アーユルヴェーダ・パンチャカルマ13日目。
ヨガ・クラス3日目。
Vasti 2日目。
13日目 ヨガ・クラス③
am7:00〜am8:00 ヨガ・クラス3日目
屋上のヨガ・フロアーへ上がる。
今日も、マンツーマンだ。
ヨガの先生。
デンゼル・ワシントンを大味にしたようなこの先生、とても熱心に教えてくれる。
毎回「何か学びたいことがある?」と、聞いてくれる。
「今日は呼吸法と、低血圧に良いヨガを学びたいです。」と言うと、たくさんのポーズと呼吸法を教えてくれた。
ただ、この先生、ヨガの先生なのに、異常に体が硬い。
一緒にポーズと取りながら教えてくれるのだけれど「そこで、伸びて〜。」と言いつつ、本人が全く伸びてない。
「息を吐きながら〜、前屈〜。」と言いつつ、あんた、指先が床に付いてないじゃないか。
本人もある程度、自分が硬い自覚があるらしい。
ヨガの基本の蓮華座をとる時「僕はこれができるようになるまで半年かかった。普通は1ヶ月でできる。」と言ってた。
蓮華座、めっちゃギリギリで苦しそうにやってたし。
この先生、ヨガの知識は豊富だし、打てば響くように、やりたいヨガポーズのメニューを繰り出してくれるし、私は好きですね。
先生って仕事はなんでもそうだと思うけど、本人が上手なのと、教えるのが上手なのとは違う。
このヨガの先生は、本人は下手(ごめんなさい)だけど、教えるのは上手だった。熱心だし。
「そこで伸びて〜。」と言われる度に、「お前がな。」と心の中でツッコミを入れつつ、有意義な時間を楽しんだ。
南インドの、湿気がある暖かい気温の中で行う早朝ヨガ。
最高に、気分がいい。
13日目 朝食
am8:00〜 朝食
スイカ・ジュース。米粉のクレープのようなもの。フルーツ盛り合わせ。何か繊維質のクリームのようなもの。
この繊維質のオレンジ色の食べ物、インドでしょっちゅう出てくる。
おそらく、消化を助けるような食べ物だと思われる。
主食と一緒に出てくることが多い。
アーユルヴェーダでは、食べ物の栄養素より、食べ物の質が重視される。
栄養学的には、たんぱく質とビタミンとカルシウムと〜のように、いろいろな栄養ををバランスよく食べる事が重視される。
アーユルヴェーダでは、その食べ物は体を温めるのか、冷やすのか、消化に良いのか、悪いのか、そんな観点からメニューが組まれる。
私は末端冷え性なので、体を温める食べ物を意識して選んできたつもりだったが、消化が良いかどうかという点についてはあまり意識した事がなかった。
目から鱗である。
13日目 午前のトリートメント
am9:30〜 オイル・マッサージ+パウダー・マッサージ
今日は、パウダーマッサージの前に、まず椅子に座ったままオイル・マッサージを受けた。
全身をオイルでマッサージした後、施術台の上に横たわり、パウダー・マッサージを受ける。
オイルとパウダーが皮膚の上で混ざり、ゴマージュ・マッサージのよう。
トリートメント後は、シャワー・ルームで洗い流す。
パウダーマッサージだけの時より、お肌がさらにスベスベに〜❤️
同じようなトリートメントでも、少しずつ変わったメニューが組まれていて、毎回楽しめる。
13日目 ランチ
pm12:30〜 ランチ
今日も、ランチの直後にsmall Vasti があると言われているので、そのつもりでレストランへ。
今日は主食なし。おかず4品のランチ。
ビーツとココナッツ。ダル・スープ。いんげんのサブジ。生野菜のサラダ。
ビーツ中に、硬くてゴリゴリしたものが混ざっていたので残したら、シェフが「それはココナッツを炒めたものだよ。体にいいから食べてみて。」と言われ、全部食べた。
Vastiの期間は、炭水化物は少なく、繊維質は多いメニューが組まれている気がする。
Vasti があるので、食べ終わってすぐにレストランから出る。
今日も、セラピストがレストラン下で待ち構えていた。
この2人のセラピスト、顔も背格好もそっくり!
