私がはじめてパンチャカルマを受けたのが、スリランカのバーベリンリーフ・アーユルヴェーダ・リゾートです。
二週間の休暇が取れたので、兼ねてからやってみたかったパンチャカルマ・トリートメントを受けられる施設を探し始めました。
当時はインドのパンチャカルマ施設の情報がネットでほとんど拾えませんでした。
たまに見つかるパンチャカルマ体験談は、インドの簡素な病院のような施設ばかり。
パンチャカルマは浣腸なんかもするというし、不潔な道具を使われたりしたらどうしよう。
インドの汚い部屋に治療のためとはいえ、2週間も修行のように耐えるのは嫌だし….。
当時の私は、南インドに沢山の素晴らしい外国人向けアーユルヴェーダ施設があることは知りませんでした。
1回目のパンチャカルマからインドへ行く事にビビっていた私は、とりあえずスリランカへ行ってみようと決めました。
スリランカのアーユルヴェーダ施設の中で、予算に合う施設がバーベリンリーフ・アーユルヴェーダ・リゾートでした。
スリランカのアーユルヴェーダ施設は外国人向け値段設定になっているので、どこの施設もなかなかいいお値段しますよ。
その中では、バーベリンリーフは安めの値段設定になっています。
丁度、オフ・ソーズンで2泊すれば一泊分の宿泊費が半額になるというキャンペーン期間中だったので、お得に宿泊できるという事も決め手になりました。
目次
スリランカ・ビザ取得
2016年現在はETA申請しておけば、スリランカ入国時のスタンプを押して貰ってから30日間滞在できます。
値段は35USD。
スリランカは日本人にはビザ発行も寛容で楽ですね。
スリランカは日本人Welcomなのね。Thank youよ。
インド・ビザを取る時の苦労と比べると、有難さが身に沁みるわ。
バーベリンリーフ・アーユルヴェーダ・リゾートを予約する
まずはバーベリンのHP上の問い合わせメールアドレスへ、以下のことを英文メールで問い合わせしました。
・空港から送迎があるか。
・宿泊費用は一泊いくらか?二週間の滞在の場合は割引があるか?
・宿泊費用にトリートメント代金は含まれているか?
・ヨガ・クラスは無料か?
・支払い方法について。
1日後には返信がありましたので、一安心。
担当者はしっかりしているようです。
→Mitra Hermitageを予約した時の英文メールやりとりはこちら
トータル・コストも確認しましたが、やはり日本の旅行会社が出しているツアーと比べると格安。
料金はHP上にシーズンごとに明示されている通りでした。
今は日本語のHPもあるのでわかりやすいですね。
予約はHP上から可能ですが、部屋を確実にBookするには一部前金を支払うようにとのことで、クレジットカードで30%分の前金を支払いました。
その後も、エアチケットを取った後で、到着便と時間を連絡して送迎を依頼したり、英文メールで4~5回のやり取りをしましたが、レスポンスも早く、回答もしっかりしたものでした。
余談ですが、現地で友達になった日本人はバーベリンの事を書いた本の著者を通して予約したそうですが、(著作の最後に問い合わせメールアドレスが掲載されていたそうです。)特に割引になったり、トラブルの際にサポートしてくれたりはなかったようです。
最後の会計の時、トラブルになったのを私も見ましたが、著者にメール連絡しても返信はなかったとか。
バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダ・リゾートはコロンボ空港から車で2~3時間のところにあります。
バーベリン・リーフの他に、バーベリン・ビーチが全く別のところにあります。
私はビーチの方は行った事がないのですが、リーフの方で出会った常連さんによると、ビーチの方が少人数で高級だそうです。
値段設定もバーベリンリーフより、バーベリンビーチの方が高いです。
スリランカ行き航空券を取る
私はスリランカ航空を利用しました。
航空券はいつもDeNAトラベルで最安値を探して手配しています。
検索して「お、これは安い。」と思ったらサーチャージや空港使用料が含まれていなくて、結局「な~んだ、高いじゃん。」と言う事が多いですが、DeNAトラベルは全ての料金が明示された価格が出るので安心です。
予約する日によって価格変動があるので、出発が決まったらマメにサイトをチェックするようにしています。
往路:UL455便:4/25 pm13:20成田発→ 4/25 pm19:10 コロンボ着
復路:UL454便:5/8 pm23:30 コロンボ発→5/9 am11:50 成田着
コロンボ空港でホテルの送迎車を待つ
pm19:10コロンボ着が1時間ほど遅れて、pm20:10くらいになりました。
コロンボ空港出口には、バーベリンの手配したバンが迎えに来てくれていました。
同日、一緒にバーベリンへ行くお客さんが他に5人いましたので、全員が揃うのを待って出発。
コロンボ空港からバーベリンまで車で3時間くらいかかりました。
思ったよりかなり遠いし道も悪い!
