アンマのダルシャンを受けに行ってきた② アンマに手紙を書く。

アンマ

アンマに手紙を書くことに決めた私は、まず日本語で手紙を書くことにしました。

忙しいアンマに読んでもらうのだから、できるだけ短い手紙にしなければなりません。

何をお願いしたいのか端的にわかる文章で、尚且つなぜそのお願いをするのかも説明しないと失礼だとも思いました。

短文の手紙が良いとはいえ「〇〇できるようお願いします。」だけでは伝わらない。

お願い事は、我欲からくるものではない事。

自分で努力した上で、お願いしてなければならないと思いました。




さて、書こうとしてみたのですが、これがなかなか辛い作業になりました。

まず自分の気持ちを確かめるために、短く書く事は忘れて、自分の心の中で思った事をそのまま書いていく事にしました。

なぜそうしたいと思ったか、そのためにどんな努力をしてきたか、それでもダメだった時、どんな気持ちになったか。

書き綴るほどに、過去の辛かった気持ちを追体験することとなり、それから逃げたい気持ちになってきて、少し書いては嫌になり、2〜3日は休むということを繰り返しました。

10日間くらいかけてようやく書き上げ、改めて自分で読み返してみると、自分で思っている以上に私、弱ってる?と初めて自覚しました。

私は楽天的な性格だと思いますが、今度はイケるんじゃないか?今度こそイケるか?と思い続けてもダメなことが続くと、前向きな気持ちも死んできます。

そのうち、イケるんじゃないか?と思ってウキウキした後に、またダメになったらと思うと恐いという気持ちが出てきて、期待を持つのが恐くなり「どーせ期待してもダメなんでしょう。」と捻くれた気持ちになっていました。

最後のお願いのつもりでアンマに手紙を書いている。

その気持ちが伝わるようにと思いました。



次に、お願い事をできるだけ短い文章でまとめました。

これがまた難しかった。

そのお願いをする理由と、何を願うのかが端的にわかる文章にしなければなりません。

最後に日本語で考えた文章のニュアンスが崩れないように、英文に書き直して出来上がり。

最終的に4つのお願いが、小さな便箋1枚にまとまりました。

何度も読み返して、これでよし!と思えるまで4回くらい書き直しましたかね。

手紙を書く工程で、自分の気持ちをはっきり自覚できたのは良かったと思います。



あとは、アンマにこの手紙を渡すだけ。

これでダメだったら諦めようと思いつつ、このタイミングでアンマ来日プログラムに行くことになったのも意味があるはず。

今度こそイケるんじゃないか?

でもこれでダメだったら本当に怖い。

揺れる思いで、アンマ来日の日まで、ゆらゆらとした気持ちで過ごしていました。

→アンマのダルシャンを受けに行ってきた③ プログラムの内容

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