ヘナの前に オイル ヘッドマッサージのやり方 

ヘッドマッサージ

ヘナをやったことがある方は覚えがあると思いますが、ヘナは頭皮の脂を吸着するため、髪がパサパサになってしまいます。

ヘナの前にオイルで頭皮マッサージをすることで、髪に油分を補いながら頭皮の健康を増進させ、パサつきを抑える効果があります。

特に、髪が細くて少ない方に、ヘナ前のオイル ヘッドマッサージはおすすめです。

また、ヘナ前のオイルマッサージは、頭皮がオレンジ色に染まるのを防ぎます。

何より、オイルを使ったヘッドマッサージには、素晴らしい効果があります。

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オイルヘッドマッサージの効果

・顔のリフトアップ効果

・顔の血色が良くなる

・目の疲れを取る

・毛根を強くし、抜け毛を防ぎ、艶やかな髪質にする

・首や肩凝りの解消

・リラックス作用があるため、安眠をもたらす

オイルを使ったヘッドマッサージは一度やるとその効果と気持ち良さ故、何度もやりたくなるものですが、難点は頭がベタベタになること。

ヘナ染め前のオイルマッサージはヘナが適度に油分を吸着してくれるため、髪がベタベタすることもなく最適です。

オイルマッサージの後、ヘナをする前に洗髪する必要はありません。



ヘッドマッサージに使うオイルの種類

アーユルヴェーダでは、ヘッドマッサージには、ごま油かココナッツオイルを使用します。

①一番良いのは、アーユルヴェーダのハーブオイルです。

私はインドで買って来た、婦人科系に良いDHANWANTHARAM THAILAM というハーブオイルを使っています。これは私には良いオイルですが、男性向けではありません。

日本で手に入るハーブオイルで、男女関係なく使えるマッサージオイルなら、アタルバがおすすめです。

無農薬のごまをコールドプレス方式で絞った、ごま油ベースのハーブオイルです。

ヘッドマッサージに使うオイルは、それほど量は必要ないので、100mlでかなり長持ちします。

現在は、楽天でもAmazonでも取り扱いがなくなってしまいました。

 

②ごま油を使う場合は、太白ごま油をキュアリングして使います。

キュアリングすることで、頭皮への浸透が良くなります。

→ごま油 キュアリング方法 口臭予防にタンスクレーパーとごま油うがい

キュアリングするごま油は、必ず色の薄い太白ごま油を使うこと。

色のついた匂いの強いごま油は、マッサージには使えません。

③ココナッツオイルは冷やす作用が強いオイルなので、夏場のヘッドマッサージに向いています。

食用するにしても、ココナッツオイルは体を冷やす作用が強いので摂り過ぎは注意です。

オイルヘッドマッサージのやり方

ヘッドマッサージに使うオイルの量は、毛量によって異なります。

オイル量の目安は大さじ1〜3。

私はヘナをする1時間前に、オイルヘッドマッサージをします。

時間に余裕があるなら、前日にオイルマッサージをして就寝している間にもオイルを頭皮から浸透させ、翌朝ヘナをするのがベストです。

インディゴ染めの前は、オイルマッサージはやらないこと。

インディゴの染まりが悪くなります。

①オイルを湯煎して、人肌より温かいくらいの温度に温めます。

温めたオイルを使うことで、頭皮への浸透が良くなり、ベタつきも減ります。

私は100mlのスポイド式の遮光瓶に、オイルを移して使っています。

遮光瓶は生活の木で買いました。

小さい瓶なら湯煎するお湯も少なくて済みますし、短時間で湯煎することができます。

オイルヘッドマッサージ

②スポイドから直接頭皮にオイルをつけ、指で馴染ませます。

髪を掻き分け、頭皮全体にオイルが行き渡るようにする。

オイルは髪につけるのではなく、頭皮に直接つけるように意識。

ヘッドマッサージ

③地肌を指で軽くこすりながら、オイルを頭皮に広げていく。

・手のひら全体で頭皮を圧迫しながら、上に持ち上げる。

・指の腹を頭皮に当て、圧をかけながら円を描くように頭皮を動かすようにマッサージする。

・指の腹で地肌を弾くように頭皮をつかんでは、放すを繰り返す。

・髪をつかんで引っ張る。

自分が気持ち良いやり方で、気持ち良いツボを押せばOK。

ヘッドマッサージ

④ヘナをやる前には、耳と額の生え際、襟足にもオイルをつけてマッサージすること。

ヘナで肌が染まるのを防ぐ効果があります。

また、耳にはたくさんのツボがあるので、耳のオイルマッサージは特におすすめ。

耳を引っ張ったり、揉みほぐす。

耳の穴にもオイルをつける。



オイルヘッドマッサージのポイント

①良質のオイルを使うこと

ハーブオイルがなければ、キュアリングした太白ごま油でも十分効果的です。

オイルは体に良く浸透します。

良いオイルも悪いオイルも頭皮は吸収してしまいますので、化学的な匂い付きオイルや、いつ作られたかわからない酸化したオイルは避けたほうが無難です。

②オイルヘッドマッサージは、乾いた髪におこなうこと

水が浸透した後は、オイルが入りません。

シャンプー前の乾いた髪にヘッドマッサージを行います。

③インディゴ染めの前は、オイルマッサージはしないこと

ヘナの前のオイルマッサージはおすすめです。

インディゴ染めの前のオイルマッサージは、染まりを悪くします。

④オイルは人肌より温めてから使用すること

温めることでベタつきを減らし、地肌への浸透を良くします。

⑤生理中のヘッドマッサージは避けること

生理中に頭を触ったり、濡らしたりするのはできるだけ避けます。

生理中に髪を濡らすと、スムーズな経血の排出を妨げます。

漢方的にもアーユルヴェーダ的にも、生理中はできるだけ水を避けることを勧めています。

特に生理中に頭部を濡らしたり、マッサージすることは生理のリズムを崩すと言われています。

ヘッドマッサージや、念入りなブラッシングも避けた方が良いです。

もちろん生理中は、ヘナ染めもやりません。

 

マッサージすると自分でわかりますが、頭って思いのほか凝ってます。

特に、頭を使うデスクワーク仕事の男性は、頭皮が動かないほど凝っていることがあります。

旦那様やダーリンにヘッドマッサージをしてあげると、喜ばれますよ。

オイルヘッドマッサージは自分でやるのもいいけど、人にやって貰うと極楽です。

ついでに自分もやって貰えばよしですよね。

頭皮が固くなると抜け毛が出やすくなるので、薄毛が気になる男性にヘッドマッサージはおすすめです。

薄毛が気になる男性は、オイル ヘッドマッサージ後にヘナをされることをおすすめします。

ヘナには、毛根に詰まった油分を取り除く効果があります。

 

ヘッドマッサージの後は、頭部全体の血行が良くなるので、顔色が一段明るくなります。

目の緊張がとれて、鏡で顔を確認すると、目がぱっちり開くのがわかります。

額の生え際あたりとこめかみを念入りにマッサージすると、明らかにフェイスリフト効果もあります。

頭皮と顔の皮膚って繋がってるんだなぁと、実感です。

法令線や顔のたるみが気になり始めたら、高価な化粧品を買うよりフェイスマッサージ!

ヘッドマッサージついでに、耳横から首にかけてのリンパや、鎖骨もマッサージすると効果覿面です。

下手なエステに行くより即効性あり。

美容と健康のためには、お金をかけるより手間をかけろ。

日々の積み重ねが一番の近道だと実感しています。

→ヘナで白髪染め 自分で染めるやり方とコツ 薄毛の男性にもヘナはおすすめ