アーユルヴェーダ・パンチャカルマ19日目。
3週間の滞在期間、残り3日となる。
メインのデトックス治療も終わり、極楽のような気持ちの良いトリートメント・メニューが続いている。
19日目 朝
am7:00〜 スパイス・ティー
滞在も残り3日を残すところとなった。
今回の滞在について、振り返りつつ日記を書く。
今回で何度目かのパンチャカルマ体験だが、今までで一番いろいろな反応が心身に出たと感じる。
特に、ギーを飲む期間にあんなに頭痛がしたり、食欲が全くなくなったのは初めての体験だった。
またシロダラー、クシダラーを受けて、何も考え事ができないくらい思考回路がゆっくりになったのも初めてのこと。
パンチャカルマを魔法の治療のように幻想を持っている方もいるようだが(初回のパンチャカルマを受ける前の私もそうだった)、一度で劇的な変化を得られる人は稀である。
今後も、時間の許す限り定期的に、身体のメンテナンスとしてパンチャカルマを受けていきたいと思う。
19日目 朝食
am7:30〜 朝食
ヨガもないので、通常通りの時間に朝食を摂る。
ドイツ人おじいさんと、いつものように相席。
ドイツ人おじいさんは、ヨガ・クラスに不満だそうだ。
クラスの内容がハード過ぎると言う。
「マンツーマンなんだから、メニューは調整してくれると思うよ。呼吸法メインにして貰ったらどうか?」と言ってみる。
爺さんは私の話には耳を貸さず、ブツブツと「ヨガをやってから逆に疲れるようになったよ。全身が痛いし、足の筋を痛めた気がするよ。ブツブツ」と独り言のような小文句を言っている。
だんだんわかってきたが、この爺さんは愚痴を言いたいだけで、本当に文句を言いたいわけではないらしい。
本当に改善したいことは、ズバッとドクターに頼んでいることを知っている。
なので、爺さんの愚痴を「そーか、そーか。」と聞いておいた。
19日目 午前のトリートメント
am8:15〜 オイル・バス
昨日と同じメニュー。
オイルを惜しげもなく使ったオイル・マッサージが一時間以上。
こんなにたっぷりの薬用オイルを使って、二人のセラピストがマッサージしてくれるなんて、日本じゃありえない。
わざわざインドまで来た価値がある、としみじみ思う。
オイルを使ったトリートメントの日は、身体が怠いような、まったりとした心地よさが続く。
オイルが全身に行き渡り、老廃物を運び出してくれているからだろうか。
ドクターの「体内の毒素の90%は脂溶性」という言葉を思い出し、全身がデトックスされているのでは?と期待感を持ってしまう。
19日目 ランチ
pm12:30〜 ランチ
午後のトリートメント後に、急遽、友達に会いにコバラム・ビーチへ行くことになった。
日本人の友人が、たまたまコバラムへ来ているという。
で、「カフェでお茶でもしましょう。」ということになった。
早々にランチを済ませ、コバラム・ビーチに素敵なカフェがあるか調べる。
19日目 午後のトリートメント
pm14:00〜 シロ・ダラー+膝のオイル・トリートメント(Janu Vasti)
シロ・ダラーを受けながら、膝のオイル・トリートメントを受ける。
本当は、シロ・ダラーの後は、外出せずにのんびりするのが良いのだけれど、今日は外出してしまう。
まあ、カフェで友達と海でも見ながら話すだけだから、のんびりしているのと同じでしょうよ。
コバラム・ビーチのカフェへ
フロントでオート・リキシャーを呼んでもらう。
コバラム・ビーチまで、片道ドロップで150RS。
ビーチのメイン・ストリートはこんな感じ。
正直、私の欲しいようなものは何にも売ってません。
インドで使い捨てのつもりで着る服なら、ここで揃います。
素敵な物は全くなく、客引きもウザいので、一直線に待ち合わせのカフェを目指す。
「スイス・カフェ」という、2階から海が臨めるこじんまりしたカフェで待ち合わせしました。
こじんまりしたカフェですが、風通し良く、眺めが良いリラックスできるカフェです。
スイス・カフェのメニュー。
友達に合わせて、チャイ40RSを頼みました。
普通のチャイですが、パンチャカルマ中で、カフェインを全く摂っていなかったので、ものすごく強く感じました。
スイス・カフェは、シーズンオフということもあり空いていて、長居をしても文句も言われずのんびりできました。
せっかくコバラムまで来たのだから、お土産を買おうと思ったけど、欲しいものは全くなし。
ヒマラヤの歯磨き粉をたくさん買って、帰ることにしました。
19日目 ディナー
pm19:00 ディナー
カナダ人男性たちとおしゃべり。
私が明々後日の朝一で帰国というと、その前にみんなで写真を撮ろうということになる。
子連れスペイン人夫婦の旦那さんの方が、「それなら俺に任せろ。本職カメラマンだからな。」と張り切る。
明日の夕食後、みんなで写真を撮ることになった。
部屋に戻り、帰国のパッキングを始める。
何度目かのインドでお土産に何を買えばいいかはもうわかっている。
インドで買うべきは、高品質のスパイスと、アーユルヴェーダの薬用オイル、ヒマラヤの歯磨き粉のみ。
ヒマラヤの歯磨き粉は自分では使わないが、お土産には喜ばれる。
後は、最終日に受け取る薬を入れるスペースを残しておけばいい。
明日、明後日は予定を入れず、のんびりできる時間を噛み締めよう。
もうすぐ、帰国か。
おやすみなさい。
→アーユルヴェーダ 21日間のパンチャカルマを南インドのケララで受けてきた。20日目
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