am9:30に整理券の列に並び、pm14:00過ぎにようやくダルシャンの順番が回ってきました。
ペアやグループで抱擁してもらいたい人は、その旨、案内係に伝えておけば、一人一人の抱擁の後、ペアやグループで抱擁してもらえるようです。
その場合は、整理券も同じ番号の整理券が必要です。
アンマのダルシャンを受ける上での注意事項
・ダルシャンを受けるには、整理券を受け取ること
(整理券は当日限り有効。再配布は不可、失くさないように)
・化粧を落としてから、ダルシャンを受けること
(ファンデーションや口紅がアンマの服につかないように)
・アクセサリー・眼鏡などを外してからダルシャンを受けること
(衣服への引っかかりを避けるため)
・会場内では撮影禁止
アンマのダルシャンを受けての感想
ダルシャンの順番が回ってきたら、案内係の指示に従い、舞台前の椅子に座り、だんだんとアンマに近づいていきます。
近くで見ると、アンマは大きな方に見えました。
特にオーラは感じませんでしたが、パワフルな方に見えます。
優しそうというより、芯の強い方のように見えました。
本当の優しさというのは、強さがないと出てこないものなのかもしれません。
長時間、一人一人を抱擁し続けているにも関わらず、全く疲れているように見えませんでした。
近くまで来ると、アンマが一人一人を抱擁する表情まで見られます。
あれだけの大人数を相手にしながら、一人一人と向き合って対峙しているのがわかります。
抱擁する人によって、表情が変わります。
悲しい気持ちの人を抱擁すると、アンマに悲しい気持ちが伝わるのかもしれません。
アンマも悲しい表情になります。
嬉しい気持ちの方を抱擁すると、アンマの表情も嬉しい表情になります。
抱擁後、涙ぐんでいる人もいれば、すっきりした表情になる人もいます。
アンマは本当に一人一人と向き合って、その人の気持ちを汲んで抱擁されているのだなと感じました。
いよいよ私と友達の順番が来ました。
私はダルシャンを受けて、どんな気持ちになるのだろうか。
友達が先にダルシャンを受けました。
友達を左肩に抱擁したまま、私の順番が来ました。
私はダルシャンを受ける前に、手紙とバラの花を渡しました。
この手紙をアンマに渡すことが、今回の私の目的ですから「どうぞお願いします」という気持ちで渡しました。
アンマは私の手紙を手に取り、手紙で自身の頭を叩いて私にうなづきながら微笑みかけて下さいました。
「ガッテン承知。請けあったよ。」というメッセージに受け取れました。
それを見て、私はなんとも不思議な安心感を覚えました。
これで大丈夫だ。
私が心を入れて書いた手紙だということが、アンマはわかったよと言われたように思えたのです。
私を慰めるでもなく、労わるでもなく、力強く明るく「よっしゃ!」と請けあってくれた気がして、それは一番私に合った対応に思えました。
心から「あ〜、今日、ここに来て良かった。」と思えました。
私はこれだけでもう満足。
その後、左肩に友達、右肩に私でダルシャンを受けましたが、その時には特に何も感じませんでした。
ただアンマの肩が広いなと思ったこと、アンマの力が強いなと思っただけです。
ダルシャンの後、バラの花びらとキスチョコをもらいました。
次の人の順番になり私がアンマのそばを去ろうとすると、アンマが私の左手をとって引き寄せ、手にキスしてニコニコして下さいました。
物凄く人懐っこい感じ。
「あんたの事、大好きよ」と言われたような感じがして、嬉しくなりました。
アンマが取り巻きに何か言うと、取り巻きが私と友達にバナナを一本ずつくれました。
他の人はバナナを貰っていませんでした。
ダルシャンの時間はpm14:00過ぎだったのですが、会場のご飯がまずそうで食べる気がしないとお腹を強烈に空かせてブーブー言っていた友達のことがバレたのかなと思いました。
ダルシャンが終わっても、希望者はしばらく舞台上の椅子に座って、アンマの近くに居ることが許されます。
私はもうすっかり満ち足りて満足だったのですが、少しだけ椅子に座っていることにしました。
ダルシャン後、友達は凄く優しい目になっていて、穏やかな表情になっていました。
それはもう、一目でわかるくらいに。
今回、友達はアンマに興味はなかったのですが、私に付き合いでついてきたような子です。
ダルシャンの直前まで、お腹が空いたとブーブー言って、不機嫌だったのですが、すっかり文句も言わなくなりました。
「目が変わってるよ。何か感じた?」と聞いたら、「何かわからないけど、気持ちがスッと楽になったような気がした。」と言っていました。
もう少しアンマのそばに居ることもできたのですが、私も友達も大満足したので、次の人たちに順番を譲ろうということになり、早めに席を離れることにしました。
本当にアンマに会いに行って良かったです。
アンマは英語ができないので、手紙は取り巻きがヒンドゥー語に訳して、アンマに伝えるそうです。
お願い事が叶うかどうか。
それはまだわかりません。
でも本当に今回、このタイミングでアンマに会いに行って良かったと思っています。
後日談:5年後の今 願い事は叶ったのか?
初めてアンマに会いに行って、お願い事を書いた手紙を渡して5年が経ちました。
時が経つのは、早いものですね。
切羽詰まった気持ちで、何度も書き直しながら書いた手紙の下書きを最近読み返してみました。
あの時、心の底から願ったことは4つ。
自分ではどうにもならないと思って、私にしては珍しく神頼みのような気持ちでアンマに手紙を書いたのです。
5年経った今、その願い事は。。。
4つとも、全く叶っておりませぬ。
しかし、私の今の心境は「なるようになるさ。」
大変、平和で落ち着いた心境で、楽しく日々を送っている。
あの時は、「今、この願い事が叶わなかったら、私の人生は後悔が残る!」という切羽詰まった心境だった。
時が経って、今、思うことは、「これができなかったら人生終わりというような事は、何にもないな。」ということ。
結局、誰だって自分の人生は、自分で何とかするしかない。
そして、のっぴきならぬ事態にぶつかったら、頑張って努力する。それでも何ともならなかったら、時間が解決してくれます。
残念だなぁと思う事があっても、腐らずコツコツ人生を進めていけば、何年後かに振り返った時、自然と時間が懐かしい思い出に変えてくれた。
5年前の手紙を読みながら、過去の自分が愛おしいような、小っ恥ずかしいような気持ちになりました。
願い事は叶わなかったけど、アンマに会いに行った事は、とても良かったと今でも思っています。
→2018アンマの来日プログラムに参加してきた① 特別プログラムの感想