万能酵母液を作り始めて一年、今ではすっかり万能酵母液は私の生活の中に溶け込んでいます。
最初はペットボトルを揃えたり、無農薬玄米やサラサラ黒糖をAmazonで購入したりと始めるまでの準備に気合が入りましたが、慣れてしまえば簡単。
自分なりのコツが掴めれば、横着もできるようになりますよ。
コツを掴むまで、自分の中でこれでいいのか?ちゃんと玄米酵母菌ができているのか?今ひとつ確信がないまま使っていました。
今ではな〜んだ、適当でも玄米酵母液ってできるじゃん。
そもそも昔の日本人は味噌やぬか漬けなどの発酵食品を各家庭で自作して、各家庭なりのやり方やレシピがあったもの。
万能酵母液も最初は講習会で習った通りのレシピや、推奨されている材料で作るのがいいと思います。
そしてしばらく試してコツを掴んだら、自分が手に入りやすい材料で続けていくことができます。
ここでは講習会で習ったおすすめ材料とレシピでの万能酵母液の作り方を説明していきます。
万能酵母液はレシピと作り方がわかれば誰でも簡単に作れますが、堂園仁さんが全国で開催されている万能酵母液の作り方講習会に参加されると、堂園さんが伝えたい、作り方やレシピ以外のニュアンスも受け取ることができると思います。
目次
万能酵母液とは?
万能酵母液とは、玄米にいる酵母菌から作った酵母液のことです。
玄米から作る酵母菌は、数ある酵母菌の中でも非常に強く、生命力の強い酵母菌だそうです。
玄米酵母は生命力が強いので、酵母液も作りやすいです。
材料も玄米・塩・黒糖・水だけでできるので、家庭でも簡単に作ることができます。
酵母菌は腸内環境を整える働きをします。
酵母と酵素を混同しやすいのですが、この二つは働きが違います。
酵素の働きは、消化、吸収、代謝などをスムーズにします。
そして酵素が活発に働くには酵母が必要です。
酵母は酵素が働くのを助けるのです。
酵母が足りてない腸内環境が整わない状態で、いくら酵素を摂っても酵素は力を発揮できません。
高い酵素ドリンクを飲んでも効果が出ないのは、酵母が足りてないからだと言えます。
また、酵母はたくさんの種類の酵母を一つの瓶で同時に作ると、一つ一つの酵母の力が出なくなります。
なので、酵母液を作る時は、玄米なら玄米のみ、一種類の酵母を作ることが大切です。
たくさんの種類の野草を使った酵素ドリンクや、酵素ダイエットドリンクが効果が出ないのはそのためです。
ちなみに酵素ドリンクを勧めるブログやアフェリエイターが多くいるのは、酵素ドリンクが売れた時のマージンが凄いからです。
一本売れたら千円とかね。
アフェリエイターは自分が紹介した商品が売れたマージンが目的なので、マージンが高い商品をできるだけ紹介しようとします。
鉄分のサプリメントとか、酵素ドリンクとか、黒豆茶とかね。
ネット上ではいろんな健康情報が飛び交っていますが、結局、最終的に何かの商品を売ろうとするブログはまあ、そういうブログなんだなと思っています。
私は手作りできる物が一番身体にいいと思っています。安上がりだし♪
そして殆どのものは手作りできるんじゃないかな。
良い物を買うようこだわるべきは、鍋や道具や自分では手作りできない調味料ですよ。
ということで、そろそろ万能酵母液の具体的な作り方です。
万能酵母液を作る前に揃えるもの
①水
浄水器を通した水道水が良い。
または霧島天然水が最適。
硬水よりも軟水。ミネラルが多いと発酵しにくくなる。アルカリ水や水素水はダメ。
一般に出回るミネラルウォーターは品質もいろいろなので避けたほうが良い。
②玄米
無農薬のものが良い。
玄米は洗わずに使用する。
発酵させるには、新米より古米、古古米の方が向いている。
玄米はボロボロになる手前まで、何度も使い回しできるので、用意するのは少量で良い。
私は最初は奇跡のリンゴで有名な木村さんの無農薬玄米を買いました。
万能酵母液を作るのに必要な玄米は少しだけだし、何度も同じ玄米を使い回すので、300gで十分です。
300gで630円。これだけあれば何年も使えます。
③黒糖
サラサラの溶けやすい加工黒糖が最適。
講習会ではきび太郎を推奨されていました。
