㉛インドでアーユルヴェーダパンチャカルマ体験記 トリバンドラム市内の薬専門店へ行く。

アーユルヴェーダ薬局

アーユルヴェーダ薬やオイルを買うことも今回の旅の目的だったので、専門店に行った時はアドレナリンが上がりました。

専門店は品揃えが完璧。何でも揃います。

私が行ったのはKottakalという有名なアーユルヴェーダ施設の薬屋です。

Kottakalはインドでも有名なアーユルヴェーダ施設で、シヴァナンダヨガアシュラムで会った金持ちそうなインド人女性(デリー在住だと言ってた)は、シヴァナンダヨガで5日間ほどヨガバケーションを体験してから、Kottakalで3週間のパンチャカルマを予約していると言っていました。
Kottakalは、アーユルヴェーダ治療においては定評があるので、パンチャカルマを受けるならKottakalと言ってましたね。

Kottakalの薬屋と説明しないと、ドライバーは病院の方へ連れて行きますので要注意です。

場所は下の写真の有名な寺院の正面の小道を入ったところにあります。

寺院の正面にも大きい薬屋がありますが、こちらはDrが常駐していないし、診断書も出ないので薬の持ち出しで空港で引っかかった時に不安です。

オイルや飲み薬が空港のX線で引っかかった時にはDrの診断書を見せればOKになります。


この寺院の正面の小道の左手にKottakalの薬屋がある。
有名な寺院らしいので、ドライバーに説明しやすい。

寺院正面の薬屋。ここも品揃え豊富。

アーユルヴェーダマッサージオイル
寺院正面の薬屋で買ったハーブ・オイル。

450mlで289RS。

DHANWANTHARAM THAILAMは婦人科全般に良いハーブ・オイル。

ナスヤオイル
ナスヤ用オイル。50RS。

日本の通販で買うと千円くらいする。

ナスヤを続けているお陰で花粉症が軽くなった。


Kottakal のAyurveda薬局の営業時間や電話番号。

Kottakal
Kottakal Ayurveda薬局の連絡先

Kottakalのアーユルヴェーダ薬局には優秀なドクターが常駐していて、電話予約しておけば無料で脈診付きコンサルテーションをしてくれます。

私は今まで4人のドクターの脈診を受けて、4人とも違うプラクリティを言われました。

二人はピッタ・カパ。一人はヴァータ・ピッタ。

ここのドクターの診断はピッタ・ヴァータでした。

自分としてはここのドクターの診断が一番腑に落ちましたね。

本来、プラクリティというものは生まれ持ったものなので、誰が診断しても同じ結果が出るはずなのですが、ドクターによって違う診断が出るというのは脈診の難しさを表していると思います。

ただどのドクターもヴァータが上がりすぎという診断は共通していました。

初めて脈診を受けるまでは、まずは自分のプラクリティとビクリティをドクターに診断してもらうまでは、体質改善のやり方もはっきりわからないと思っていましたが、実際に受けてみるとこんなものです。

アーユルヴェーダの本の自己診断などを参考に、自分で自分をよく見つめて判断できると今なら思います。

日本では来日するアーユルヴェーダ・ドクターの権威が特別のように思われていて、高額な診断料をとるワークショップなどあるようですが、実際に受けた者の感想としては一万円も二万円も支払うような価値のあるものではないと思います。

Kottakal薬屋のドクターはまず英文のコンサルテーション用紙の記入を求めてきますので、事前に英文で自分でコンサル用紙を用意して、治したいところのリクエストや欲しい薬やオイルの名前を調べておくとスムーズです。

ハーブの煎じ薬
高血圧に効くハーブの煎じ薬。

便秘に効く飲み薬や子宮筋腫に効く薬など豊富な種類が。

アーユルヴェーダの煎じ薬は本当によく効きます。

丸薬より液薬の方がよく効きますが、持ち帰るのが大変。

ハーブマッサージオイル
ハーブ・マッサージ・オイル、500ml:338RS。

オイルの持ち帰りには空港でドクターの診断書が必要なことも。

アシュワガンダ
アシュワガンダとシャタバリのペースト薬。

そのまま舐めるか、お湯に溶かして飲む。

2年間保存可能。500gで200RS前後。

アシュワガンダは体力増強に効果がある。

シャタバリは女性全般に良い。

トリファラー
トリファラーの粉末。41RS。

カプセルより飲みにくいが、いかにも効きそうな味。

トリファラーは3つのドーシャをバランスさせる効果があるので、誰が飲んでも良いが、妊婦にはダメ。

トリファラー水を作る事もできる粉末タイプ。

インドの目薬
目薬。26RS。

インドの目薬はハーブ薬でできていて身体に悪いものが入っていないので安心。

ただかなり沁みるのと、これは黒い涙が出るので会社では使えないな。

今回のインド旅行の目的の一つはマッサージ・オイルと薬の購入だったので、マッサージオイルは500mlボトルを20本以上購入しました。

インドのボトルのパッケージはゆるいので、プチプチなどでしっかり包んでパッキングした方が良いです。

私は前回、ジップロックに入れて大丈夫と思ったのですが、帰国するとオイルが漏れていました。

また航空会社によっては、空港でオイル持ち帰りは引っかかるので、ドクターの診断書は手荷物の出しやすいところに入れておいた方が良いです。

帰国してからも入浴前のオイル・マッサージは続けていますが、湯上りの身体が冷めないし、続けるうちに体温自体も上がりました。

デトックス効果を感じるのは、ヘッド・マッサージも含め、全身のオイル・マッサージをした後、お風呂などで発汗しオイルを身体にしっかり浸透させた日の翌日は、尿がオイル色になっているので、毒素排出になっているように思います。

特にお勧めはへナの前のオイル・ヘッド・マッサージです。

これをやった後は目の疲れがとれて、目がぱっちりして顔の血色が良くなります。

→㉜困った日本人客。シヴァナンダガール