移りします。

ここでは全て、定価の2割引で購入できます。

私はノースリーブのタンクトップと巻きスカートを購入しました。

・ノースリーブのタンクトップ:定価1,000元→800元に。
 1元:3.4円計算で2,720円

・ロング巻きスカート:定価1,500元→12,00元に。
1元:3.4円計算で4,080円

日本のネットショップで買うより3,000円〜4,000円安く購入できるようです。

ただ縫製が日本製より甘いというか、糸くずの処理がされていないので、購入後、自分で飛び出た糸を切った方が良いです。

生地は綿のものが殆どなのですが、とても涼しくて、乾きやすくて、着心地が良いものでした。

真夏の台湾ではこの生地が心地よくて、ヂェン先生の服で旅行中過ごしました。

ただデザインがもう一つ私の好みには合わなかったです。

オーソドックスなデザインのタンクトップは気に入って、日本でもよく着ています。

ロングのギャザースカートはウエストのゴムがきつ過ぎる作りになっているし、布がたっぷり使われ過ぎていて、履くと下半身が太って見えました。

シャツもチャイナ服のようなデザインになっていたり、私は日本で着る気にはなれないなというものも結構ありましたね。

全体的にルーズシルエットです。

ただ生地と色合いは凄く良かったですよ。



ヂェン先生にお会いする。

ヂェン先生

ヂェン先生ご本人にもお会いできました。

ヂェン先生もスタッフも英語は通じません。

簡単な中国語ができないと、買い物は難しいと思います。

私は中国に2年ほど赴任していたことがあって、日常会話程度の中国語は話せるので不便はなかったのですが、中国語が話せなくて英語で色々聞こうとすると、ちょっと面倒臭がられるみたい。

簡単な中国語は覚えて行ったほうが良さそうです。

基本的に売る気があんまりないというか、買わなくてものんびり見てっていいよという雰囲気。

ディスカウント率も決まっていて、値切ってもダメ。

高いと思うなら買わなくてもいいよという感じでした。

買い物後は、お茶とお菓子を出して頂きました。

ヂェン先生によると、私が買った巻きスカートはチベットの民族衣装からヒントを得てデザインしたそうです。

もの凄く念入りに何枚も試着した挙句、2枚しか買わなかったのに、スタッフも嫌な顔一つせずのんびり構えていてくれたし、お茶までご馳走になって恐縮でした。

お茶を頂いた後、これからどこへ行くの?と聞かれて「林本源園邸」へ行くと答えたら、林本源園邸の本をプレゼントして頂きました。有料の本で一冊15元くらいする本。

どうやって行くのがいいか聞いたら、「ここからだとタクシーが一番簡単。二人で行くならタクシーでいいと思うよ。タクシー呼んであげようか?。」とタクシーの手配までして頂きました。

最後までのんびり優しい雰囲気で、最後はスタッフが門まで見送ってくれてバイバイ。

中国だと買い物は吹っ掛けられるところからまず始まって、交渉交渉で疲れちゃいますが、台湾はいいなぁ。

台湾人が益々好きになったひと時でした。

→アーユルヴェーダ染め手織り布の肌着と衣服