㉓インドでアーユルヴェーダ・パンチャカルマの記録 食事 1週間目

Mitra Hermitageの食事

Mitra Hermitageでは食事は2017年以降、食堂で食べることになっていますが、メニューはビュッフェ形式ではなく、患者一人一人に合わせたアラカルトです。

ガーデン・ビュー棟の3階に食堂があります。

希望者には部屋食対応も可能です。


オープン間近の食堂。

夜に写真を撮ったので暗いが、昼間は明るく風通しが良い。

部屋食は優雅で気楽で良かったのですが、3週間ともなると、誰か友達が欲しくなります。

旅先でいろいろな国の人たちと話すのは楽しいものです。

Mitraはビーチ沿いにある施設ではなく、本当にポツンと緑の中にある施設なので、飛び込みのお客さんもなく、長期滞在者ばかりでした。

日本人やアジア人は2015年頃には年間5人くらいしか来ませんでしたが、このサイトを見てMitraへ行く方が増えたようで、シヴァナンダ アシュラム滞在後、3〜4日Mitraに滞在してアーユルヴェーダトリートメントを体験される日本人や、3週間のフルコースを受けられる日本人が増えて、時には宿泊客の半数以上が日本人という状況だそうです。

南インドには、アーユルヴェーダ・パンチャカルマを受けられる良い施設は他にもたくさんありますので、自分でネット検索して問い合わせれば、いくらでも相性の良いアーユルヴェーダ施設を見つけられるはずなんですがね。
なかなか自分で探してみようという日本人は少ないようです。
日本人が居ない施設の方が気楽という方には、お勧めできなくなりましたね。

中国人や韓国人は、相変わらず全く来ないそうです。

メインはドイツ人、フランス人、ロシア人、オーストラリア人など。


サーバントのSyam君。にこやかで真面目。今は彼はやめてしまい、コックさんは二人になりました。

本当に心のこもった丁寧なご飯を作ってくれるので、毎回食事時間が楽しみでした。

サービスに満足したら、帰国前にチップをあげると喜ばれます。

帰国前に100RS渡して感謝の気持ちを表しました。

Mitraではチップをあげるお客はほとんどいませんので、100RSでも嬉しいみたいです。

黙って受け取るけど、嬉しそうにしてますから、お気持ちある方はどうぞ。

セラピストもそうですが、インドのサーバントも給料がそれほど高くはないので、チップは嬉しいようです。

もちろんサービスが良いと思わなければ渡しませんでした。


トマト味のスープカレー。

ターリーミール
バナナの皮で包んで蒸した米粉の中におかずが入ったもの。


ヨーグルトが入ったスープカレー。

最初の1週間はお米に味付けがされてない、こういうあっさりした食事が出される。

ビュッフェ形式だと好きに食べてしまうが、Mitraは顧客の治療に合わせた食事が出されるので治療の効果も出やすい。

Mitra Hermitageの食事
チャパティが出ることも。

蒸し野菜はドレッシング無しでも野菜の味だけで美味しい。

このトロッとしたスープが絶品だった。

パンチャカルマ中のスープ

Mitraはとにかくスープ類が全部美味しかった。

薄味だが野菜をたくさん使って複雑な味に仕上げてある。

私が一番好きだったスープはこれ。

ビーツのサラダ
1週間目のあっさりした食事メニュー。ビーツのサラダは滋養がある。

ココナッツカレー
砕いたココナッツを使ったメイン。

2種類の味が違うスープで飽きない。

トマト味のスープはガスパチョみたいな風味。


1週間目のあっさりメニュー。おくらのサブジが美味しかった。

生姜のお粥
1週間目最後のオイル浣腸をした日の夕食。

内臓の負担を減らすため、ショウガ入りお粥。

スープも具が少ないタイプのスープがチョイスされている。


1週間目のあっさりメニュー。スープカレーの具がたっぷりであっさりでも満足。

豆カレー
1週間目のあっさりメニュー。ヌードル状の主食。

たまに嗜好を変えて飽きさせない。


6日目。下剤を飲まされた後に、おも湯をたくさん飲まされる。

重湯
6日目。おも湯を飲まされた後にうすーいお粥を食べさせられた。


6日目。下剤の日のランチはお粥と豆の煮物のみ。


6日目。下剤の日の晩御飯。かぼちゃの煮物にうす~いスープ。

インドのかぼちゃって日本のかぼちゃと違って全然ホクホクじゃないし、味も美味しくない。

これで1週間目の質素な食事&まずいギーの日々はおしまい。

明日からは極楽のシロダラーやオイルバス・トリートメントが始まる。

ご飯もボリュームが増えるそうで楽しみ。

→㉔Mitra Hermitage 食事 2週間目