南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その6 The Leela Kovalam

Leela

The Leelaは、南インドケララ州のトリバンドラム空港が最寄り空港です。

立地は最高で、コバラムの海岸とアラビア海を臨む崖の上にあり、プライベートビーチを有する高級ホテルです。

アーユルヴェーダ施設というより、高級リゾートホテルの中に「 Ayurveda Wellness Spa」と言うアーユルヴェーダ施設が併設されているという感じ。

ホテル滞在者ではなくても、アーユルヴェーダ・トリートメントを受けたり、ホテル内のレストラン・バーを利用することができます。

一応、五つ星ホテルではあります。

私はThe Leelaでパンチャカルマを受ける気はさらさらなく、レストランバーで気晴らしのお茶をしに行ってきました。

駐在の奥様方の口コミによると、Leelaのマッサージの腕は確かだそうですが、ここでパンチャカルマを受ける気にはなりませんね。

料金的に無理があるというより、長期間のパンチャカルマというものは、本当に効果を出そうと思ったら、豪華な食事を食べ放題に食べたり、リッチな雰囲気の中で非日常を味わいながらするものではないと思っているからです。

しかし、レストランバーでお茶をしたり、スカイラウンジで海を見ながらのんびりするために利用するのはとても楽しい。

The Leela ホテル内の様子

The Leela

ゲートを通って施設内へ。セキュリティは抜群です。

スカイバーでお茶したい旨伝えると、通してくれました。

The Leela

The Leelaのラウンジ。

さすが、一流ホテルらしい豪華な雰囲気です。

Leela

久しぶりのこの感じ。テンションが上がります。

The Leela

適度な薄暗さの照明で、リラックスできる。

The Leela

 

Leela

全然混んでいませんでした。

オフシーズンだからかな。

The Leela

パフォーマンスって、こんな催しがホテル内であるのでしょうか。

高いホテルでは、それなりのサービスがあるのかしらね。

The Leela

アクティビティも充実のようです。

The Leela Kovalam  スカイ・バー

The Leelaのスカイバーは、アラビア海に面していて、夕陽がとても綺麗のとこと。

わざわざ夕陽の沈む時間帯を選んで行きました。

The Leela

いい感じの間接照明が、リラックスムード満点。

The Leela

お目あてのスカイバー。

アラビア海に沈む夕陽を眺めながら、カクテルを一杯戴くつもりでした。

が、今日はDRY DAYで、アルコールは出さない日だそうで…。

まぁ、それで良かったです。

パンチャカルマ中はアルコールはご法度ですから。

The Leela

スカイバーは晴れてたらいいけど、ケララは急に雨が降ったり止んだりするので油断なりません。

私たちが行った時も、急に雨が降ってきて、座席が濡れてた。

The Leela

確かにLeelaは立地はいいですね。

目の前に何も遮るものなく、広がる海の景色を楽しめる。

The Leela

た〜だ〜、海、荒れてない?荒れ狂う日本海か。

そんなに海、綺麗でもないし。

綺麗な海って言ったら、私の中では透明度の高い沖縄の海。

沖縄の海を見てしまったら、インドの海はへそ茶だわ。

こんな海を前に、わざわざ大金払ってバカンスはないね。

癒されません。

The Leela レストラン・バー

スカイバーがDRY DAYだったし、雨も降って来たので、レストラン・バーでお茶することにしました。

The Leela

Leelaの照明は全体的にいい感じですね。

海に面しているので、海風が適度に感じられて気持ちがいいです。

The Leela

宿泊客用のビュッフェ。さすが食事も豪華そうです。

The Leela

この時間帯が最高でした。

陽が落ちる直前、テーブルにはキャンドルがゆらゆら。

夕暮れ時のインドの暑すぎないゆるい気温。

ダーリンと来たかったわ。

The Leela

チャイとアイスクリームを注文しました。

久しぶりに、キーンと冷たいもの食べたいわぁ。

久しぶりのアイスクリームにワクワクしてたら…。

The Leela

なんじゃ、こりゃ?

アイスじゃないじゃん。

友達はチーズクリーム&ブラウニーを頼んだのに、こんなのが来た。

これ、アイスクリームじゃなかったです。ババロアみたいなやつ。

冷たいもの食べたかったのにがっかり。

しかもブラウニーが付いてない…。

店員曰く「今日はもうブラウニーがない。だから同じものを2つ持って来るからそれで了解してくれるか?」とのこと。

仕方がないので「値段は一つ分なんでしょうね?」と確認すると、「もちろん、そうする。」とのこと。

そうして来たのが、ブラウニーなしのチーズクリームの変なババロアみたいなやつ。

私が頼んだチョコレートアイス&ブラウニーはなかったことにされてた。

さすがインド。これが五つ星ホテルのサービスか?

しかも極め付けは、値段がきっちり二人分チャージされてたこと。

店員を呼んでクレームをつけたら、「だから僕はあなたにブラウニーがないから、同じものを二つ用意すると言った。それをあなたは了承した!」の一点張り。

私たちが「ブラウニーがないのはしょうがないから了解したけど、あんたが一つ分の値段で二つ持ってくると言っただろ。二つ分チャージされているのがおかしいと言ってるの。」と言っても、「あなたは了解した。」とギャンギャン同じ事を繰り返して来るので、「もう、ええわ。」と匙を投げた。

アホか?

アイスクリーム一個分の金で、インド人と喧嘩するつもりはない。

しかし、The Leelaを利用することは二度とないね。

なんていうか、南インドのニコニコしたインド人たちじゃないんだもの、ここで働いてる人たちは。

おそらく北のインド人が出稼ぎに来てるね。

顔立ちも違うし、あざとい感じが表情に出てる。

おそらく、人を見て、あのような態度に出たと思われます。

宿泊客や、中東の金持ち相手には態度を変えるはず。

私たちは東洋人で、金持ちそうな格好もしていなかったので、足元を見たんでしょうね。

やな感じ。

The Leela

The Leelaの海を臨む立地がおわかり頂けるだろうか?

立地だけはいいけど、サービスはやはりインドの五つ星。

サービスの何たるかを知っている、プロのホテルマンはここには居ないようです。

女の子の店員が、泣いて引っ込んでくのも見たしね。

人前で喧嘩をしてはいけません、ホテルマンは。

The Leela

立地は良くても海が…。

漁師なら本能を呼び覚まされそうな、荒れた海。

 

客層も、中東や北インドの小金持ちが多かったです。

グラサンかけたまま食事するような、調子に乗った雰囲気の人たち。

高級ホテルとはいえ、インドでイキがって金持ちぶってもなんかダサい。

The Leela 、ホテル内の雰囲気は素敵だけど、私の好みではないわ。

でもまた夕暮れ時にお茶するだけなら、気が向いたら来てもいいけどね。