自宅で中華料理を作る時は、古樹軒の調味料を使うことにしています。
いつも通販サイトで購入していたのですが、今回初めて日本橋の古樹軒へ行ってきました。
古樹軒といえば、中華の高級食材フカヒレが有名ですが、高品質の調味料や生薬が揃う綺麗なお店でした。
店内は綺麗だし、お値段も中華街で買うより安いものもたくさんありました。
スーパーでは買えない無添加の本物の調味料もたくさん扱っています。
古樹軒、いいです!
目次
古樹軒 アクセス
住所:東京都中央区日本橋箱崎町39-4
最寄駅:メトロ半蔵門線「水天宮前」駅より徒歩5分
営業時間:am10:30〜pm18:00(月〜土)
定休日:日曜・祝日・年末年始
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4954-450x338.jpg?resize=450%2C338)
古樹軒の入り口。首都高速を潜って、角地のビル1階にある。
平日の店内はガラガラで、のんびり買い物できた。
日本橋 古樹軒 店内の様子
![古樹軒 日本橋](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4955-450x338.jpg?resize=450%2C338)
階段を上がり、玄関に入ると左手に「茶藝館」があります。
茶藝館の横の階段を上がると、中華食材がずらっと並んだ店内に入ります。
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4956-450x338.jpg?resize=450%2C338)
有名中華料理店でも使われる、レアな調味料がずらり。
スーパーでは買えないものばかりだが、お値段は良心的。
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4957-450x338.jpg?resize=450%2C338)
高そうな紹興酒や中国茶が並ぶ棚。
中国茶に関しては、台湾で買ったほうが良さそう。
お値段的にも品質的にも。
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4958-450x338.jpg?resize=450%2C338)
白木耳、南杏、棗、なんでも揃う。
清潔なパッキングがされている上、中華街で買うより安いものもある。
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4959-450x338.jpg?resize=450%2C338)
照宝のせいろを発見。
鍋付き2段で4,050円。
杉せいろと思われるが、中華街の照宝とお値段変わらないかも。
ただ、杉せいろの安い方だと話は別。
照宝のせいろについては、以下の記事に詳しく書いたので、ご興味おありの方はご参照。
古樹軒の店内は明るく、清潔で、商品も選びやすく綺麗に陳列されています。
お値段も中華街より安いものもあれば、少し高めのものもありますが大差はないようです。
何よりここでしか買えない、無添加の本格的な中華調味料が揃っているのが魅力。
古樹軒で買うなら おすすめの本格調味料
オイスターエキス
古樹軒の調味料を買うなら、まずは是非、オイスターエキスを試してみて下さい。
私はオイスターソースなら、古樹軒一筋。
市販のオイスターソースは化学調味料たっぷりで甘すぎて、オイスターの風味などかけらもない。
あれでは納得できる中華料理の味が出せません。
古樹軒のオイスターエキスは、余計なものや化学調味料不使用の本物。
缶を開けた瞬間に、オイスターの香りがしっかりしますよ。
![オイスターエキス](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4968-450x338.jpg?resize=450%2C338)
缶入りオイスターエキス:455g:1,296円
瓶入りオイスターエキスは190g:648円でちょっと割高になります。
![オイスターエキス](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4969-450x338.jpg?resize=450%2C338)
古樹軒のオイスターエキスの原材料は「かき煮汁と加工でん粉」のみ。
YOUKIのオイスターソースと比較してみます。
![オイスターソース](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4980-450x338.jpg?resize=450%2C338)
YOUKIのオイスターソースの原材料名。化学調味料を使用していませんと書かれていますが…。
原材料名:カキエキス、食塩、水あめ、砂糖、醸造酢、魚醤パウダー、トレハロース、加工でん粉、キサンタン
![オイスターソース 原材料名](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4982-e1496138774419-338x450.jpg?resize=338%2C450)
古樹軒のオイスターエキスと、市販のオイスターソースの違いは歴然でございますな。
ピーシェン豆板醤
こちらも化学調味料不使用の、本物の豆板醤。
陳建一も愛用の、麻婆豆腐を作るなら欠かせない豆板醤です。
ピーシェン豆板醤:250g:702円
![豆板醤](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4970-450x338.jpg?resize=450%2C338)