黒い塊の黒糖や、黒い色の純粋な黒糖は万能酵母液作りには不向き。
万能酵母液を作る際の黒糖は、とにかく溶けやすいことが大切。
溶けにくい黒糖を使うとペットボトルの中で発酵に段階ができてしまい、日和見菌が発生しやすくなる。
ただ黒糖蜜はOKだが、黒糖蜜を使う場合は配合が変わる。
④自然海塩
岩塩は不向き。
公正マークの無い塩が、昔ながらの製法で良い。
講習会では一の塩を推奨されていました。
⑤350ccのペットボトル
初心者はこのサイズが一番作りやすい。
万能酵母液の原液を作る時は、空気スペースがペットボトルの1/3程度必要。
1/3以下だと発酵が鈍る。200cc程度の水を入れて原液を作る場合は350ccのペットボトルが良い。
またボディが柔らかいタイプのペットボトルなら、発酵が進んだ時ペットボトルが膨らむのがわかりやすくて良い。
⑥ペットボトル用のじょうご
ペットボトルに水や材料を入れる時に、これがあると大変便利。
100円均一で買える。
⑦ガーゼ
万能酵母液の原液を作った後に、玄米をペットボトルから取り出し、洗う時にガーゼがあると簡単便利。
⑧キッチンスケール(1g単位で測れるもの)
デジタルのキッチンスケールが使いやすい。
⑨2Lのペットボトル3本
これは350ccのペットボトルで原液を作り、希釈すると6L分の万能酵母液を作る場合。
ペットボトルは中まで綺麗に洗えないので、何度か万能酵母液を作ったら新しいペットボトルに交換しなければなりません。
私は市販のペットボトル飲料をほとんど飲まないため、わざわざ2Lのペットボトルを何度も買うのが嫌なので、百円ショップセリアで買った大瓶(ギリギリいっぱいまで入れて1,650ml入る)6本を使っています。
セリアの大瓶を使う時は、配合を計算し直して変えています。
セリアの大瓶だと口が広いので底まで綺麗に洗うことができるし、ペットボトルのように買い直し不要。
100円なら6本揃えても648円で洗いながらずっと使えるし、瓶だから清潔だし、セリアの大瓶おすすめです。
ただセリアの大瓶は出来上がった万能酵母液を注ぐ時、こぼれやすいのが欠点ですね。
種菌なしで作る万能酵母液のレシピ
★350ccのペットボトルで作る場合の材料
①玄米(無農薬が良い):20g(水の10%)
②黒糖(サラサラと溶けやすくダマにならないもの):65g(水の32.4%)
③自然塩:7g(水の3.5%)
④水(浄水器を通した水道水):200cc(100%)
→この配合で出来上がり6Lの万能酵母液ができる。原液230cc分の材料です。
この分量より少なく作りたいとか、多く作りたい場合は、水色のパーセンテージで全体量を計算し直せば、臨機応変に量を調節して作ることができます。
★霧島天然水で作る場合の材料
①玄米(無農薬が良い):29g
②黒糖(サラサラと溶けやすくダマにならないもの):92g
③自然塩:10g
④水(浄水器を通した水道水):285g
講習会では霧島天然水で万能酵母液を作ることが推奨されていました。
霧島天然水で作ると発酵しやすいので、失敗が少ないそうです。
初めての方は推奨されている材料を試してみるのもいいかもしれません。
★セリアの大瓶で作る場合
①玄米(無農薬が良い):24g
②黒糖(サラサラと溶けやすくダマにならないもの):79g
③自然塩:9g
④水(浄水器を通した水道水):243ml
→この配合で、セリアの大瓶6本分の出来上がり万能酵母液が作れる。
万能酵母液の作り方手順
ここでは出来上がりセリアの大瓶6本分の、万能酵母液の作り方を説明します。
出来上がりペットボトル6L分にしたい方は、前述の★350ccのペットボトルで作る場合の材料の配合料で、同様に行ってください。
①350ccのペットボトルに水243mlを入れる。
発酵を早めようと、最初からお湯やぬるま湯を使うのはダメです。
温度変化の段階で菌が起きてくるので、水を使います。
②黒糖79gと塩9gを測り入れる。
この時、黒糖にダマがあるようなら、ダマを潰してから入れること。
ダマがあると発酵にムラが出る。
③完全に溶けるまで、シャカシャカ20回以上ボトルを振る。
