ハルヴァは世界最古のお菓子と言われています。
特に中近東で広く親しまれている伝統菓子で、国によってレシピもいろいろです。
ナッツや蜂蜜、バターを使うレシピが多いのですが、私はごくシンプルに黒ごまとドライフルーツのみ。
作りやすい材料と方法で、気軽に作れるレシピです。
ハルヴァの作り方
材料(10×15㎝のバッド一枚分)
・黒ごま:80g
・ドライいちぢく:中2個
・レーズン:50g
・黒練りゴマ:小さじ1
・太白ごま油:適量(容器に塗る)
①黒ごまをフードプロセッサーにかけ、すりゴマにする。
②ドライいちぢくを包丁で刻み、レーズンと合わせて少量の水(あれば万能酵母液)で戻す。
20分ほど漬ければOK。
③フードプロセッサーの黒すりごまに、戻したいちぢく、レーズン、黒練りごまを加え、混ぜる。
ドライフルーツの戻し汁は入れないこと。
④平たい容器の表面に太白ごま油を塗り、③を移して空気を抜くように手で押しながらならす。
色の濃いごま油では代用不可。
香りが強いごま油では出来上がりの風味が変わってしまう。
⑤ヘラで表面を均一にならす。
⑥冷蔵庫に最低8時間入れて、固める。
⑦冷蔵庫から出し、包丁で3㎝角の正方形に切って、出来上がり。
取り出しやすいように、深さのない浅めのバッドが良い。
ヘラで持ち上げるようにすると簡単に取り出せる。
黒ごまの油とドライフルーツだけで固めるので、大きいサイズに切ると崩れやすい。
万能酵母液で戻したクコの実を上に乗せると、色合いも綺麗です。
アレンジ・レシピ
ハルヴァは白胡麻と白練りゴマで作っても、美味しいです。
白ゴマで作る場合は、レーズン、いちぢくを入れずに蜂蜜と溶かしバターを加えます。
刻んだアーモンドやくるみなどのナッツ類を加え、ナッツの食感が楽しめるバーのようなハルヴァになります。
この場合は、フードプロセッサーにはかけません。
ナッツが粉々になってしまうので。
黒ごまには造血作用があるので、生理中や生理後に甘いものが欲しい時、黒ごまハルヴァはオススメです。
ドライプルーンを加えると、さらに鉄分豊富で、生理時期に最適なお菓子になります。
保存は冷蔵庫で。
日持ちはしますが、時間が経つと乾燥してしまうので、少量ずつ作って早めに食べるのがおすすめです。
フードプロセッサーの選び方
フードプロセッサーを選ぶ時、注意したいのはサイズです。
フードプロセッサーは、大は小を兼ねません。
大き過ぎるサイズのフードプロセッサーを選んでしまうと、材料が全部端っこに寄ってしまい、刃だけが中心で回転して使い物になりません。
私が愛用しているのはクイジナート リトルプラス LPP-2JW。1.0Lです。
Amazonで13,571円でした。
家電量販店で実物と値段を見て、これに決めました。
家電量販店よりAmazonの方が、種類も選べて価格も2千円ほど安かったです。
1.0Lサイズで、2~3人前の料理を作るのに、ちょうどいいです。
思ったより小さいので、実物を見た時はもうワンサイズ大きいのにしようかなと思いましたが、使ってみたら1.0Lで正解。
0.5Lサイズは、おもちゃみたいに本当にミニサイズです。
1.9Lサイズになると、少量を作りたい時に使い物になりません。
1.0Lを購入して、たくさん作りたい時は2回に分けて使えば問題なしです。
台所でも場所をとらず、大変重宝しています。
バーミックスも持ってはいますが、フードプロセッサーとは似て非なるもの。
用途が違いますので、うちでは両方必要です。
日本製も考えましたが、クイジナートを選んだのはその馬力。
イワシのつみれも、簡単にできてしまいます。
刃の種類が2種類あって、私は今のところメタルブレードのみ使用しています。
メタルブレードは、すりゴマを作ったり、玉ねぎをみじん切りにしたり、つみれを作ったり、アイスクリームを作る時に使用します。
夏にはこれでよくアイスクリームを作りますが、本当に簡単で美味しくできますよ!
もう一つドゥブレードは、こねたり、練ったりするための刃で、パンやピザ生地、肉まん生地などが作れるようですが、私は手でこねるのが苦ではないのでこちらは使っていません。
他にプラスチック製のヘラが、付属しています。
コメントを投稿するにはログインしてください。