ハーブウォーターメーカーを使うと、自宅で気軽に手作りフローラルウォーターを手作りすることができます。
私は手作りフローラルウォーターを化粧水として使っています。
目次
フローラルウォーターを化粧水として使う。おすすめハーブ。
ハーブウォーターメーカーを購入してから、季節によって違うハーブで作った化粧水を使うようになりました。
ミント・バラの季節にはバラの花びら・乾燥ラベンダー・ローズマリー・スパイスのグローブなども蒸留水にすることができます。
自分の肌質や好みに合わせてハーブを選べるのは楽しいものです。
単品で蒸留してもいいし、何種類か合わせて蒸留しても面白いです。
私はそのハーブそのものの香りを楽しみたいので、単品で蒸留しています。
化粧水にするのに、おすすめのハーブは以下のとおりです。
①ラベンダー
熱を冷ます作用がある。リラックス効果のある香り。
万人に合う使いやすいハーブ。
②ローズ
ホルモン調整作用。保湿作用。女性には特におすすめ。
ローズウォーターは目の疲れを取るので、ローションにローズウォーターを染み込ませたものを瞼にのせてしばらくおくと、目がすっきりします。
ローズの精油はとても高価なので、買うのに勇気がいりますが、芳香蒸留水ならバラの季節にバラの花びらで安価に作ることができます。
何と言ってもローズの香りは秀逸。
バラの季節はローズウォーターを作るのが楽しみ。
蒸留している間も、ロウソクの灯りにローズの綺麗な花びらが照らし出されてとても綺麗です。
③ローズマリー
集中力を高める。すっきりした香り。
肌を引き締める。ニキビ予防。男性にもおすすめ。
④ペパーミント
肌の冷却作用あり。日焼け後に。脂性肌向け。
ペパーミントの季節には庭にボーボーいくらでも生えてくる。
私はミントの季節にはフレッシュな生ミントで蒸留を楽しみ、余ったミントは乾燥させてジップロックに乾燥剤とともに入れて保存しています。
乾燥ミントの葉っぱで蒸留水を作ることもできます。
ミントの季節にたくさん採れたものを乾燥させて保存。
⑤ヒース
色素沈着予防。美白。収れん効果。
私はヒースのハーブウォーターでクレイを溶いて、美白パックをよく作ります。
他にも様々なハーブを蒸留水にすることができますが、私が化粧水として使っているのは主にこの5種類です。
オレンジフラワーなんかもやってみたいけど、今は良いハーブが手に入らないので、また先の楽しみに💓
手作りフローラルウォーター化粧水の保湿力を高める
基本的にはフローラルウォーターをそのまま化粧水として使っていますが、秋冬はそのままでは保湿力が弱く物足りないことも。
そういう場合は非加熱のはちみつを少量混ぜて、保湿力を高めて使っています。
一回の蒸留でとれた40ml〜50mlのフローラルウォーターに、小さじ1/4のはちみつを加えてボトルを振ったら出来上がり。
はちみつは無添加で非加熱のものを選ぶのがポイントです。
グリセリンやオイルを加えるレシピもありますが、私はあまり好きではなくて、はちみつだけで満足しています。
高品質のはちみつを使えば、ほんのり自然な甘い香りも楽しめます。
ただやはりこの化粧水だけだと保湿力に欠けますね。
なので、私は化粧水の使い方に一工夫しています。
化粧水の使い方
化粧水は高価なものをチビチビ使うより、安いものをたっぷり使った方が良いというのが持論です。
化粧水の役割は、水分補給と肌のクールダウンと考えています。
肌が冷んやりするまでクールダウンさせることが大切です。
★私の化粧水の使い方
①化粧水をスプレーで吹きかけ、軽く手で押さえるようになじませる。
化粧水をつけるときはパンパン叩き込まないこと。
押さえ込むように肌へ浸透させる。
②和潤精というメーカーの馬油を顔全体に馴染ませる。
③さらに化粧水をスプレーで吹きかけ、手でなじませる。
④もう一度化粧水をスプレーで吹きかけ、なじませる。