「姉妹なの?」と聞くと、2人、顔を見合わせて大笑い。
「顔でしょ?同じでしょ?」とまた笑う。
「姉妹じゃないよ。でも私たちそっくりなの。よく言われる〜。」とケラケラ。
ここのセラピストたち、明るくて、真面目で、幸せそうに働いてる。
私もハッピーな気分になる。
トリートメント・ルームには、昨日と同様、アシスタント・ドクターが待ち構えていた。
血圧を測ってから、トリートメント台の上仰向けになる。
お腹にオイルを薄く塗り、軽く右回りにマッサージ。
ホット・タオルで、叩くようにお腹〜腰周りにかけてマッサージする。
横向けになり、オイル浣腸。
今日もsmall Vastiなので、浣腸するメディカル・オイルの量も少ないし、強力ではない軽めのオイルを使う。
楽勝である。
そのまま施術台に仰向けに横になったまま、安静にするように言われる。
部屋に戻っても、安静にするように、15分間くらいはそのままオイルをキープするようにと言われる。
部屋に戻ると、クリーニング・レディーたちが廊下の前に居たので、掃除をお願いする。
ベッドが二つあるので、一つのベッドに仰向けになり、そのままオイルをキープ。
15分は余裕でキープできる。
長くキープした方が効果があるような気がして、30分くらいキープしてみた。
後で、ドクターに聞いたら「キープする時間は、そんなに関係ないよ。」
でも短すぎるよりは長い方がいいかもね、とのこと。
13日目 午後のトリートメント
pm16:00〜 ミルク・ダラー
今日も午後は、ミルク・ダラー。
Mitra Hermitageでは、午前も午後もビッグ・トリートメントが受けられて、とても贅沢だと思う。
アーユルヴェーダ施設によっては、ビッグ・トリートメントは午前中のみのところがある。
午前にパウダー・マッサージ、午後にミルク・ダラーは、とっても贅沢。
しかも合間にフェイス・マッサージやヘッド・マッサージが入ることもあり、至れり尽くせり。
この値段設定で、このトリートメントのクオリティーは大満足である。
pm17:30 アシスタント・ドクターの巡回
Vastiの後、排便はあるかなど聞かれる。
「明日はBig Vasti をするよ。」とのこと。
Big Vasti では、オイルの量も多く、強力なタイプのオイルを浣腸するらしい。
そしてBig Vastiの日は、朝食も、ランチも特別なメニューが組まれるとのこと。
この時点で、既にオイル浣腸慣れしていた私は、Big Vastiをなめてました。
「OK〜。わかりました。」と軽く答えた。
13日目 ディナー
pm18:30〜 ディナー
カナダ人男性(ゲイ疑惑)と、ドイツ人お爺さんの3人で食べる。
熱々のできたて野菜スープ。
今回、初のヌードルが出た。
私のヌードルは、ケチャップのような味付けで、フレッシュ・トマト・スライスの上にのっていた。
お向かいの席の、お爺さんのお皿が見えるだろうか?
同じヌードルでも、全く違う味付けがなされている。
お爺さんのヌードルは、トマト味ではなく、塩、胡椒で味付け。野菜も違うものがたくさん入ってた。
お爺さんは麺好きらしく「ヌードルだよ、初めてヌードルが出たね。」と嬉しそう。
カナダ人男性が、素敵な腕時計をしているので、褒めてみた。
私「その時計、いいね。カルティエ?」
カナダ人男性「イミテーションだよ。ドバイで20ドルで買ったんだ。Made in China。でも気に入ってる」
私「へ〜、いいじゃん。20ドルには見えないね。」
お爺さん「僕はインドでは腕時計はしないことにしてるよ。安物でも高価なものだと勘違いされて、襲われるかもしれないだろう。」
私「まあね。私はインドでも日本でも腕時計はしない。スマホが時計代わりよ。」
それからドバイの話になり、お爺さんとカナダ人男性で、ドバイ話で盛り上がる。
食後、部屋に戻り、読書でもしようかと思ったけど、頭に入ってこないので早めに就寝。
明日は、Big Vasti です。
おやすみなさい。
→アーユルヴェーダ 21日間のパンチャカルマを南インドのケララで受けてきた。14日目
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