アンマの来日プログラムに参加してきた② マントラ授与の手順・ダルシャンの感想

アンマ 来日

セレモニーの後は、pm20:30〜アンマのダルシャンが始まります。

ここからは、ノンストップでひたすらアンマによる抱擁が、深夜過ぎても続きます。

ダルシャンの様子

今回の会場は、翌日、別の団体により使用予定のため、会場の明け渡し時間の都合上、一人一人へのダルシャンの時間をたっぷりとは取れないかもしれない。

そのことをアンマは心苦しく感じています。が、できるだけ多くの人々にダルシャンを施したいので理解して下さいとのお言葉でした。

確かに、昨年の初日より、かなり早いペースでダルシャンが続けられていました。

それでも一人一人へ向き合うアンマの気持ちは、いつも通り本当の心がこもったものであることは、アンマの表情からわかります。



前回は、悲しい気持ちの人を抱擁すると、アンマも悲しい表情になり、嬉しい気持ちの人の時は、アンマも嬉しい表情でした。

私は、偶然、アンマの正面あたりの席に座ったので、今回もアンマの表情がよく見えました。

今回は、どの人に対しても一様に、苦しいような、嚙み締めるような表情をしていらしたのが気になりました。

苦しいのではなくて、一人一人の気持ちに、短時間で物凄く集中して向き合って下さっている表情なのかなと思いました。

相手の意識にまっすぐ向き合って、気持ちを汲み取る。

他人のことを、自分のことのように共感する真摯さを感じました。

アンマのダルシャンの時の表情を見ていると、ありがたい気持ちが湧き上がってきました。

なんだか、泣きたいような気分でした。

人の優しい気持ち、自分のことのように大切に思ってくれる気持ち。

そういう気持ちに触れて、泣きたい気分が出てきたんだと思います。

私は、長い待ち時間が全く苦にならず、ずっとアンマのダルシャンの様子を飽きずに見ていました。

本当は、待ち時間の暇つぶしにと、本を持参していたのですが、全く本は読まず、ずっとダルシャンの時のアンマの表情を見飽きることはありませんでした。

そのうち、自分はアンマに悲しい気持ちを感じさせず、お会いできて嬉しいです!という明るい気持ちを共有して頂きたいなと思えてきました。



ただ一つ、抵抗感を感じたのは、アンマがローマ法王のような銀色の帽子のようなものをかぶっていて、妙にアンマを奉る雰囲気を醸し出す演出がされていて、違和感を覚えました。

それでもアンマの表情からは、自己顕示欲のようなものは全く感じず、一人一人に対する大いなる母性のようなものしか感じませんでした。

アンマが素晴らしいのは実際に接してみればわかるのだから、奉るような演出はいらないのになと思いました。

今回のダルシャンはハイペースで進み、私の番号はK-2でしたが、pm22:00くらいに自分のダルシャンの番がきました。

自分の番号が掲示板に出ると、靴を脱ぎ、荷物を置いて、ダルシャンに並ぶ椅子の列に座ります。

ペアでダルシャンを受けたい人は、一人の人が2枚分の整理券を持って、常に二人で連番で椅子に座ります。

この時、ボランティアの方の指示で椅子に座ります。

私は椅子を移る度、ボランティアの方に「お一人でダルシャンを受けられますか?」と聞かれ、「いいえ、ペアで受けます。」と、5回も同じ返事を繰り返し、自分がオウムになったような気がしました。

私と友達のダルシャンの順番が近づき、舞台の上の椅子に座り、アンマに近づいていきます。

今回のダルシャンはかなりのハイペース。

どんどん自分の番が近づいてきます。

アンマ マントラ

マントラを受け取る手順

①マントラ希望者は、ダルシャンの直前、舞台上のスタッフに「マントラ・プリーズ」とマントラを希望している旨を事前に伝えておきます。

②自分のダルシャンの順番が来たら、アンマに「マントラ・プリーズ」と伝えます。

③アンマが「よし。マントラを授けよう。」と思われたら、スタッフからマントラ用のカードが貰えます。

④マントラカードを貰ったら、ダルシャンの後、マントラ・スタッフから説明を受けるため、マントラ希望者はスタッフの先導に従い、更に説明を受ける列に並びます。

⑤5人一組で、マントラスタッフから、マントラの説明を受けます。
※この時、やっぱりマントラを貰わなくていいやと思ったら、その場で止めることもできます。



アンマ ダルシャンの感想

いよいよ、私と友達のダルシャンの順番になりました。

友達が先にダルシャンを受けました。

私は友達のダルシャンする時のアンマの表情に注目していました。

アンマは他の人たちと同様、苦しいような表情でした。

私はどんな表情でダルシャンされるのか?

非常に気になるところです。

願わくば、嬉しそうな表情であって欲しい。

ダルシャンの後、アンマに「マントラ・プリーズ」と伝えると、すぐにマントラカードを渡されました。

ダルシャンの時は、前回同様、私は特に何も感じませんでした。

今回は、ただ、やはりアンマの事が好きだなと思っただけです。

マントラ待ちの椅子に並びながら、友達の顔を見ると、友達はとても優しい目になっていました。

「顔が変わってるよ。何か感じた?」と聞いたら、「何かわからないけど、もやもやが晴れて、気分がスッキリしたような気がする。」との事。

「私の顔は変わってると思う?」と聞くと、「いや、、、。いつもと変わらないね。」

「私のダルシャン最中のアンマの表情見てくれた?」と聞くと、「見るの忘れた。」

ガーン。がっかり。

自分がどんな表情でダルシャンされてるか知りたかったのに。

まぁ、しょうがないね。

マントラ待ちの椅子に座りながら、お隣の方とお話ししました。

彼女は昨年はじめてダルシャンを受けて、その時、デヴィ夫人を見かけたそうです。

それは一見の価値があったね、と当たり障りのない会話をしつつ、マントラ説明の順番を待ちました。

→アンマの来日プログラムに参加してきた③ マントラをいただく

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→アンマ来日プログラム参加 まとめ