アンマ来日プログラムに参加してきた③ アンマからマントラを授かる

アンマ マントラ

アンマからマントラを頂ける日時について

今年のアンマ来日の日程や場所が公式に発表された時、まずマントラを頂ける日時はいつなのかを事務局にメールで問い合わせました。

マントラは、アンマ来日中のいつでも頂けるわけではないからです。

すぐにマントラ担当ボランティアスタッフの方から、丁寧な返信を頂きました。

まず、マントラを頂くということは、本来なら非常に貴重な体験で、様々な条件をクリアーしなければ頂けないことであるとのこと。

以前は、アンマのお弟子さんのみしか、マントラを頂けなかったそうです。

現在では、アンマは難しい条件なく、アンマからマントラをと願う人々の気持ちに応えて下さるということ。

マントラを頂けるのは、最終日の午後の特別プログラムの後の抱擁の時間帯のみだそうです。



つまり、初日や2日目、最終日の午前では、マントラの授与はありません。

パーソナル・マントラはとても貴重なもので、特にアンマのような霊性の高い方から授かるなら、本人もそれなりの心構えを持って臨む必要があります。

巷では、何十万単位のお金を払ってマントラを購入する人もいるとか。

本人がそれでいいならいいのかもしれないけど、売りつける方も売りつける方だなと思えるわ。

そんな強欲な人から貰うマントラなんて、気持ち悪いよ、私なら。

アンマのパーソナル・マントラは無償です。

自分を慕う者に惜しみないサポートを与えて下さるアンマの思いを肝に銘じて、マントラをお願いしたいと思いました。

アンマ マントラ

マントラスタッフから説明を受ける

マントラカードを貰ったら、まず、マントラスタッフからマントラについての説明を受けます。

※その前に、マントラ希望者向けのピンク色の説明書きの紙があるので、事前に目を通しておいた方がいいです。入場後、スタッフに聞けば見せて貰えます。

5人一組で、一人のマントラ・スタッフから説明を受けます。

この時点で説明を聞いて、やはりマントラは貰わなくていいと思ったら、止めることもできます。

マントラとは?

マントラとは、常に心に留めておくことで護りとなり、良い結果へと繋げてくれるものだそうです。

マントラは作り出されたものではなく、宇宙に常に存在しているもの。

マントラには、マインドを浄め、落ち着かせる力がある。

マインドが静かになると、自分自身や宇宙と繋がりやすくなる。

マントラの目的は、自分の中に潜在している意識に気づいていくこと。

マントラの究極の目的は、本人のマインドを浄め、集中させることにある。

アンマから頂いたパーソナル・マントラを使って瞑想をすると、とても良い効果がある。

アンマがマントラに吹き込んだ純粋で無条件のエネルギーは、マントラを唱える人が内なる神と繋がる助けになる。

アンマからのサンスクリット語のマントラは、最も純粋な音として宇宙にある思考の意識の顕れという種を内在する。



マントラを授かるには?

マントラは、無料だから一応貰っておこうというような、失礼な心構えで授かるものではありません。

アンマという生きている霊性の師からパーソナル・マントラを授かるなら、真摯に毎日マントラを唱えることが受け取る側の責任となります。

具体的には、毎日108回以上、頂いたマントラを唱えることを継続できる人が、マントラを授かることができるとのこと。

マントラ108回って、どのくらいの時間かというと、私の場合、9分間でした。

回数を数えながら唱えると気が散るので、一度、ストップウォッチで計っておくと便利です。

数珠を使って数える人もいるようですが、あれ、気が散りますよね?

毎日10分間、ストップウォッチで計って唱える方法が、一番マントラに集中できて良かったです。

1日/108回以上と言っても、一度に108回でなくても良いそうです。

できる時に唱えて、トータル108回でOK。

そして声に出しても、心の中で唱えてもOK。

たくさん唱えれば唱えるほど、マントラの力は増すそうです。

私は1日/108回程度を毎日、継続するだけでも十分良いと思っています。

私たちは5人一組でマントラスタッフからの説明を受けたのですが、この時点で2名が抜けました。

ワイルドな風貌の若いお兄ちゃんが「俺、毎日続ける自信ないんで、今回はいいっすわ。」と去って行きました。

私は、そんな彼に好感を持ちましたね。

とりあえずここまで来たから貰っておこうという卑しい了見がなく、正直者の印象を受けました。

もう一人の男性は「自分は既にインドでヨガのグルからマントラを授かっているので、他のグルからマントラを貰うことが不義理な気がするのでやめます。」とのこと。

この方にも好感を持ちました。

律儀で真面目な方ですね。

他にも守らなければならないことがあります

・パーソナル・マントラは決して他の人に教えてはならない。

夫婦や家族であっても、お互いのマントラを明かしてはならないとのこと。

マントラを授かることは、授かる側にもある程度の決意が必要だなと思いました。

マントラの効果

・マントラを繰り返し唱えることは、自分の歩むべき道をまっすぐ進む助けとなる。

・自分の道を歩むことに、迷いや恐れがなくなる。

・日常生活において、集中力、注意力、エネルギーが高まる。

・他者と調和的な関係性を築くことができるようになる。

・真我との精神的な絆を深める。(←これについては、よく意味がわかりませんでした。)

・霊的成長を加速させる。

瞑想と似たような効果があるようです。



自分のマントラのテーマを決める

マントラを授かる心構えができたら、自分の希望する、マントラテーマを決めます。

日本語の短い言葉を一つ、自分で決めます。

自分の心に最も響く言葉を、自分で決めます。

事前に決めて来ると、その場で焦らなくてすみますね。

例えば、愛・希望・思いやり・優しさ・達成・慈悲などなど、何でも良いです。

言葉の他に、好きな神様の名前でもいいようです。

マントラスタッフが、小さな紙をくれるので、それに自分の選んだ言葉を書きます。

英語の得意なスタッフに、英訳してもらいます。

言葉の英訳は、ニュアンスを伝えるのにセンスの違いが出ます。

拘る方は、事前に自分で最適なニュアンスの英語に訳しておくと良いです。

マントラテーマの紙を持って、アンマからマントラを授かる列に並びます。

アンマからマントラを授かる

ダルシャンと並行して、マントラの列も進みます。

アンマは、同時に色々なことをしているようです。

ダルシャン、マントラの授与、その間にも、世界中からかかってくる電話に出て指示をする。

私と友達は、それほど待つこともなく、マントラの順番が来ました。

①取り巻きのスタッフにマントラテーマの紙を渡すと、インド人スタッフが英語をインドの言葉に訳してアンマに伝えます。

②すぐにアンマが、私の耳元で「〜〜〜〜。」とマントラを唱えます。

③該当のマントラと、そのカタカナ読みが印刷された小さい紙を、取り巻きスタッフから渡されます。

④紙を大切に持って、スタッフの誘導で舞台から降ります。

その間、まさに、アッと言う間。

これ以降は、自分のマントラを人に見せることも、教えることもダメ。

マントラの紙を人に見られないように、大切に持ったまま、次はスワミジのところへ行きます。

スワミジはアンマのお弟子さんで、マントラの説明をして下さるとのこと。

スタッフの誘導で、スワミジの部屋の前に並びました。

→アンマ来日プログラムに参加してきた④ スワミジからマントラの説明を受ける

→アーユルヴェーダ染めカディコットンの部屋着と布マスク

→アンマ来日プログラム参加まとめ