金針菜は、ユリ科の花のつぼみを乾燥させた生薬です。
生でも販売されていますが、乾物として中華街や、中華食材店で購入することができます。
手軽に購入出来る価格で、100gで400円くらいです。
日本ではあまり馴染みのない食材ですが、鉄分がほうれん草の10倍とも言われ、造血作用が期待できます。
特に女性は積極的に摂りたい食材ですね。
貧血予防、造血作用、不眠の改善などの効能があります。
私は常備菜として、金針菜のクコの実和えをよく作ります。
手軽に作れますし、日持ちもするので、お弁当のおかずにも最適。
鉄分のサプリメントを摂るより、手作りのおかずでこまめに鉄分を摂取するようにしています。
簡単に作れるので、是非、試してみて下さい。
金針菜のクコの実和え 作り方
材料(かなりたっぷり1週間分以上)
・乾燥金針菜:100g
・人参:大1本
・クコ酢:大さじ2
・クコの実:(米酢で戻したもの)大さじ5
・ごま油:大さじ1
・きび砂糖:小さじ1
・醤油:小さじ1
・塩:2つまみ
・茹でた菊の花:あれば好みで
作り方
①金針菜をハサミで食べやすい大きさにざっくりと切る。
②金針菜をたっぷりの水に浸し、3回水を換えて洗う。
金針菜から色が抜けて、水が茶色になります。
水に栄養素が出てしまいますので、洗い過ぎないように。
3回目の洗い汁を捨てたら、しばらくそのまま放置して戻す。
③人参を薄い千切りにし、少量の水で軽く蒸し煮する。
万能酵母液があれば、水の代わりに万能酵母液を使うと人参の色がきれいになり日持ちもする。
人参は薄く切ること。
④戻し汁ごと金針菜を鍋に入れ、ひたひたの水で沸騰してから8分間煮る。
※金針菜はこれくらい茶色の色が抜けている程度の洗い方でOK。
⑤クコ酢・ごま油・きび砂糖・醤油・塩・クコ酢の中のクコの実をボールで混ぜ合わせる。
クコ酢は、クコの実をさっと洗い、表面の汚れを落としてから米酢につけたもの。
米酢にクコの実の甘みが移って、一味違う酢が簡単に出来上がります。
クコの実は眼精疲労にも良いので、積極的に摂りたい生薬です。
常備しているクコ酢。これはクコの実を入れすぎです。
普通はこの4分の1くらいのクコの実の量で十分です。
⑥金針菜をザルにあげ、サッと水切りし、ボールにあける。
水を絞る必要はない。
煮汁にも栄養が出ているので、水を切りすぎないように。
⑦熱いうちに⑤の和え汁で和える。
冷める前に和えた方が、味が馴染みやすい。
⑧金針菜に和え汁が馴染んだら、人参を加えて和える。
あれば、ここで茹でて水気をしっかり絞った菊の花を加えると、更に栄養価の高い一品になる。
菊の花の黄色とクコの実の赤が綺麗な一皿に。
菊の花もクコの実同様、眼精疲労にとても良い食べ物です。
金針菜は、スーパーではあまり見かけないですね。
中華街で100g 400円くらいで購入できます。
私のおすすめは、日本橋の古樹軒ですが、店舗まで行くのが大変なら、通販で買うのが便利です。
中華街と変わらない値段で気軽に購入できます。
金針菜は、安くて保存もしやすく、鉄分などの栄養価も豊富な優秀な食材です。
鉄分のサプリメントを購入するより、金針菜を常備薬にする方が断然お得。
食感がシナチクに似ているので、ラーメンの具にしても美味しいです。
このレシピ以外にも、煮物に少し加えたりして、気軽に鉄分を補給できる便利な金針菜でした。
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