福岡旅館は、長野県の戸隠神社、宝光社近くの宿坊です。
戸隠神社といえば、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが大人気だった頃、「戸隠は日本最大のパワースポット」と絶賛したことで、パワースポット好きのスピリチュアル女子の間で大流行した神社です。
戸隠神社周辺には宿坊がたくさんあって、一つに選ぶのが大変です。
私のおすすめは、福岡旅館。
毎年、リピートしている定宿です。
私の場合、戸隠神社が有名なパワースポットだからと言うより、福岡旅館のお料理と美味しい信州蕎麦をたらふく食べたいからという理由で、毎年戸隠旅行に行ってるようなものなんですが..。
もちろん、戸隠神社も素晴らしい神社ですので、おすすめです。
戸隠神社宿坊 福岡旅館 基本情報
宿坊福岡旅館(旧坊名:常明坊・旧院名:浄智院)は、戸隠山の参拝者のための宿として始まり、明治から福岡の姓を名乗るようになりました。
現在で18代目になる伝統ある宿坊ながら、戸隠参拝者以外にスキー客や観光客なども受け入れている小さなお宿です。
とはいえ、基本的には戸隠神社の宿坊ですから、普通の民宿に泊まる感覚で騒いだりするのは慎むべきでしょう。
宿内には御神殿があり、宿主さんも戸隠神社の宮司さんであったりするわけですから、そういう宿であることを頭において、敬意を持つことが望まれるかと思います。
福岡旅館 〒381-4101 長野県長野市戸隠2351
電話番号:026-254-3044
http://www.togakushi-fukuoka.com
宿泊プランや料金などは、上記の公式ホームページより確認できます。
また、公式ホームページからオンライン予約可能です。
お手伝いのバイトさんを頼んだりもしているようですが、基本的に年配の女将さん一人で切り盛りされている小さな宿坊です。
コロナの影響もあり、部屋数はあっても、現在は1日3組までしか対応されていないようですので、早めの予約がおすすめです。
土日祝日などは、すぐに予約が埋まってしまう人気の宿です。
宣伝などはしていないようですが、一度、利用すると、リピーターになるお客様が多いのは、お値段以上のお部屋とお料理だからだと思いますね。
一万円前後でこのクオリティなら、又、利用したくなるのもわかります。
戸隠神社宿坊 福岡旅館 館内の様子とアメニティ
館内は、和モダンテイストにリフォームされています。
一階に御神殿があるのは、伝統ある宿坊ならでは。
室内には、男女色違いの作務衣と浴衣の二種類が置かれている。
女性用の浴衣は、カラフルで可愛い。
タオル、バスタオル、歯ブラシ、綿棒、など、アメニティも一通り揃ってる。
小さい冷蔵庫、金庫もあった。
ドライヤーも、各部屋にあります。
必要なアメニティは一式揃っているので、手ぶらでもOKですね。
戸隠の深い森の中にある宿坊なので、部屋からの眺めも緑いっぱいで気持ちがいいです。
戸隠神社宿坊 福岡旅館 ディナー
福岡旅館は、とにかくお料理が美味しい!
盛り付けも、料亭並に凝ってるんですよね。
女将さんは戸隠の宮司さんのお母様のようですが、お料理や盛り付けのこと随分、研究されたんじゃないかな。
素人のもてなし料理のレベルを超えてます。
食事は、一組ずつ個室に用意されています。
コロナ禍でも安心ですね。
最初に、お品書き出てきました。
お料理は、バイトのお手伝いさんと女将さんで用意されているそうですが、主婦のもてなし料理レベルではありません。
このお品書きを見るに、福岡旅館の女将さんは、茶懐石の心得ありとみられますな。
先付け4品。少量ずつ綺麗に盛り付けられている。
信州の恵みたっぷり。
ここでしか食べられない、地産地消のお料理です。
・信州サーモンのわさび漬け添え
・彩りフルーツの酢の物
・戸隠産キノコのおろし和え
・湯葉のお刺身
・キノコのマリネの揚げ蕎麦添え
蕎麦料理を堪能できるのも、福岡旅館の醍醐味。
私、お蕎麦大好きなので、東京の蕎麦屋のざるそばの量じゃ、満足できないのよね。
浅草の雷門近くの有名な蕎麦屋で、ざるそば食べた時は、びっくりしたわ。
ざるそば一枚で1,000円くらいした記憶があるけど、3口で終わったね。
薄〜く、ちょっぴり盛られてたわ。
あんなので、誰がお腹いっぱいになるか(怒)
結局、ざるそば2枚と天ぷらも頼んで、それでも全然足りなかったよ。
東京の蕎麦屋、威張り過ぎじゃない?