こうすると化粧水と馬油以外は何もつけなくても、十分水分補給と保湿ができます。
馬油の上からも化粧水を重ねるのがポイントです。
化粧水だけだと乾燥するし、馬油を最後につけると顔がテカりますが、この方法だとクールダウンした肌にしっかりオイルと水分が届いて時間が経っても乾きません。
最初はソンバーユの馬油を使っていたのですが、顔の上で伸びにくかったです。
ソンバーユの馬油は、肘や踵などの体に使っています。
顔用の馬油は「和潤精」が一番良かったです。
お値段もお手頃だし、プッシュ式なので使いやすい。
少量で伸びが良いので、コスパ最高。長持ちします。
阿蘇へ旅行に行って見つけてからすっかり手放せなくなり、もう何本もリピートしています。
クレンジングには、食用オリーブオイルを使っています。
わざわざクレンジング剤は買わないです。
しかし、オリーブオイル選びは慎重に。
私はブオーノイタリアの食用オリーブオイルを、クレンジングに使っています。
ブオーノイタリアのオリーブオイルはコールドプレス方式で絞られた、ろ過していないフレッシュオリーブオイルです。
イタリアの農家から直輸入された貴重なオリーブオイル。
イタリア在住の日本人女性の方が、直接イタリアの農家から仕入れて日本に輸入されている、信頼出来る本物のオリーブオイルです。
食用のオリーブオイルですが、私は酸化してない高品質のオイルをの方が、市販の化粧用オイルより信頼できます。
とにかくオイルは酸化していないフレッシュなものであることが最優先!
市販の化粧用オイルは綺麗なパッケージで一見良さそうに見えますが、いつ、どのように作られたオイルなんだかわかりません。
ブオーノイタリアのオイルは農家直送で搾油された年度もはっきりしているので、これほど安心なオイルはありません。
何より実際に使ってみて一番テクスチャーが良かったのが、このフレッシュオリーブオイルでした。
今は基礎化粧品は、化粧水と和潤精の馬油と、クレンジングにはこのオリーブオイルだけ。
時々、目尻に手作りクリームを塗るくらいです。
OL時代は、いろんな化粧品にお金をかけていました。
今はほとんど基礎化粧品にお金はかからなくなりました。
なのにお肌の調子に変わりなし。
OL時代につぎ込んだあの金はなんだったのか?
でも化粧品ってそういうものなのかもしれませんね。
綺麗な瓶やパッケージの化粧品は、ドレッサーの上に並べておくだけでも嬉しいもの。
今はすっかり出番がなくなったけど、OL時代大好きだったトレゾアの香水も捨てられなくてとってあります。
あれはあれで楽しかったなぁ。
はちみつ化粧水の作り方レシピ
フローラルウォーターを切らしてしまった時に、私がよく使うのがはちみつ化粧水です。
はちみつ化粧水の作り方はいたって簡単。あっという間にできちゃいます。
★はちみつ化粧水のレシピ
・精製水:100ml
・非加熱はちみつ:小さじ1/2
・アスコルビン酸粉末:耳かき一杯程度
これをボトルに入れて振るだけで出来上がり。
アスコルビン酸がなければ、精製水とはちみつだけでもOKです。
アスコルビン酸粉末はビタミンCなので、美白効果がありますが、入れすぎると乾燥するのでほんの少しで。
非加熱の純粋はちみつはスーパーではなかなか見つけられないですよね。
私は小森養蜂場のはちみつをネット通販で取り寄せています。
国産ソバ入り百花蜂蜜2,400g:4,600円(税込)
蕎麦の花の蜂蜜が混ざっているのでお得な値段設定になっています。
いろいろ調べましたが、小森養蜂場の蜂蜜が一番お得。
送料一律なので、私は毎回まとめ買いしています。
送料もお値段の一部ですからね〜。
国産のこういう農家さん、応援したいです。
フローラルウォーターにはちみつを加えるレシピも好きですが、この蜂蜜だけの化粧水は純粋に蜂蜜の甘い香りだけを楽しむことができるのでとても気に入っています。
蜂蜜には殺菌作用があるので、このままでも2週間は余裕で保存できます。
ゆずの種化粧水の作り方