黒糖の溶け残りがないよう、しっかり振る。
④玄米24gを測る。
⑤玄米を加え、液体と馴染ませるようにボトルを振る。
玄米を後で加えるのは、他の材料と一緒に振りすぎると、玄米が欠けやすくなってしまうため。
⑥35℃〜45℃で発酵させる。
40℃なら→18時間。30℃なら→24時間。
温度によって発酵させる時間は変わる。
夏は24時間。冬は48時間が目安。
これはあくまでも目安なので、発酵の進み具合の感覚は自分で試して慣れていくことが肝心です。
一番の発酵完了の目安は表面の泡と、ペットボトルを開けた時の「プシュッ」という音。
何回使い回した玄米かによっても、発酵の進み易さに差が出ます。
新しい玄米は発酵に時間がかかりますが、2回目、3回目、4回目と回数が増えるにつれ、短時間で発酵するようになります。
夏は室温で発酵しますが、冬はなかなか発酵しないので、温度を保つ為工夫が必要です。
私は天気がいい日は日光にしっかり当ててます。
日光で発酵させるのが一番いいような気がします。
太陽のパワーは絶大ですからね〜。
ベランダにペットボトルを置いて発酵中。
夕方や天気の悪い日は保温ジャーの上に乗せて発酵させてます。
私は長岡式酵素玄米を食べているので、大きい保温ジャーがあるんです。
万能酵母液で豆乳ヨーグルトが作れるのですが、この豆乳ヨーグルトを作る時も酵素玄米の保温ジャーの上で発酵させてます。
講習会ではお風呂の残り湯にペットボトルをつけて温める方法もあると言われました。
私も試してみましたが、冬は残り湯がすぐに冷めてしまって、これは上手くいきませんでした。
何より入浴後に残り湯を溜めっぱなしにすると、風呂場に湿気が溜まって嫌なのでやめました。
夏は日光に当てると2~3時間で発酵が完了することもありますよ。
ヨーグルトメーカーを使う方もおられるようですが、私は電気代を節約したい方なので、暖かい場所に置いたり、保温ジャーの上に置いたりしています。
冬はタオルを巻いてヒーターのそばに置くとか、いろいろ工夫してみて下さい。
⑦発酵の目安
ペットボトルが膨らんで、蓋を開けた時「プシュッ」という音がしたら発酵完了。
原液の表面にごくごく小さい泡が立っているくらいが丁度いいです。
表面に膜が張ったり、泡立っているのは過発酵。
ごくごく小さい泡が浮いている程度でOK。
テーブルの上にペットボトルを「ドン」と置いたら泡がスーッと上がるくらいの泡立ち具合でOKです。
最初は発酵しているのかどうか不安で、ついつい発酵させ過ぎまで置いてしまいますが、発酵させすぎると日和見菌が増えるので良くないです。
ここまでで万能酵母液の原液が完成です。
原液ができたら、2回に分けて水で希釈します。
⑧まずセリアの大瓶を3本用意します。
一本の大瓶の口にガーゼをかけ、輪ゴムで止めます。
一度使った玄米に原液が付着していると、次回の発酵が均一でなくなり、弱い酵母液になってしまうため、一度使った玄米は洗ってから保存します。
私はわざわざ玄米を別で洗うのが面倒なので、ガーゼをかけて希釈する水を入れると同時に玄米も洗うようにしています。
⑨1回目の希釈。
セリアの大瓶三本に、ペットボトルの原液を均等に三等分して入れる。
この時、瓶の中に玄米が入らないように注意すること。
玄米はガーゼをかけた瓶に引っかかるようにする。
⑩原液の13倍の水で希釈する。
セリアの大瓶で作る場合は、瓶の口いっぱいまで水を注ぐ。
この段階では発酵させる必要はないので、瓶やペットボトルの中に空気スペースを取る必要はない。
ガーゼをかけた瓶は、玄米に水を掛けながら水を注ぐ。
使い終わった玄米は、冷凍保存して10~15回は繰り返し使える。
私は冷凍保存せず、ガーゼに包んたこの状態で、冷蔵庫で保管している。
繰り返し使った玄米の方が、新しい玄米より早く発酵してくれる。
ただ何度も繰り返し使い玄米がボロボロになり過ぎると、欠けて沈殿物や浮遊物が湧きやすくなり、日和見菌が発生しやすくなるので、適当なところで新しい玄米に交換する。
使い切った玄米は、そのまま普通にご飯としてお米に混ぜて炊いて食べても良い。
⑪蓋をして、24時間放置する。
