鶏肉は体を温める作用がある、良質なタンパク源です。
鶏もも肉は鉄分が豊富に含まれ、疲労回復、貧血予防にも役立つ優秀な食材です。
産後の肥立ちに鶏肉を食べることは、非常に効果的です。
鶏団子にすれば、鶏肉そのままを食べるより消化も良くなりますので尚良し。
鶏団子はまとめて作って、冷凍保存がききます。
一人暮らしにとても便利で、鶏団子鍋にしたり、照り焼きにしたり、鶏ガラスープに2〜3個浮かべてボリュームを出したり多様な用途があります。
鶏団子の作り方
材料(20個分)
・鶏もも肉:400g
・塩:小さじ1/2
・酒:大さじ1
・卵:1個
・薄口醤油:小さじ1
・ねぎの白いところ:20㎝
・生姜:30g
①ねぎと生姜をみじん切りにする。
まな板の上で何度も刻んで、できるだけ細かくみじん切りにすること。
②ボールに鶏もも肉と塩を入れ、粘りが出るまで揉み混ぜる。
生姜やねぎは加えないこと。加えてしまうと粘りが出なくなる。
この時、粘りが出るまでしっかり混ぜることがポイント。
粘りが出るまで混ぜることで、つながりがよくなる。
粘りがしっかり出れば、片栗粉を入れなくてもまとまるふんわりした鶏団子ができる。
ぐるぐるとかき混ぜたり、鶏肉をボールに叩きつけたりしてしっかり粘りが出るまで混ぜる。
③ねぎ、生姜、卵、薄口醤油を加えて更に混ぜる。
④よく混ざったら、固さを見ながら酒を加える。
酒は鶏肉の臭みを消す効果がある。
もし粘りが足りない場合は、片栗粉を加えて調整しても良い。
⑤鶏団子の茹で汁を、鶏団子鍋のだし汁として使いたいので、1.5Lのお湯に昆布15㎝角を入れる。
1Lのお湯の方がよく味の出ただし汁が取れるが、鍋によってはお湯が少なすぎると鶏団子が鍋底にひっついてしまうので、1.5Lだと確実。
鶏団子を茹で終わった後味を見て、出し汁としては薄い場合は、茅野やだしを半袋加える。
⑥スプーンに油をつけておき、親指と人差し指の間から絞り出すようにして団子を作る。
直径3㎝くらい。スプーンの上で軽く形を整える。
⑦沸騰したお湯の中に、どんどん落としていく。
茹で時間に差が出ないように、手早くどんどん団子を作ること。
⑧鶏団子が全部入ったら、蓋をして8分間ほど茹でる。
⑨茹で上がったら、バットに取り出して冷ます。
冷凍する分は、粗熱が取れたらすぐに冷凍する。
鶏団子の作り方 ポイント
・良質の鶏もも肉を使うこと
私は馴染みの焼き鳥屋さんから、鶏もも肉を分けてもらっています。
良い鶏屋さんの鶏肉は、スーパーの鶏肉とは全く新鮮さも品質も違います。
良質の鶏肉を使うことで、臭みがなく、旨みたっぷりの柔らかい鶏団子ができます。
・粘りが出るまで鶏挽肉を混ぜること
これが一番のポイントです。
粘りが出るまで混ぜれば、片栗粉を入れなくてもまとまる鶏団子ができます。
鶏団子鍋の作り方
鶏団子を作った後の茹で汁は、昆布を入れれば鶏団子鍋のスープとして使えます。
出汁が薄い場合は、茅野やだしを加えると旨みのある出汁になります。
材料(1人前)
・鶏団子:3〜5個
・大根
・豆腐
・あげ
・春菊などの青菜
・醤油
①材料を全てチゲ鍋用の鍋に入れる。
②8分目まで鶏団子の茹で汁を加え、中火にかける。
大根に火が通ったら、出来上がり。
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このチゲ鍋、本当に便利です。
一人暮らしの時から愛用していますが、出し汁と野菜を入れて火にかけるだけで、簡単に鍋が作れるので便利です。
専用トレーと鍋を掴む「やっとこ」をセットで購入するのがオススメ。
この「やっとこ」、ものすごく安っぽい作りなのですが、あると無しでは大違い。
熱い鍋を掴んで、トレーに乗せるのに、やっとこ必須です。
鶏団子と厚揚げと青菜の出汁含め煮
材料
・鶏団子:3個
・厚揚げ:1個
・小松菜や春菊のような青菜
・みりん
・醤油
・出し汁
①出し汁にみりんと醤油を加え、一煮立ちさせる。
②厚揚げ、鶏団子、青菜を加え、厚揚げに火が通ったら出来上がり。
良質の鳥もも肉で手作りした鶏団子は美味しくて、すぐ食べ切ってしまいます。
ある程度年齢がいった女性は、良質のタンパク質を摂ることで、お肌にハリが出ます。
鶏団子なら、鶏肉をそのまま食べるより消化にも良いので、尚良し。
たくさん作って冷凍して、多目的に使える便利な鶏団子でした。
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