柚子の季節にはゆずの種で化粧水を作ります。
化粧水というより、ジェルに近いテクスチャーですが、お肌にのせると化粧水のようにすんなり馴染みます。
柚子を絞ると、種や種の周りにヌルヌルがありますよね。
あのヌルヌルに保湿成分やペクチンが含まれていて、化粧水がジェル状になるんです。
★ゆずの種化粧水 レシピ
・ゆずの種
・精製水:ゆずの種の三倍
ゆずはできるだけ無農薬のものを選びます。
使い切りなので、ゆず一個分で作ります。
①ゆずを半分に切って、絞る。
②ゆずの種を取り出し、果肉をできるだけ取り除く。
種は洗わなくても大丈夫。
③ゆずの種の重さを測る。今回は一個分で16gでした。
④ゆずの種(16g)の三倍量(48ml)の精製水を加える。
⑤軽くくるくると混ぜる。
⑥冷蔵庫で24時間保管する。
⑦ガーゼでゆずの種を濾して、ジェルのみ取り出す。
⑧ゆずの種はあと2〜3回使いまわせる。
このままラップに包んで冷凍保存するか、洗って乾燥させて保存する。
2回目は精製水に漬けて5日間抽出するので、すぐに使いたい場合は冷凍せずに、すぐに精製水に付け込めば5日後には新たなゆずの種化粧水ができる。
⑨トロッとしたジェル状に出来上がっているのがお分かり頂けるだろうか。
⑩出来上がり。冷蔵保存で1週間以内に使い切る。
この種はあと2〜3回使えます。
使い回すほどに、だんだんとジェルっぽさがなくなり、前回よりサラっとした化粧水になります。
二回目からは種をつけおく期間を伸ばします。
二回目は5日間、三回目は1週間つけおきます。
ゆずの種がたくさん採れたら、種をさっと洗って(洗い過ぎないこと)、乾燥させておけば、一年中ゆずの種化粧水が作れます。
ゆずの種を乾燥させたものも売られています。
焼酎や日本酒を使うレシピもありますが、私にはアルコールが肌に強すぎるので、精製水のみのレシピにしています。
冷蔵庫保存で1週間以内の使い切りレシピです。
このゆず化粧水の場合、オリーブオイルを重ねづけするやり方があまり合わないので、私は顔には使わず、ボディクリームのように使っています。
ゆずの種化粧水はジェル状なので、ボディクリーム代わりに使いやすくてちょうどいいです。
化粧水にした後の、柚子を使い切る
絞った後の柚子はまだまだ使い道があります。
①柚子の皮を剥いて、細かく千切りにします。
②一回分ずつラップで包みます。
③ラップで包んだ柚子の皮を、さらにジップロックに入れて冷凍します。
④皮を剥いた後の柚子は、生ゴミネットに入れてお風呂へ。
入浴剤として、柚子の香りを楽しめます。
⑤柚子の絞り汁は、蜂蜜とぬるま湯を混ぜて飲むとビタミンCたっぷり。
柚子の種、皮、絞り汁、全てを使い切って成仏させました。
ここまで使い切られれば、柚子も本望でしょう。
季節のフローラルウォーター・はちみつ化粧水・ゆずの種化粧水。
今のところ、この三種類の化粧水が私の鉄板です。
手作り化粧水レシピもいろいろあって、最初はいろんな材料を買い揃えて、有効成分や腐りにくくする成分を加えたりしていましたが、結局この三種類に落ち着きました。
いろいろ加えると材料を揃えるのにお金もかかるし、せっかく手作りするのに自然じゃないものを加えるのは本末転倒ですからね〜。
余計なものを加えなくて済むように、こまめに少量ずつ作って、早めに使い切るのが一番だと思います。
私が手作り化粧水で重視するポイント
・手軽な材料でできること
・作り方が簡単なこと
・口に入れてもOKなものだけでできていること
・腐りやすいこと
逆に一年間腐らない化粧品の方が恐ろしいわ。
・2週間以内に使い切ること
実際は2週間以上持ちますが、こまめに作って、ジャブジャブ使う。
余りそうになったらローションパックで使い切る。
以上、余りにも簡単な手作り化粧水レシピたちでした。
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