これは一人で自力でバーベリンまで辿り着くのは無理でしょうね。
バーベリンは市内からかなり離れた田舎にポツンとある施設で、その分、緑に囲まれ、海に面したのんびりできる環境でした。
コロンボ空港からバーベリンまでの送迎は、宿泊料金の中に含まれています。
スリランカの施設によっては送迎にも8,000円ほどの別料金を取るところもあるので、無料送迎付きは嬉しいサービスです。
バーベリンリーフ到着
結局、到着は夜中になりました。
pm11:00は過ぎていて眠かったです。
それでも到着したら生花を挿したウェルカム・ドリンクを出してくれましたのでほっと一息。
チェックインを済ませて、早々に部屋で今日はおやすみなさい。
バーベリンの玄関ゲート。もちろん門番のおじさんが24時間常駐で安心。
バーベリンリーフ 部屋の様子とパンチャカルマ費用・宿泊費用
・バーベリン・リーフのスタンダード・ルーム1泊:夏季レート80ユーロ
食事・ヨガ・アクティビティ参加料金を含む。
WI-Fi使用料と電話代金は含まれない。別途支払いが必要)。
・トリートメント費用は別途1週間:560ユーロ
夏季レート(オフ・シーズン)は7泊以上の宿泊なら1泊分の料金で2泊できる。
このややこしい料金体系が、最後の会計時にトラブルになった。
・夏季レートで二週間滞在にかかる費用
①アーユルヴェーダ・トリートメント費用:1週間560ユーロx2=1,120ユーロ
②宿泊費用:14日間➗2=7
7日分x80ユーロ=560ユーロ
※ここ要注意。13日間の滞在だと2で割ると6.5。
そうすると半額キャンペーンが1日分適用されない。
夏季レート時期にどうせ泊まるなら2で割る日数がお得。
③合計1,120ユーロ+560ユーロ=1,680ユーロ
1ユーロ:122円換算で総合計金額:204,960円
今思うと、やっぱり高いわ〜。
夏季レートのキャンペーンでこの値段でしょ?
冬季レートなら部屋代がフルでかかるから更に高いのよね。
インドなら3週間でも13万円でいけるわよ。
今ならもうパンチャカルマのためにスリランカへは行かないな。
どうせ行くなら南インドがいいわ。
ただスリランカはビザが取りやすいとか、ご飯が美味しいとか、施設がラグジュアリーとか、いい面もたくさんあるから何を優先するかという個人の好みにもよると思う。
あたくしは断然コスパとトリートメントのクオリティを優先するので南インド派だけどね。
部屋からの眺め。2階の部屋の方が風通しが良くて涼しい。
一階の人は暑くてまいっていた。
予約時に一階以外の部屋を指定すると良い。
一階の部屋。中庭を見てくつろげるように椅子が置かれている。
シャワーとトイレ。
ホット・シャワーは出るが質素。バスはなし。
アメニティに歯ブラシは付いていたけど、でか過ぎ。
どんだけ大きいねん!
窓ガラスのサッシを掃除するには良さそうなので頂いては帰りましたけど、日本のマイ歯ブラシを持参することをおすすめ。
歯磨き粉は少ないのでこれだけでは足りないけど、施設内のショップでアーユルヴェーダ仕様の質の良い歯磨き粉を安価で購入できる。
アメニティ。シャンプー・ボディソープ・石鹸・シャワーキャップ付き。
コンセント・プラグはこんな形。いろんなタイプに対応。
バーベリンリーフのレストラン
毎朝am7:00~からビュッフェ・スタイルの朝食。
一階の広いレストランでいただきます。
バーベリンは食事が本当にバラエティに富んでて美味しかったです。
広いレストラン。窓から海が見える。
レストランでは席はあらかじめ決められていて、好きな場所に座る事はできません。
顧客はルーム・ナンバーで管理されています。
レストランではテーブル上にルームナンバーと名前が書かれたカードが置かれていて、そこに座ることになっています。
窓際の眺めが良い席は欧米人が中心。
アジア系は手前の薄暗い席を割り当てられていました。
バーベリンは常連客が多く、私が行った時も1割くらいは日本人だったのですが、全員手前の席でした。
常連さんがホテル側にクレームを出していましたが、帰国まで改められることはありませんでした。
ルームナンバーが置かれたテーブル。
欲張ってお皿いっぱいに料理をとってしまった。
たくさんの種類のチーズ
フレッシュ・フルーツ・ジュースも何種類もある。
パンも種類たくさん。胚芽パンから白いパンまでいろいろ選べる。
フルーツ取り放題〜♪
フルーツもたくさん種類がありすぎて迷う。南国のバナナは特に美味しい。
バーベリンは本当に食事が美味しかったです。
ここにダイエット目的で来ても成果はあがらないんじゃないかな。
ビュッフェでこれだけの種類を出されると、ついついいろいろ試したくなってしまいます。
朝食だけでもこんな感じ。ディナーはもっと凄かった。
バーベリンの料理本が出ているので、今でもその本を見るとバーベリンの料理を思い出します。
コメントを投稿するにはログインしてください。