ムング豆はアーユルヴェーダで、最も消化が良いとされる豆です。
ムング豆のお粥は非常に消化しやすく、栄養価も高い滋養食とされています。
ギーも消化が良い油で、オージャスに満ちた完全食品と言われています。
ギーはバターから不純物を取り除いた純粋な油なので、日本人に多い乳糖不耐性の方にも合います。
ムング豆は煮えやすく、作り方も簡単です。
覚えておくと、体調が優れない時でもすぐ作れて便利です。
イエロームング豆のお粥 作り方
材料(二人分)
・イエロームング豆:120g
・生姜:20g
・クミンシード:小さじ1
・ターメリック:小さじ1/2
・岩塩:適量
・水:600cc
※あれば半量の300ccを鶏ガラスープにすると、旨味が出る。
・ギー:小さじ4
鶏ガラスープを使うと、さらに体が温まる旨味のあるスープになります。
なければ水でもOK。
イエロームング豆はRAJというメーカーのものが、定評があります。
阿佐ヶ谷のスパイスショップで1㎏:432円でした。
通販で買うより、インド人やネパール人が経営しているスパイスショップで購入する方が断然安いです。
富澤商店なんかでも扱っているけど、RAJのイエロームング豆はなかったかな。
富澤のイエロームング豆でも全然OKですよ。
・作り方
①イエロームング豆を洗い、10分ほど水に浸けておく。
②生姜をみじん切りにする。
③鍋にギーとクミンシードを入れ、パチパチ音がするまで焦がさないように中火で熱する。
④生姜と洗ったイエロームング豆を加え、軽く炒める。
⑤水(あれば半量を鶏ガラスープ)、ターメリック、岩塩ひとつまみを加え、蓋をして弱火で20分〜30分ほど煮る。
20分ほどで柔らかくなるが、鍋によっては30分かかる。
途中で水分が足りなくなったら、水を足す。(分量外)
⑥火を止める前に、岩塩で味を整え、出来上がり。
ターメリックは質の良いものを使ったほうがいいです。
日本に出回るスパイスの品質は様々。
スーパーでやたらと安い値段で売られている某有名メーカーのターメリックなんかは、スリランカ人に言わせると、掃除に使うレベルだそう。
私はインド人やネパール人が経営するスパイスショップで購入するか、GABANのスパイス類が気に入っています。
GABANいいですよ。香りもあるし、お値段も妥当だと思います。
イエロームング豆のお粥は消化がよく、栄養価が高いので、体調がすぐれない時、食欲がない時に食べると良いです。
生理1日目、2日目の出血量が多い時の、夜ご飯にも消化がよく、栄養価が高いものは最適です。
生理中で身体が排出モードになっている時は、できるだけ身体を排出に集中させるため、胃腸に負担がかかるものは避けたほうが良いです。
特に夜ご飯を少なめにして、ムング豆のお粥のように消化の良いものを摂ることを意識すると、生理中、その後の体調が違います。
水の半量を鶏ガラスープにすると美味しいですが、鶏ガラスープのストックがなければ、水の代わりに全量を昆布出汁にしても美味しいです。
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