オリーブオイルの選び方。イタリアの農家直送コールドプレス方式の本物オリーブオイル

ブオーノイタリア

ブオーノイタリアは阿佐ヶ谷にある、オリーブオイルと蜂蜜の専門店です。

ブオーノイタリアのオリーブオイルはイタリアはウンブリア州の農家さんから直送される、コールドプレス方式で絞られた濾過されていないフレッシュな本物です。

良いオリーブオイルはオリーブの果実を搾った、いわばオリーブのジュースです。

一般的なオイルは太るとか身体に悪いイメージが日本ではありますが、本物のオリーブオイルは身体に良いもの。

年齢が行けば行くほど、積極的に摂取したいのが良質のオリーブオイルです。

残念なことに、日本で流通するオリーブオイルの品質は様々で偽造品も多く、値段が高いから品質が良いとは限りません。

本物のオリーブオイルは、見つけにくいのが現状です。

オーガニックを謳っているメーカーも、調べれば調べるほど怪しい。

ブオーノイタリアのオリーブオイルは、イタリア在住の朝田今日子さんが知り合いの農家さんから仕入れて直輸入、直販されている信頼できる本物です。

日本で流通しているオリーブオイルの種類

①ヴァージンオリーブオイル

エキストラヴァージンオリーブオイルやヴァージンオリーブオイル。

ヴァージンオリーブオイルの定義は、オリーブ果実を搾って濾過しただけのオリーブオイルです。

一番高品質なオリーブオイルと言われています。

ヴァージンオリーブオイルを名乗るには、酸度0.3以内でなければならないという世界基準がありますが、なんと日本では酸度2.0以内ならヴァージンオリーブオイルを名乗ることができます。

世界基準とは大違いですね。

②精製オリーブオイル

ヴァージンオリーブオイルを薬剤で精製したオイル。

薬剤で科学的に脱酸・脱臭されている。

③ピュアオリーブオイル

精製オリーブオイルにヴァージンオリーブオイルを混ぜたオイル。

④ポマースオリーブオイル

油を搾った後のオリーブの搾りかす(ポマース)から科学的溶剤で抽出されたオイルを精製し、ヴァージンオリーブオイルを混ぜたオイル。

つまり、科学的な処理をされていないのはヴァージンオリーブオイルだけということになりますが、日本で流通しているヴァージンオリーブオイルは、国際基準を大幅に下回る品質のオイルでもヴァージンオリーブオイルとして販売されているのが現状です。



ブオーノイタリア アクセス

ブオーノイタリアはJR阿佐ヶ谷駅から徒歩7分くらいです。

少し入り組んだ場所にあるので、初めて行く方には分かりにくいかもしれません。

春夏と秋冬で営業時間が異なります。

ブオーノイタリア

お店の前のオリーブの木とこのマークが目印。

ブオーノイタリア

ブオーノイタリア入り口。

ブオーノイタリア

ブオーノイタリア 店内の様子

ずらりと並んだ蜂蜜とオリーブオイル。

ブオーノイタリア

オリーブオイルのサイズは250ml〜5Lまで。

瓶入りと缶入りを選ぶことができる。

瓶は別売りされているので、缶入りを購入し、瓶に詰め替えることも可能。

私は詰め替えないで缶のまま使っているので、いつも1Lの缶入りを購入します。

1L以上の大きさだと、詰め替えないとそのまま使うには重過ぎます。

500ml缶入り:2,880円(税込)・1L缶入り:5,560円(税込)

缶入りも瓶入りも中身は同じ。

ブオーノイタリアで扱われているオリーブオイルは一種類のみです。

ブオーノイタリア

非加熱の天然はちみつは種類も豊富。

アカシア・オレンジ・タイム・ラベンダー・栗・菩提樹などなど。

ブオーノイタリア 蜂蜜

朝田さんお手製のパンペパートと言うチョコレート菓子もありました。

こちらはこの時期だけの限定品。

ナッツやはちみつが贅沢に使われていて珍しい材料も多く、自作するのは難しそうです。

パンペパート パンペパート

オリーブオイルと蜂蜜の他に、バルサミコ酢やオリーブの身のオイル漬け、朝田今日子さんの著書も置かれています。

ブオーノイタリア

私がブオーノイタリアのオリーブオイルを知ったきっかけは、朝田さんの著書からでした。

こちらの本は今は絶版になってしまいましたが、朝田さんのイタリアでの田舎暮らしが生き生きと描かれた名著です。

トマトソースや料理を作る工程がリアルに描かれていて、この本を読んだらお腹が空いてしまうほど。

お肉もこんな風に自分の手でさばいて無駄なくありがたく食べるなら、肉食もたまにはいいのではないかと気付かされた本でもあります。

食べるってこういうことかと気付かされます。

絶版になってしまい残念。多くの方に読んで頂きたい本です。

こちらの料理本は現在も購入できます。

オリーブオイルを使ったレシピ満載。

特に私のお気に入りは手作り野菜ブイヨンの素。

市販のブイヨンだとどうしても添加物が気になりますが、手作り野菜ブイヨンなら安心です。

ブオーノイタリアのオリーブオイルは楽天やAmazonでは取り扱いがありません。

実店舗で購入するか、ブオーノイタリアの公式ホームページから通販で購入できます。

→ブオーノイタリア公式ホームページ

採れる量に限りがあるので、必要な方に届けばいいというお考えだそうです。

良いものってどうしてもそういうことになりますよね。

良いものは何でも大量生産できないですから。

本場イタリアでも農家直売の本物のオリーブオイルは希少だそうです。

遠く離れた日本で、本物のオリーブオイルが買えるなんてありがたいわ。

それに農家さんから直輸入なら中間業者が入ることもないし、一生懸命オリーブオイルを作って下さった農家さんに十分な利益が周るということも応援したくなる理由の一つです。

市販品では「サルバーニョのエキストラヴァージンオリーブオイル」も良いです。

価格もこれくらいなら日常使いオイルとして抵抗感なく出せる。

日常使いオイルなので、2〜3本常にストックしています。

 



ブオーノイタリアから阿佐ヶ谷駅へ戻る途中で、スパイスショップを見つけました。

年中無休でam11:00〜pm11:00までやってるそうです。

ネパール人の方が経営されている小さなお店です。

スーパーのスパイスより、かなりお買い得。

私は料理やチャイにスパイスをたくさん使うので、これは嬉しい。

一袋80g〜160gでこの値段は、スーパーの1/4以下です。

香りも強いし、色も綺麗。

品質は、スーパーのものより良さそうです。

これなら、たっぷりカレーに使えるわ。

スパイスは、インドから輸入しているそうです。

日本では珍しい、羊肉もありました。

羊肉は、アーユルヴェーダでは人間の身体に一番合う肉と言われていて、体力をつけるにはもってこいのお肉です。

冷凍のカットされた羊肉を一袋買ってみました。

千円なり。

臭みを消して、上手く調理できるかな。

グローブで臭みを消して、カレーにしてみようと思います。

※後日談:マトンカレーを作りましたが、私には羊肉が強すぎて食べられませんでした。

やはりお肉の品質は、値段に比例する。

そんなに頻繁に食べるわけでもないし、高くても良いものを購入したいです。



ブオーノイタリアからは離れますが、阿佐ヶ谷に行ったら必ず寄るのが「聖庵」です。

JR阿佐ヶ谷駅より、地下鉄丸ノ内線南阿佐ケ谷駅の方が最寄り駅です。

JR阿佐ヶ谷駅からも歩いて行けます。