これは発酵させる目的ではなく、PHバランスを整えるため。
この状態からは、あまり瓶を振ったり混ぜたりしないこと。
⑫24時間おいたら2回目の希釈。1回目と同様に原液の13倍の水を加える。
希釈した3本のセリア大瓶の万能酵母液を、6本のセリアの大瓶に均等に分ける。
⑬6本全てのセリア大瓶がいっぱいになるまで水で希釈する。
この段階で発酵止めの塩(原液に対して11%。6L希釈の場合は25g)を入れても良い。
すぐに酵母液を使わない場合は発酵止めの塩を入れた方がいいですが、私は入浴剤としてジャンジャン使うので塩は入れない派です。
⑭2回目の希釈から1時間置いて、出来上がり。
万能酵母液 作り方のポイントまとめ
・浄水器を通した水道水を使うこと。
ミネラルウォーターや水素水はダメ。(霧島天然水はOK)。
・黒糖は溶けやすいサラサラした加工黒糖を使うこと。
溶けにくい黒砂糖はNG。日和見菌が湧きやすくなる。
・材料を入れる順番は①水→②黒糖→③塩→よく振ってから→④玄米
・ペットボトルの空気を1/3程度残すこと。
・35~45℃で発酵させる。
40℃なら→18時間。30℃なら→24時間。
夏は24時間。冬は48時間が目安。時間はあくまでも目安なので、見極めは表面の泡と蓋を開けた時の「プシュッ」で。
・水の希釈は原液の36倍の水で行う。
1回目の希釈で原液の13倍の水を加え、2回目の希釈でも原液の13倍の水を加える。
・1回目の希釈の後は、24時間安置する。
これはPHバランスを整えるためなので、入れ物に空気スペースはなくても良い。
・2回目の希釈の後は、1時間放置する。
この時点で発酵止めの塩を入れても良い。早めに使い切る場合は必要なし。
発酵止めの塩の量は原液に対して11%。
・万能酵母液の保管方法
万能酵母液の原液は冷凍保存できます。私は入浴剤やお米を炊くのに使うので、すぐ使い切ってしまうので冷凍保存はしませんが、玄米酵母菌は非常に強い菌なので、冷凍しても沸騰させても死にません。
希釈済み、出来上がり酵母液も冷蔵保存すれば発酵の進み具合がゆっくりになります。
私は冷蔵庫のスペースを取られるのが嫌なので、常温保存で使い切ってしまいます。
常温保存だと酵母液の中に澱のようなものが浮く時がありますが、このまま使えます。
夏場は常温に置きすぎると発酵が進んで、酵母液が濁ったようになることがありますので、夏場は発酵止めの塩を加えるか、早めに使い切るのが良いです。
・その他注意事項
万能酵母液は原液で飲んではダメ。
原液の状態は、玄米酵母菌が液体の中にぎゅうぎゅうになっている状態。
いわば、満員電車のようなものなので、酵母菌は動きにくい。
希釈することで、スペースができ、酵母菌が働きやすい状態になるので、原液を希釈してから摂る方が効果が高い。
・慣れてきたら
最初は推奨されている黒糖や塩を使っていましたが、私は毎日たくさんの万能酵母液を使うので節約したくなり、今は市販のきび砂糖を使っています。
これならわざわざ万能酵母液のためだけに黒糖を買わなくても済みますからね。
要はしっかり溶かせばいいわけですから、市販のきび砂糖でも問題なく作れてます。
きび砂糖の量もケチって半量で作っていますが、余裕で発酵します。
肝心なのは発酵の見極めで、材料や量は自分なりの塩梅を見つければいいと思っています。
最初は決まり通りにやった方がコツが掴めていいですけどね。
万能酵母液の便利な使い方 種菌なしで作れる豆乳ヨーグルト
講習会によると、万能酵母液を飲用する場合は一回につき300cc、1日800ccまでだそうです。
私は万能酵母液を単体で飲むことはしていません。
まずくはないけど、美味しくもないからね。
飲み物は普通にお白湯とかお茶でいいわ。
飲用するより、万能酵母液は料理に使ったり、ご飯に入れて炊いたり、豆乳ヨーグルトを作ったりするのに適していると思います。
様々な用途に使える万能酵母液ですが、私の使い方はこんな感じ。
①ご飯を万能酵母液で炊く。
私は基本的に長岡式酵素玄米を毎日食べているのですが、酵素玄米を万能酵母液で炊くと、柔らかく玄米が炊けます。