信州は水がいいから、蕎麦も美味しいし、1,200円もあれば、お腹いっぱい美味しいお蕎麦が食べられるよ。
・海老と野菜の蕎麦クレープ
蕎麦クレープを止めてある爪楊枝が可愛い。
こういう細かいところ、和食は得意よね。
クレープの中に、海老と野菜が入ってて、塩味の利いた蓮根チップスが乗せてあった。
・向付:馬刺し
精進料理ではなく、お肉料理もちゃんと出るので男性も満足よ。
馬刺しは、体が温まります。
・焼物:岩魚の塩焼き
こういうところでしか食べられない岩魚。
川魚はあまり好きじゃないけど、上手に焼かれているので臭みがなかった。
盛り付け綺麗なの嬉しい❤️
・煮物:揚げ鯵と大根の味噌仕立て
お酒の肴に良い一品もあり。
・強肴:蕎麦茶碗蒸し
茶碗蒸しも蕎麦風味とは、さすが信州。
・汁物:ウラベニホテイシメジのお吸い物
この辺りの山で採れるきのこが入ったお吸い物。
独特の力強い味。
地産地消の料理ですね。
・お食事:戸隠蕎麦
普通は最後にご飯ものが出ますが、福岡旅館では茹でたてのお蕎麦が出ます。
これが楽しみなのよ、これくらい蕎麦をたっぷり食べさせてくれたら満足なのよ。
最後に「もうだめだ。」となるまで蕎麦を堪能させて頂き、本望でございました。
・甘味:蕎麦羊羹と季節のフルーツ
手作り蕎麦羊羹は、甘さ控えめてツルッといけます。
季節のフルーツも添えて。
あ〜、お腹いっぱい。
美味しかったです。ご馳走様でした。
※コロナ前に福岡旅館に泊まった時は、個室に一品ずつお料理が運ばれて来ましたが、コロナ後は、感染対策の一環として従業員の出入りを減らすため、時間になったら個室にお料理が並べられており、必要に応じてお蕎麦などは茹でたてを出すというスタイルに変更されていました。
戸隠神社宿坊 福岡旅館 朝食
福岡旅館では、朝食も個室で一組ずつ戴きます。
夕食に比べると、家庭料理っぽいおかずが多かったです。
時間になったら部屋の電話で呼ばれるので、一階の個室へ行く。
一品ずつ綺麗に盛り付けられている。
お味噌汁とおかずは、家庭料理の味。
信州サーモン、美味しかった。
朝食も大満足な、福岡旅館でした。
コロナに負けず、これからも続けて下さいませよ。
また、今年も寄せてもらいます。
戸隠神社 奥社での不思議な体験
スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんによると、戸隠神社は、神社の周辺含めた森全体が龍の胴体ような気に満ちたパワースポットだそうです。
戸隠の森を歩くこと自体が、龍体のパワーをいただくような特別な場所なんですね。
土地自体が龍体だからなのか、戸隠には温泉がありません。
普通、日本でこういう山奥に行くと良質の温泉があるものなんですが、戸隠には温泉がない。
温泉好きの私はがっかりしましたが、龍体かぁ〜と思うと納得しました。
戸隠神社は山奥にあり、辿り着くまでひたすら森林の中の一本道を進みます。
バスで戸隠へ行ったことがある人はわかると思うけど、片道1,000円のバスに乗って、ぐるぐる長時間森の中の一本道を進んで、ようやく戸隠神社の手前に辿り着きますよね。
本物のパワースポットって、俗世から離れた自然の中にある。
埼玉県の三峯神社も、戸隠神社同様、深い森の中の一本道をひたすら進みました。
三峯神社へ行ってきた① 白い気守り頒布について 三峯神社アクセス
三峯神社へ行ってきた③ 興雲閣へ宿泊する。白い気守り、お札の予約方法
三峯神社へ行ってきた④ 興雲閣の食事 白い気守り頒布 三峯の星空
