麹で作る、砂糖不使用の本格甘酒の作り方。
シャトルシェフとサーモスのスープジャーがあれば、甘酒作りを手軽に楽しめます。
土鍋やステンレス鍋で作る甘酒は、美味しいですが、ちょっと手間がかかりますので平日はなかなか難しいですね。
シャトルシェフとサーモスのスープジャーなら、温度管理が簡単で、手軽に甘酒を作ることができて忙しい方におすすめです。
シャトルシェフで作る甘酒の作り方
材料
・米麹:200g
・白米:1合
・水:4カップ(薄めずに飲む甘酒を作りたい場合は、水5カップ)
①白米を洗い、シャトルシェフに白米と水を入れて弱火で40分炊いてお粥にする。
お粥から作るのが手間なら、白米に水を加えてお粥にしても良い。
②麹を手で揉みほぐし、バラバラの状態にする。
手には常在菌があるので、面倒でも手で揉みほぐした方が良い。
③お粥を60℃まで冷ます。
温度管理はきっちりと。
70℃以上だと乳酸菌が働きすぎて酸っぱい甘酒になり、50℃前後だと麹菌が働かず甘みが出ない。
④ほぐした麹をお粥に加え、よく混ぜる。
この時、温度が下がり過ぎないように手早く混ぜ、すぐに蓋をする。
⑤シャトルシェフに鍋をセットして、8〜10時間おく。
4時間くらいでちょっと冷めてくるので、温度を見て60℃まで温めなおして、またシャトルシェフにセットする。
※冷める時間は甘酒の量にもよる。倍量の400g分の麹を使った分量なら、温め直さず一晩おいたら甘酒が出来上がる。
出来上がり。
お湯で割って、好みの濃さにして擦りおろし生姜を加え、甘酒として飲む。
※甘酒として飲むだけの甘酒を作る場合は、水の量を増やしすぎずにねっとりとした甘酒を作ると、砂糖代わりの調味料としても、薄めて甘酒としても使えて便利。
甘酒として飲むだけのものを作る場合は、水の量を多めにして作ると、温度が下がりにくくて良い。
シャトルシェフは4.5Lの大きめのものが、冷めにくくて一番使い易いです。
私はこの4.5Lサイズのシャトルシェフで、鶏ガラスープや鶏ハムも手作りしています。
この鶏ガラスープはいろいろな料理に使え、自家製ラーメンのベースにもなります。
→自家製ラーメンの作り方 鶏ガラスープを使った簡単ラーメンのレシピ
サーモスのスープジャーで作る甘酒 作り方
少量の甘酒を手軽に作る、一番簡単なやり方。
サーモスのスープジャーなら、2〜3人分の甘酒がとっても手軽に作れます。
材料
・米麹:80g
・温かい白米:1/2カップ(100g)
・お湯:1カップ
①熱湯をサーモスのスープジャーいっぱいに入れ、予熱する。
この一手間で、保温性が上がり、温度が下がりにくくなる。
②白米を温め、量を測る。
白米は温めたものを使うこと。
量は好みで適当でもOK。少ないよりは多い方が良い。
③予熱に使った熱湯を、コップに移して65℃まで冷ます。
④サーモスのスープジャーに60℃のお湯を移し、温かい白米を加え60℃にする。
⑤麹を加え、手早く混ぜる。
⑥蓋をして、8〜10時間保温する。
⑦出来上がり。
夜、寝る前にセットして、朝一で甘酒を飲むこともできます。
サーモスのスープジャーは、0.38Lの大きさがオススメです。
0.38Lのスープジャーは、一人前としてはたっぷりの量ですが、これより小さいと保温力が劣りますし、これより大きい0.5Lは、甘酒以外に味噌汁ジャーとしてお弁当に使う時などに大きすぎます。
0.27Lは女性のランチに丁度良い量ですが、保温力が今ひとつです。
私はこの0.38Lのスープジャーを使って、参鶏湯を作ったりもします。
→参鶏湯(サムゲタン)の作り方 鶏ガラスープを使った簡単レシピ
甘酒は濃いめに作れば、砂糖代わりに料理にも使えますが、甘酒として飲むだけなら、最初からお湯の量を増やして作ると良いです。
甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど、飲むと元気になれる飲み物です。
砂糖不使用でも、びっくりするような甘みがあります。
食欲のない時や、夏バテ気味の時には特におすすめです。
→甘酒の作り方 米麹を使った無糖甘酒 砂糖なしでも甘く料理にも使える
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