白米も時々食べますが、白米を万能酵母液で炊くともっちり柔らかく、甘みがあるご飯になります。
②入浴剤として
万能酵母液を毎日、湯船に入れてお風呂に入っています。
入浴剤として万能酵母液を使う場合は、最低100ccを使いますが、私は300~500ccを加えています。
万能酵母液を加えると、さら湯に入ってもお湯が柔らかくてピリピリしません。
感覚的にすごく気持ちがいいので、今は万能酵母液なしでの入浴は考えられないですね。
梅雨時など、お風呂場全体に万能酵母液をスプレーすると、カビが生えません。
③豆乳ヨーグルトを作る。
万能酵母液があれば、豆乳ヨーグルトも種菌なしで簡単に作れます。
無調整豆乳200ccに万能酵母液30ccを加えてぐるぐる混ぜます。
大さじ1杯でもできますが、出来上がりまで時間がかかります。
私はいつも大さじ1でゆっくり発酵させています。
一晩保温ジャーの上など温かいところに置きます。夏は常温でOK。
冷蔵庫では発酵しません。
冬だと固まるまで二日くらいかかることもあります。
完成した豆乳ヨーグルトは冷蔵庫で保存します。
これだけでぷるぷるの豆乳ヨーグルトが完成です。
発酵し過ぎると酸っぱくなりますが、そのまま食べられます。
私は非加熱はちみつや黒蜜をかけて食べるのが好きです。
豆乳ヨーグルトに非加熱のはちみつと万能酵母液でもどしたクコの実を乗せて。
豆乳ヨーグルトは植物性乳酸菌なので、市販のヨーグルトより日本人に合っていると思います。
④クコの実を戻して保存する。
クコの実を料理に使うことが多いのですが、毎回水でクコの実を戻すのは面倒です。
万能酵母液とクコの実を瓶の中に入れて、冷蔵保存すれば、クコの実が綺麗な赤色のままで1週間以上保管することができます。
みりんで戻して保存したこともありますが、みりんだとクコの実の色が段々黒っぽくなってしまうんですよね。味もみりんの味が付いちゃうし。
万能酵母液で戻すと水より長く保存できるし、色も綺麗なまま。
万能酵母液で戻したクコの実はいつも冷蔵庫にスタンバイ。鮮やかな赤が保たれている。
万能酵母液で漬け置いたクコの実を料理に散らすと、薬膳効果もある、色合いが綺麗な一品になります。
⑤野菜の蒸し煮に万能酵母液を使う。
野菜はビタクラフトの鍋で蒸し煮にしてから料理に使うことが多いのですが、この時、水の代わりに少量の万能酵母液で蒸し煮します。
野菜との相性もありますが、水より柔らかく煮えます。
⑥ポタージュスープに万能酵母液を使う。
玉ねぎ・野菜・水・塩・胡椒・ギーだけでよくポタージュスープを作るのですが、この時水の代わりに万能酵母液を使うと美味しくできます。
これも野菜との相性があるのですが、カボチャや人参は万能酵母液ととても相性がいいです。
→万能酵母液を使った里芋スープ・里芋ソースグラタン・里芋コロッケのレシピ
⑦化粧水として
万能酵母液をスプレーボトルに入れて、そのまま化粧水として使うことができます。
納豆菌水と交互に使うと更に効果的。
私は化粧水には香りが欲しいので、これは時々しか使っていません。
化粧水にはハーブウォーターメーカーで作った、自作の芳香蒸留水などを使っています。
→HARIO(ハリオ)のハーブウォーターメーカーで芳香蒸留水
→化粧水の作り方レシピ ゆずの種化粧水・はちみつ化粧水・フローラルウォーター
⑧目薬として
これは効果ありますよ。
万能酵母液をスポイドタイプの容器に入れて、目薬としてそのまま使用します。
万能酵母液の目薬を使うと、最初は朝起きた時、目やにが凄くたくさん出ました。
目やにが出た後はすっきり。続けていると目やにが減ってきます。
⑨ヘナを万能酵母液で溶いて使う。
私は長くマハラニの石臼挽きヘナでヘアケアと髪染めを続けています。
最初はヘナを紅茶で溶いていたのですが、万能酵母液で作った紅茶でヘナを溶くと使用感がさらにアップします。
⑩ハーブシャンプーを万能酵母液で溶いて使う。
私はシャンプーは使わず、マハラニのハーブシャンプーで洗髪しています。
ハーブシャンプーを水ではなく、万能酵母液で溶いて使うと更に使用感がいいです。
ちなみにハーブシャンプーは薄毛の男性にスッゴクおすすめです!
