2日目もam7:00にホットハーブティーを部屋までサーバントが持ってきてくれました。
私は朝は熱いお茶を飲まないと排便がないので、これは嬉しいサービスです。
今まで他に2つのアーユルヴェーダ施設でパンチャカルマを受けましたが、このサービスはMitra Hermitageだけでした。
小さい施設ならではのアット・ホームで行き届いたサービスです。
am7:30。今日は朝食はなし。その代わり、ギーを50CCくらい飲まされました。
初日は50CCで様子を見て、段々と量を増やしていくそうです。
ギーの横にあるのはしょうが湯の薄いような味のお湯です。
ギーを飲んだ後、しょうが湯をちびちびと全部飲みます。
ギーがかなり油っぽくて重いので、朝食抜きでも全然お腹は空きませんが、もしどうしてもお腹が空いたらフロントに電話するように言われました。
軽食を持ってきてくれるそうです。
ギーは無塩バターから不純物を取り除いたものなのですが、かなりまずく、飲んだ後は気持ち悪くなります。
これで腸壁を柔らかくして身体から老廃物を出しやすくするそうで、ギーを飲んでいる間は毎日何回排便があったか尋ねられました。
食事量を減らして、水分を多く摂りながらギーを飲むと、排便がかなりある人もいるそうです。
ギーとしょうが湯
お腹が空いたと言ったら、うす~いお米のとぎ汁のようなお粥を持ってきてくれました。
味がないです。
am8:30~am11:05までトリートメント。
今日から4日間はKIZHIというボディマッサージがメイン。
ハーブオイルにたっぷり浸したハーブボールで二人がかりのマッサージ。
まずは椅子に座ってヘッド&ショルダーマッサージの後、肩凝り解消のハーブペーストを肩に張り付けたまま施術台に寝転んでフェイシャルマッサージを受けます。
その間にハーブボールの準備がされ、キリ・マッサージで全身にハーブオイルを擦り込んでいきます。
ハーブボールは4個も使いました。盛りだくさんのメニューです。
施術の後はトリートメント・ルームの中にあるシャワールームでオイルを洗い流してくれます。
穀物パウダーのようなものでオイルを落とした後、ホットウォーターを何度もかけてくれました。
せっかくのオイルをすぐに洗い流してしまうのがもったいないようなら、部屋で自分で洗うとリクエストするのもいいと思います。
ベテラン・セラピストのDimpleさん。
夫婦でMitraで働いている。
毎回、全く手抜きがない施術をしてくれるプロ意識の高いセラピスト。
英語もかなり上手。
pm15:00頃。毎日、軽食が出る。ホット・ハーブティーとビスケット。
ビスケットは昔、食べた事があるような懐かしい味。
いかにも消化に良さそうなビスケットが出る。
ハーブ・ティーはポットで運ばれてくるので、熱々を頂けるのが嬉しい。
pm15:30から午後のトリートメント。
最初の4日間はNasyaという鼻からハーブ・スチームを吸い込んだ後、オイルを鼻の穴に垂らす施術。
最後に塩入りハーブ水でうがいをすると鼻から頭までかなりすっきりする。
右の鼻はよく通るが、左の鼻は詰まり気味。
今まで意識したことはなかったが感覚が鋭くなってきている。
フェイスマッサージとフェイススチーム付き。
オイルマッサージで全身の血流が良くなっているのか、昼寝をしたいくらい眠気がある。
昼寝はドーシャを乱すので、できるだけ寝ないで部屋でくつろぐように言われる。
pm18:30晩御飯は消化の良いお粥と豆の煮物にココナッツが混ざったもの。
ギーが効いてるのか食欲はない。
最初の1週間、ギーを飲んでいる間は食事も少なめで、胃が休んでいるからか排便が多くありました。
食事が質素なのは最初だけなのでここは我慢我慢。
身体のクレンジング期間の最後にオイル浣腸と下剤で一気に老廃物を出します。
次は中処置に入ります。クレンジング期間ではがした老廃物をオイルマッサージなどで外に排出させる処置です。
中処置を効果的に作用させるためにも、最初の1週間の我慢が肝心となります。
それにしても、ヨガもできない、外出もなしで、本当に退屈な一週間でした。
その分、日本で時間に追われていた感覚が段々なくなって、普段は考えないような事をゆっくり考えたりすることができて良かったです。
パンチャカルマをやるなら観光は諦めて、治療に専念する心構えで行った方が効果がはっきり出ます。
私は1回目のパンチャカルマの時はリゾート・エステ感覚で、観光や買い物もやりたいと思って受けたら、あまり効果は出ませんでした。
のんびり自分を見つめる時間を持つことが一番の治療になるのかもしれません。
→⑲Mitra Hermitage 2週間目のトリートメント
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