21日間のアーユルヴェーダ・パンチャカルマにかかった費用を計算してみました。
南インドのアーユルヴェーダ施設に、自分で問い合わせて自分で手配した場合にかかった総費用です。
アーユルヴェーダ パンチャカルマ費用
①e-ツーリストビザ費用 :25USドル(2,887円)
②スリランカ航空往復チケット代:62,520円
③成田空港まで往復バス代:2,000円
④アーユルヴェーダ・トリートメント代
1日/50EUR x 21日間=1,050EUR
(※1EUR:77.18INRで、81,039INR)→クレジットカード払いで1INR/1.76円で、142,628円
⑤パンチャカルマ宿泊費用
1日/30EUR x 21日間=630EUR
(※1EUR:77.18INRで、48,623INR→クレジットカード払いで1INR/1.76円で、85,577円
→総合計費用:295,612円
為替レートやクレジット手数料も含めて、最終的に請求された金額が上記です。
21日間のパンチャカルマにかかった費用が、航空券代も含めて約29万円です。
|
飛行機代含めても、1日/14,000円程度で宿泊込みのパンチャカルマ・トリートメントが受けられたことになります。
14,000円って、日本ならシロ・ダラー1回も受けられないですよ。
休みさえ取れれば、パンチャカルマは南インドまで行って受ける価値がありますね。
今回、私が行ったアーユルヴェーダ施設はMitra Hermitageですが、特にMitraだけをおすすめしているわけではありません。
南インドにはたくさんのアーユルヴェーダ施設があります。
料金も様々ですので、これと思った施設に直接問い合わせして、相性の良いアーユルヴェーダ施設を探されてみて下さい。
私は、レスポンスの良さと自分の予算に合わせて今回はMitraを選びましたが、薬のクオリティの低さや、支払いの不便さ、周辺環境の退屈さなど満足できない点もありました。
今回、私は治療目的でのパンチャカルマでしたので、3週間のアーユルヴェーダ・トリートメントを受ける事が肝心でした。
そうなると予算と相談で、妥協しなければならない点も出てきます。
しかし、アーユルヴェーダ・トリートメントを体験してみたいとか、リラックス目的ならば、短期間で高額でもラグジュアリータイプの施設を試してみたいですね。
長期間パンチャカルマを受ける場合はそれなりの施設で、短期間ならちょっと贅沢な施設でと、予算と都合に合わせてアーユルヴェーダ施設を選ばれると良いと思います。
私は、もう少し予算に余裕があれば、ソマーティラムあたりを試してみたかったですね。
|
とにかく、本気で治療したい疾患がある方は、アーユルヴェーダ・パンチャカルマのプロトコールに沿って2〜3週間の治療期間が必要です。
日本からのツアーで、「ヨガとパンチャカルマの10日間」みたいな企画がありますが、あんなものはお遊びみたいなものだと思って下さい。
いわゆる、ビジネス・アーユルヴェーダですね。
10日間のツアーに30〜40万円もかけるなんて、私にとってはナンセンス。
だって、高額だったら、3週間もの滞在なんて無理じゃない?
私は一般庶民だし、言われるまま相場もわからず何かを選択するような事はしません。
大金を払う時は、それに見合うメリットがあるのかどうか、他にベストな方法はないのかリサーチします。
金銭感覚は各々ですので、自分の予算に合った施設を探されるのが良いと思います。
最近では、インド在住の邦人が経営する旅行会社がアーユルヴェーダ治療院を斡旋するケースもよくありますが、ああいうのも5〜10万円のマージン取るわりには、大したことしてくれないですよ。
はっきり言って、お金の無駄。
自分で自分にあった施設を探して、自分で手配すれば、航空券込みで20〜30万円で、3週間のアーユルヴェーダトリートメントが受けられます。
滞在先では、たくさんの外国人のお年寄りや家族連れと出会いました。
外国の方は、旅慣れている方もそうでない方も、皆、自分で手配してアーユルヴェーダ治療を受けに来ていました。
日本人ももっと気軽に、海外へバカンスや治療に行ったらいいのになと思います。
このブログでは、アーユルヴェーダ・パンチャカルマ治療が、どのような流れで行われるのか、できる限り詳細に記録しました。
私の体験が、皆様の世界を広げる一助になれば、とても嬉しく存じます。
※このブログは、ご自分でアーユルヴェーダ治療院を探して、ご自分で手配しようという方々のために、私の体験をシェアしたものです。
アーユルヴェーダ施設への問い合わせは、直接、ご自身で各施設までお願いします。
→アーユルヴェーダ21日間のパンチャカルマ体験記録 南インドケララ州
→アーユルヴェーダパンチャカルマ体験記 南インドケララ州その1
→アーユルヴェーダパンチャカルマ体験記 スリランカ バーべリンリーフ
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その2 Ayurtoday
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その3 Ideal Ayurvedic Resort
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その4 THE TRAVANCORE HERITAGE
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その5 Dr.Franklin’s Panchakarma
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その6 The Leela Kovalam
→①バーベリン・リーフ アーユルヴェーダリゾート 予約から到着まで