知り合いの男性はハーブシャンプーで、薄毛が明らかに回復しました。
3ヶ月〜6ヶ月のハーブシャンプーの使用で髪が少しずつ生えてきたのを実感したそうです。
→ハーブシャンプーのやり方 薄毛の男性に特におすすめ ふのりトリートメント
他にも洗濯に万能酵母液を使ったり、ルームスプレーにしたりする方もおられるようですが、私はこれは効果を感じなかったのでやってません。
ルームスプレーやリネンウォーターとして使うなら、やっぱり香りが欲しいですからね〜。
私は手作り芳香蒸留水をリネンウォーターとして使っています。
万能酵母液講習会を受けての感想
万能酵母液は講習会を受けなくても、レシピ通りに作れば作れますが、堂園仁さんの伝えたいニュアンスが講習会でなくては伝わらないので、一度、講習会を受けて見られると良いと思います。
堂園さんの第一印象は、宇宙人。
失礼ながら、スキンヘッドで耳が尖ってらしてね。
声の調子も話し方もまるで宇宙人なんですよ。
「ワ・レ・ワ・レ・ワ…。」って話しそうな感じね。
講習会では「万能酵母液の具体的な作り方は、ホームページ見て貰えばわかるから」って感じで、あまり作り方の説明とか丁寧じゃないんですよね。
堂園さんも言葉遣いが悪くて、最初は「なんだこりゃ。」と思いました。
講習費5,500円だったけど、詳しいレシピや作り方が配られるわけではないので、これで5,500円って高くない?と思ったし。
でも最後まで講習会を聞き終えたら、堂園さんの本当に伝えたいことがなんとなくわかってきた気がします。
昔の日本人は凄く元気で体力があって、女性でも1俵60キロの俵を5俵も担ぐことができたそうです。
現代の日本女性は不妊に悩む人も多いですが、私のひいおばあちゃんの時代なんかは7人とか平気で産んでましたものね。
戦国時代の飛脚なんかは、一日中走り通しでも平気だったっていうし。
なんでこんなに日本人は体力がなくなっちゃったんだろう。
昔の日本食は味噌・醤油・ぬか漬け・納豆など発酵食品のオンパレードでした。
今のスーパーで売られている味噌や醤油や納豆は、本物じゃないですからね。
本物の味噌や醤油や納豆を手に入れようとすると、調べて取り寄せなければならなくなりました。
昔の日本人は菌と共生して暮らしていたんですね。
菌は生き物です。生き物と共生するという意識自体がまず尊いと思います。
その意識があってこそ、菌からパワーを貰えるんだと思います。
現代は除菌、予防接種。共生ではなく、排除の意識ですね。
発酵食品が身体にいいから摂るという意識ではなく、菌と共生する。
全ての生き物と共生するということが、和を大切にする日本人が元気になる一番の方法かなと感じました。
日本人だけではなく、世界中の人が共生の意識で暮らせる日が来ますように。
忙しい毎日でつい自分の事や、将来の事ばかり考えてしまいますが、心の隅にそういう気持ちは持っていようと思いました。
南インドの機織り産業と文化を守る活動について
アーユルクロス では、不定期で展示販売会を開催しております。
展示販売会の日時は、FacebookかInstagramにて告知しております。
展示販売会では、南インドの機織り産業を守るNGOでもあるアーユルヴェーダ染め工房の活動や、アーユルヴェーダ染め、アーユルヴェーダパンチャカルマ体験などのお話会を、現地の写真スライドを交えながら開催しております。
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