アーユルヴェーダ・パンチャカルマ8日目。
昨日でギーは終わり。
結局、私は4日間のギー期間だった。
今日は、パンチャカルマの中処置であるVIRECHANAに入る。
8日目 朝
am7:00 スパイス・ティー
便秘気味だったのが、治ってきた。
晴天で、朝の空気が気持ち良い。
テーブルに座って、日記を書きながらのんびりする。
ギーは終わったけど、今日はハーブの下剤を飲んで、ギーで緩めた老廃物を排出させていくらしい。
楽しくなさそうな施術である。
が、このVIRECHANAこそパンチャカルマの本髄。
身体から老廃物が出ると思うと、やる気が出る。
ドクターによると、人間の体内の毒素の90%が脂溶性で、油性のギーを使うことで、毒素排出できるそうだ。
8日目 朝食はなし。ハーブ下剤を飲む
am7:15 レストランへ行き、ウェイターに温かいお湯で溶いたハーブ下剤を作ってもらう。
茶色いハーブパウダーを、お湯で溶いた下剤。
この下剤を飲んだ後、ポットとグラスを渡された。
部屋に戻ってから、このお湯をチビチビ飲めと言われる。
少なくともグラス2杯分は、飲まないといけないらしい。
そして、お腹をゆっくりやさしく、マッサージしろとのこと。
VIRECHANAの注意事項。
眠くなっても、昼寝は禁物。
眠くなったら、散歩しろとのこと。
下剤の効果でトイレへ行きたくなるが、排便の度にグラス2杯分のお湯を飲めとのこと。
下剤を飲んでから、am10:00までの間に、5回くらいトイレへ行った。
思ったほど、辛くはない。
頭はスッキリしているし、気持ち悪さもない。
am10:00 部屋に温かいライス・ウォーターが運ばれる
こんなポットに、ラップをかけて運ばれてきた。
ラップ効果で、熱々である。
私はお粥が来ると思っていたのですが、固形物ゼロのライス・ウォーターでした。
私はこれで十分でしたが、男性などはかなり空腹を感じるかもしれません。
VIRECHANAでは、排出させることに重きをおくため、消化に時間がかかる固形物は摂らない方がいいとのこと。
ライス・ウォーターを飲んだ後も、引き続きトイレへ何度も行く。
今日は午前のトリートメントはなし
がっかりだったのだけれど、なるほど、これではトリートメントは無理だなとわかった。
ほぼ、トイレに住んでいる状態。
確実にデトックスされているか?
腹痛などは全くない。
pm12:30 アシスタント・ドクターの巡回
「お腹が空いているか?」と聞かれる。
「はい。」と答えると、13:00にレストランで食事をしても良いと言われる。
お腹が空いてないと言えば、メニューを変えるのだろう。
患者に合わせて、毎回、細かくメニューが調整されている。
8日目 ランチ
pm13:00 ランチ
ランチは軽め。おかずなし。
お粥とココナッツと緑豆のみ。
フィンランド人の男性と話す。
独身で旅行好き。
フィンランドに日本人の友達がいて、抹茶をお土産に貰ったことがあり、抹茶大好きだそうだ。
日本人の私に対するリップ・サービスだと思うけど、嬉しい。
私もフィンランドの事を褒めようとしたけど、あまりフィンランドの事を知らず、「白夜とかあるんだよね、いいね。」とか、「サウナあるんだよね、いいよね。」くらいしか言えず、アホのような会話となった。
白夜って、フィンランドだったよな…?
8日目 午後のトリートメント
pm16:00〜pm16:30 ボディ・オイルマッサージ
今日は1人のセラピストによる、短時間のオイルマッサージだった。
VIRECHANA中なので、マッサージも控えめ。
身体の前面と後面を、それぞれマッサージ。
ヘッド・マッサージとフェイシャルも、今日はなし。
8日目 ディナー
pm18:00〜 ディナー
今日のディナーのメニューは、軽め。
鉄分たっぷり、ビーツのスープ。
ビーツのスープは、女性に特にオススメです。
あっさり質素なごはん。白米・緑豆・ターメリックのスープ。
今日から来た、カナダ人男性と話す。
3週間の滞在だそうだ。
初対面、お決まりの会話、「どこから来たの?カナダ?へ〜、カナダのどこに住んでるの?」を一通りやる。
男性「あんたたち日本人も大好きな場所だよ。赤毛のアンだよ。」とオーバー・リアクションで言われたので、「わぁ、赤毛のアン?すごい有名だよね。私も大好き。」と嘘をつく。
そして焦る。赤毛のアン…。どこだっけ?
まぁ、とりあえずこのカナダ人男性も、フレンドリーな良さそうな人だ。
しかし今回、男性の一人旅率高いな。
アーユルヴェーダ施設の顧客は、家族連れか、夫婦、もしくは女性の一人旅が多いんだけどね。
日本人の男性も、こんな風に気軽にアーユルヴェーダ施設でリフレッシュしたらいいのになぁ。
仕事が忙し過ぎて無理か…。
日本の男性は、頑張り屋です。立派です。
でも、たまにこんな風に自分をケアする時間を持ってもいいのになぁと思えてしまう。
食後、部屋に戻り、急いで赤毛のアンの舞台はどこか調べる。
赤毛のアンの舞台は、カナダのプリンスエドワード島でした。
基本的にラブリーな世界と無縁なセンスを持つもので、赤毛のアンとか小学生以来だよ。
これで明日、カナダ人男性に、プリンスエドワード島の話題を振られてもOKよ。
明日からは、シロダラーとなど極楽なトリートメント・メニューが組まれているそうだ。
楽しみ❤️
おやすみなさい。
→アーユルヴェーダ 21日間のパンチャカルマを南インドのケララで受けてきた。9日目
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