南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その5 Dr.Franklin’s Panchakarma

Dr.Franklin's Panchakarma

Dr.Franklin’s Panchakarma Institude and Research Centreは、南インドケララ州のトリバンドラム空港が最寄り空港です。

1997年に設立された、老舗アーユルヴェーダ施設です。

GREEN LEAF認定施設

他のアーユルヴェーダ施設と比べて、治療に重きをおいた本格的なパンチャカルマを受けられる施設という印象を受けました。

その分、バカンス目的での滞在者は少なく、本当に病気の患者さんが多いようでした。



Dr.Franklin’s Panchakarma 住所 アクセス

トリバンドラム空港が最寄り空港で、コバラムビーチの南側、チョワラビーチに位置します。

住所:Chowara,Trivandrum Cistrict,India 695501

電話番号:91-471-2267670,2267974,24808070

→Dr.Franklin’s Panchakarma公式ホームページ

Dr.Franklin’s Panchakarmaはビーチ沿いの施設ではないので、プライベートビーチなどは有していません。

しかし老舗らしく、プールやジムなどもある、大きなアーユルヴェーダ施設でした。

Dr.Franklin’s Panchakarma パンチャカルマ費用

Dr.Franklin’s Panchakarmaの公式ホームページ上の、宿泊施設のタブをクリックすると、宿泊費用のTariffが明記されています。

→Dr.Franklin’s Panchakarma公式ホームページ

・宿泊費のみ(11月〜3月):シングルルーム:1泊/29〜53EUR
                 ダブルルーム:1泊/33〜70EUR

・宿泊費のみ(4月〜10月):シングルルーム1泊/23EUR〜45EUR
                                ダブルルーム1泊/28〜60EUR

・別途アーユルヴェーダトリートメント費用、3食の食事、滞在中の薬代:1日/75EUR

・ヨガクラス参加費用は含まれず、1クラス/7EUR

これだけ見ると高額に感じますが、Monsoonの時期は特別料金としてかなり安価に利用できるそうですので、HP上のメールアドレスから問い合わせされると良いと思います。

また、21日間のパンチャカルマ、28日間のパンチャカルマコースを取られる方には、部屋タイプによりかなり格安な料金を設定しているそうです。

こちらもHP上の問い合わせメールアドレスから、見積りが出ます。

長期利用を検討される方は、まずは問い合わせですね!

上記の価格設定より、かなり格安で利用できると思いますよ。

ただDr.Franklin’s Panchakarmaでは、宿泊施設が古い棟と新しい棟に分かれていて、料金が異なるようなので、安い部屋が良い方は、そのように希望して問い合わせされると良いと思います。

Dr.Franklin’s Panchakarma トリートメントについて

食事やトリートメント、ヨガクラスについて、マネージャーに質問してみました。

Dr Franklin's Panchakarma

こちらがDr.Franklin Panchakarmaのマネージャー。穏やかな方でした。

・アーユルヴェーダドクターはBAMSの資格持ちで、5名在籍。

・部屋数は全部で60部屋。そこそこ大きな施設ですね。

・トリートメントは1日/3時間までで、午前と午後の2回。

アーユルヴェーダトリートメントのクオリティに関しては、心配ない施設でしょう。



Dr.Franklin’s Panchakarma 施設内の様子

 

Dr.Franklin's Panchakarma

マネージャーに施設の中を案内してもらいました。

Dr.Franklin's Panchakarma

老舗らしい落ち着いた雰囲気の施設です。

Dr. Franklin's Panchakarma

庭の池。庭はそれほど広くない。

Dr.Franklin's Panchakarma

ビーチ沿いではないが、落ち着いた静かな落ち着いた環境。

真面目にパンチャカルマを受けるには良いと思います。

Dr.Franklin's Panchakarma

Hutと呼ばれる棟

Dr.Franklin's Panchakarma

New wing の入り口

Dr.Franklin's Panchakarma

こちらが新しい棟です。

Dr.Franklin's Panchakarma

新しい棟はプール・ビュー

ジム

ジムの入り口。ほとんど利用者はいない。

ジム

小さいですが、ジムスペースもありました。

写真では綺麗で広く見えますが、実物は狭かったです。

食事形式・メニューについて

・食事は患者それぞれに合わせたメニューを出しているかと聞いたら、ヴァータ・ピッタ・カパの3タイプの食事メニューを提供しているとのこと。

ビュッフェ形式でも、ある程度は顧客に合わせたメニューになっていると言えます。

・10月半ば〜4月はビュッフェ形式で、他のオフシーズンはアラカルトだそうです。

Dr. Franklin's Panchakarma

レストラン。古い施設らしく、落ち着いた雰囲気満載ですな。

Dr.Franklin's Panchakarma

レストランには、それぞれの患者に合わせた薬が置かれている。

毎食前や食後に薬をとる。

薬は一部、市販の薬が使われている。

薬を温めたり、混ぜたりするスペースがありました。



ヨガクラス

ヨガクラスはam6:30〜am8:00までで、希望すれば別料金でマンツーマンでも受けられるそうです。

Dr.Franklin’s Panchakarmaでは、Yoga Teacher Training Courseもあるそうです。

プライベートコースだそうです。

Yoga Teacher’s Training Courseのみの料金が、2週間:600EUR

4週間(100時間):1,050EURと聞きました。

詳細はHPより直接問い合わせされてみてください。

Yogaコースに関しては、クラスのクオリティがどんなものか、私にはわかりません。

パンチャカルマについては、確かな施設です。

ヨガクラス

ヨガフロアー。広くて綺麗でした。

ヨガクラス 掲示板

食堂の掲示板。

別料金で、アーユルヴェーダ料理教室などのアクティビティがある。

Dr.Franklin’s Panchakarmaは老舗らしく、落ち着いた雰囲気のアーユルヴェーダ施設でした。

客層はヨーロッパ系が多く、主にロシア人、ドイツ人、フランス人だそうです。

印象としては、お年寄りや、本当に調子の悪そうな(車椅子や杖をついている)お客さんが多かったです。

そういう客層が集まるということは、アーユルヴェーダトリートメント治療の質の確かさを物語っているとは思います。

ただそうなると本物の病院に来たような気分になってしまいますので、そこそこ健康な人が半分バカンス目的で訪れるにはどうだろうか…。

ともあれ本格的なパンチャカルマをしっかり受けたい方にはお勧めできる優良施設だと思います。

あとはお値段ですね。

長期利用を検討される方は、HPから直接問い合わせすれば、時期や利用期間によって、以外と安く利用できるかもしれませんよ。

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