ドライいちぢくの甘みを活かした、砂糖不使用の簡単タルトのレシピです。
タルト生地の材料もシンプルで、粉はカップで測り、粉をふるう手間もなし。
バターも砂糖も卵も使わないので、泡立て器も不要で、洗い物も簡単です。
思い立った時、気軽に作れる簡単レシピです。
いちぢくのタルト 作り方
材料(直系22㎝のタルト型1枚分)
・ドライいちぢく:大サイズ10個程度(190gくらい)
・グローブパウダー:小さじ2
・水(あれば万能酵母液):いちぢくがひたひたにかぶるくらい
タルト生地
・薄力粉:1カップ
・全粒粉:1カップ
・オリーブオイル:大さじ2
・塩:小さじ1弱
・アーモンド:1/2カップ
・水(あれば万能酵母液):適量
①ドライいちぢくの先っぽの固いところをハサミで切る。
先っぽは固くて、煮ても柔らかくならないため、切って捨てる。

②先っぽをとったドライいちぢくがひたひたにかぶる程度の水(または万能酵母液)を加え、1時間ほどおいてふやかす。
これはいちぢくを刻みやすくするためなので、前日から漬けておくと更に良い。
※いちぢくの戻し汁は捨てないこと。
ドライいちぢくは、大きいサイズを選ぶと柔らかい中身の部分が多くて良いです。
小さいいちぢくでは、固い皮の部分ばかりになりお菓子作りには不向きです。
トルコ産のドライいちぢくは、安いわりに無添加で自然な甘みで柔らかくておすすめです。
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③いちぢくがふやけて切りやすくなったら、細かく刻む。

④いちぢくの戻し汁に、刻んだドライいちぢくとグローブパウダーを加えて強火で煮る。
沸騰したらすぐに弱火にし、約15分間煮る。

水っぽさがなくなり、ジャムのようになったらOK。

⑤生アーモンドを煎る。(ドライ・アーモンドを使う場合はそのまま使えば良い)
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アーモンドなどのナッツ類は、加熱すると酸化が進むため、生のナッツを買って、食べる直前に煎るのが一番良いです。
ただいちいち炒るのは面倒なので、塩分のない素焼きアーモンドがあると便利です。

⑥アーモンドを刻む。
刻み具合は大き過ぎず、小さ過ぎずで。
大き過ぎると、タルト生地が破れ易くなるので注意。

⑦タルト型にオリーブオイルを薄く塗り、小麦粉を軽く振る。
タルトが簡単に剥がれるように、この一手間。

タルト生地を作る
⑧薄力粉1カップ・全粒粉1カップ・オリーブオイル大さじ2・塩小さじ1弱をボールに入れる。

⑨手でオリーブオイルと粉を、ザッと馴染ませる。

⑩水(あれば万能酵母液)を少しずつ加え、粉っぽさがなくなるまでこねる。
この時、水は少しずつ加えること。
水を入れ過ぎると手に生地がくっつく。
手に生地がくっつかない程度の水分を、少しずつ加えて調整する。

粉っぽさがなくなるまでこねたら、刻んだドライアーモンドを加える。
アーモンドが生地から飛び出さないように、混ぜ込むこと。

べたつかず、このようにまとまればOK。

11.生地を1/3と2/3にザックリと分け、2/3の生地を薄く伸ばして、タルト型に伸ばしていく。
綿棒などは必要ない。手で直接タルト型の上で伸ばしていく。

生地が切れて、穴が空いたら、残してある1/3の生地をちぎって穴を足していけばOK。
底に穴が開きやすいので、念入りにチェックしながら穴を埋めていく。
ただし、生地が分厚くなり過ぎないように。

穴も埋まって、綺麗に薄く伸びたらOK。

12. 残しておいた1/3の生地を使って、上に乗せるクッキーを作る。

残りの生地を適当にちぎって、丸める。

13. 広げたタルト生地の中に、柔らかく煮たドライいちぢくを入れ、平たく伸ばす。

14. 丸めた残りの生地を手で薄く伸ばし、いちぢくタルトの上に乗せる。

15. 170℃のオーブンで25分間焼く。
出来上がり〜。

切り分けて、いただきま〜す。

砂糖もバターも使わない、素朴なタルトです。
ドライいちぢくはスーパーで買うと高価なので、通販サイトでいつも購入しています。
オイルコーティングされていないレーズンなんかもスーパーより通販の方が格安なので、よく購入しています。
砂糖もバターも使わず、これだけ甘みが出るのは天然のドライフルーツをたっぷり使ったレシピだから。
いちぢくは便秘解消にも良いので、女性に特におすすめの簡単レシピです。
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