三峯神社へ行ってきた⑥ 御眷属拝借のお札について かかった費用
私は特に霊感があるわけではないですが、やっぱり戸隠の土地自体に神聖なものを感じましたね。
でも、森の中は木が多いから空気がきれいだし、それで何となく清浄な気がして神聖だと感じるのかなぁとも思うんですよね。
もしくは、清浄だとか神聖というものは、そもそもそういうものなのかとも思いますし。
私は神社巡りとか好きな割に、スピリチュアルとかは変な人が多い気がして、真に受けてはないんですよね。
で、不思議な体験ですが、私ではなく、一回目に一緒に行った幼馴染の子に起きたことなんです。
その子も霊感はないんですが、戸隠神社の奥社の鳥居をくぐった途端に両腕にサッと鳥肌がたったんです。
真夏だったので、寒くない時期だったし、本人も寒気はしないって言ってました。
それなのに、両腕に、明らかに見てわかるくらいの鳥肌が立ってた。
「なんか気持ち悪いネ〜。」と言いながら、そのまま戸隠神社を参拝して、宿に泊まったんですけど、その日もその翌日もずーっと鳥肌立ったままでした。
お風呂に入っても治らないのよ。
絶対、なんか変。
結局、戸隠から離れて自宅に戻ったら、鳥肌は消えました。
気持ち悪いのは、その後1年間くらい「戸隠神社」と言う度に、サッと鳥肌が出たそうです。
戸隠旅行の話を友達や家族にする度に、鳥肌が立つので、みんなに「何それ〜。やばいよ〜。」と言われ続けたとか。
自宅に帰ってから1年も続くって、確かに「やばい」と私も思いました。
しかし、それ以上の事は何も起こらず、その子は一年間「やばい〜。」と言い続け、私も「やばいんじゃない?」と言い続けただけで、1年後には鳥肌も収まりました。
今でもその子と「あれは何だったんだろうね?」と話すことはありますが、それ以上深掘りすることなく、私たちの間では単に「よくわからないけどヤバかった話」として収束しています。
もしかしたら、霊感のある人がきちんと見れば「こりゃ、大変だ。」という事態だったのかもしれませんが、霊感がない私たちは良い意味で怖いもの知らずで「ヤバイ。」の一言で流してしまいました。
つまり、不思議な体験というのは「戸隠神社の奥社の鳥居をくぐったら、一年間、意味不明の鳥肌が立ち続けた。」というお話でした。
鳥肌が立ち続けた理由は、今でもさっぱりわかりません。
話は変わって、戸隠神社周辺には、スピリチュアル知ったかぶりのおじさんがうろちょろしてる事があるので注意して下さいね。
特に、若い女性のグループは、この手のおじさんに話しかけられがちです。
私も友達と奥宮を目指して歩いていると、「戸隠神社初めて?案内してあげる。」と話しかけられて、ずっとくっついて歩かれて迷惑でした。
歩いている最中、ずっと変なこと言ってたな。
自分は霊感があるようなていで、深いような浅いようなアドバイスめいたことを言ってきますが、こういう人は大抵変な人なので、女性は気をつけてね。
帰り道に、鏡池に寄ってみました。
別に、、ただの池ですわ。
観光地の池を見て、良かったと思った試しがないね。
帰り道の途中に、農家のおばさんたちが朝採れた野菜を売ってたので、買いました。
新鮮で、美味しい野菜ばかりでした。
信州って、恵み多い土地ですね。
コロナに負けず、これからも続けて欲しい、戸隠神社の宿坊、福岡旅館のご紹介でした。
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