原材料名:唐辛子・そら豆・食塩・小麦粉のみ
市販の豆板醤は酒精や酸化防止剤、デキストリンが入っていますが、古樹軒の豆板醤はシンプルな原材料のみですね。
市販の豆板醤と比べると色が黒っぽく、豆味噌のような風味があります。
辛過ぎない豆板醤です。
この豆板醤でなければ、本格四川料理中華料理店の麻婆豆腐の味は出ません。
![ピーシェン豆板醤](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4971-450x338.jpg?resize=450%2C338)
ピーシェン豆板醤 250g【トウバンジャン】【本格麻婆豆腐に】【四川料理】
花椒油
本格的な麻婆豆腐に欠かせない花椒油。
四川料理の麻婆豆腐の痺れる辛味の後味を醸し出してくれるのが、この花椒油です。
山椒の香りと痺れる味わいが、四川料理には欠かせない調味料です。
花椒油:120ml:648円
![花椒油](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4962-450x338.jpg?resize=450%2C338)
原材料名:菜種油・山椒のみ
こちらの花椒油を少量使うだけで、麻婆豆腐の風味がグッと本格的になります。
ちなみに古樹軒の調味料は、全て本格中華の味が好きな人向けだと思われます。
マルミヤの麻婆茄子のような味付けに慣れている方は、まずいと感じるかもしれません。
![花椒油](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4973-450x338.jpg?resize=450%2C338)
南杏と皇杏
市販の杏仁豆腐の素には、澱粉やコーンスターチが入っており、あれでは本物の薬効のある杏仁豆腐は作れません。
本物の杏仁豆腐を作るなら、皇杏から作るのが一番です。
南杏でも十分杏仁豆腐の薬効や香りがありますが、皇杏は杏仁豆腐のために開発されたものなので、やはり一番美味しいです。
![杏仁豆腐の杏仁](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4975-450x338.jpg?resize=450%2C338)
南杏と皇杏については、横浜中華街より古樹軒の方が割安でした。
横浜中華街:100g:648円(南杏)
古樹軒:150g:648円(南杏)
古樹軒で南杏か皇杏を買うと、杏仁豆腐の作り方レシピをいただけます。
私は砂糖と生クリームを使わず、シンプルな材料で杏仁豆腐を作るのが好きですが、古樹軒のレシピで作る杏仁豆腐は高級中華レストランの味で、これもかなり美味しいです。
ちなみに私のレシピでは豆乳でも牛乳でも作れますが、牛乳で作ったほうが美味しいです。
→杏仁豆腐の作り方 砂糖と牛乳を使わないレシピと温かい杏仁豆腐デザート
甜面醬
こちらは古樹軒でなくても買えると思います。YOUKIの甜面醬です。
YOUKIの商品は化学調味料不使用と謳いつつ、保存料が入っていたりするようですが、甜面醬については余計なものが入っていないようですので、うちではこちらを愛用しています。
うっすらゴマ風味で、美味しい甜面醬だと思います。
麻婆豆腐や棒棒鶏をこれで作ると美味しいです。
原材料名:味噌、砂糖、醤油、植物油脂(小麦、大豆、ゴマを含む)
![甜麵醬](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4964-450x338.jpg?resize=450%2C338)
芝麻醬(当り胡麻)
胡麻タレや、担々麺を作るときに。
日本の練り胡麻は高価なので、心置きなく使えないのでたんまり使う時はこちらを愛用。
日本製の練り胡麻には劣るけど、なんといってもコスパがいいので。
1キロ:1,728円なり
![練りゴマ](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4974-450x338.jpg?resize=450%2C338)
他に買った物いろいろ
![古樹軒](https://i0.wp.com/ayurcloth.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_4978-450x338.jpg?resize=450%2C338)
・ふかひれ拉麺(2人前):1,080円
・粉末寒天(50g):356円
・白木耳(50g):432円
・鎮江香酢(165g):194円
実際に店舗へ行ってみて、今までは時々、横浜中華街へ買い出しに行っていましたが、今後は古樹軒のみで済ませてもいいかなと思います。
中華街、清潔感ないし、意外に観光客価格で高いしと前々から思ってたのよね。
古樹軒は店内も日本人向けで綺麗だし、値段も中華街と変わらないし、ここでしか買えない調味料がいっぱいあるし、品質も安心。
お近くにお住いの方は、一度、古樹軒の店舗へ行ってみられると面白いですよ。
通販サイトは以前から活用していましたが、店舗にしかない品物もたくさんあるし、一度、店舗で実物を見ておけば、通販サイトも利用しやすいです。
古樹軒では、現役の中華料理人による料理教室もあります。
店内には、サービスで、本格的な中華の無料レシピのコピーがたくさん置いてありました。
中華好きの方には、一度は行ってみられることをお勧めしたい良いお店でした。
→植物染め手紡ぎ手織りカディコットン生地販売のアーユルクロス
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