ヘナ染めした髪は、白髪の部分のみオレンジ色に染まります。
ヘナ染めの後、インディゴで染めることで、真っ黒な髪色になります。
白髪をインディゴだけで染めようとしても色は入りません。
ヘナで染めた後、インディゴで染めることで黒い色が入ります。
ちなみにインディゴ配合のヘナがありますが、あれでは綺麗に黒く染まりませんでした。
インディゴとヘナでは、取り扱いのコツが違います。
インディゴ染め 用意するもの
材料
・インディゴ100%粉末
・お湯(あれば万能酵母液):インディゴの重さに対し、お湯4倍が目安
・ヘナ100%粉末(大さじ1〜2)インディゴの量によって調整
※万能酵母液がなければ、お湯のみで溶いてもOK。
万能酵母液は発色を良くします。
ヘナ粉末は加えなくても染められますが、ヘナを加えることで滑らかになり塗布しやすくなります。
道具
・ボール
・泡立て器
・量り
・使い捨てビニール手袋
・はけ(コシが強いナイロン製のものが良い)
・ラップ
・汚れてもいいタオル
・使い捨てシャワーキャップ
・アルミキャップ(あれば)
・新聞紙
・鏡
インディゴで白髪染め やり方
①インディゴを計量する。
インディゴ自体はヘナと違って髪や頭皮に良いものではないので、頭皮や髪全体に浸透させる目的では使用しません。
あくまでもインディゴ染めは、白髪部分を染めることが目的なので、ヘナでオレンジ色に染まった部分の髪のみにインディゴを塗布するようにします。
髪全体が白髪の方はたくさんの量のインディゴが必要ですし、根元部分のみ染めたい場合は少量のインディゴでOKです。
②インディゴ(とヘナ)をボールに入れ、ダマを潰すように泡立て器で混ぜる。
高品質で新鮮なインディゴは、抹茶のような良い匂いがします。
また色も綺麗な緑色です。
インディゴの量に合わせて、大さじ1〜2程度のヘナ粉末を加えることをお勧めします。
インディゴのみでも染められますが、ヘナを少し加えることで滑らかになり、インディゴのボソボソ感が軽減し、格段に塗りやすくなります。
また、ヘナを少量加えるだけで量も増えますので、インディゴの量を減らせて節約になりますよ。
②インディゴに50℃前後のぬるま湯を加え、泡立て器で手早く混ぜる。
熱湯を入れると発色が悪くなる。
インディゴはヘナと違って粘りが出ないため、グルグル混ぜる必要はない。
冷えるとインディゴが固まりやすく、塗りにくくなるので、手早く混ぜて、手早く塗ること。
インディゴ染めはスピード勝負です。
③ハケにインディゴペーストをつけて、白髪の部分に塗る。
ヘナのように、頭皮に塗りこまないこと。
インディゴを頭皮に塗りこむと、頭痛がします。
ヘナと違って、頭皮と髪に良いものではないようです。
部分的にインディゴを塗る場合、手よりもハケで塗る方が塗りやすいです。
私はDHCで買った、390円のコームを使っています。
安物ですが、これが思いのほか丈夫で長持ち、もう5〜6年は使ってるので、十分元は取りました。
コシが強くて、塗りやすいです。
使い終わった後、洗うのも簡単。
販売終了になったら、困るものの一つ。
インディゴは頭皮まで塗りこまない。
白髪の根元ギリギリまで塗るだけでOK。
白髪じゃない黒髪部分には塗らない。
ヘナと違って身体に良いものではないので、頭皮にべったり塗りこみすぎると頭痛がすることがありました。
植物100%のものは、何でも安全で身体に良いという人がいますが、そんなことはありませんよ。
植物は、使い方によって毒にも薬にもなるものです。
繰り返しになりますが、ヘナは頭皮にとても良いものですが、インディゴは基本的に頭皮と髪に良いものではありません。
インディゴはあくまでも、染色目的として短時間でしっかり染めるだけのものと心得て素早くやりましょう。
④ラップをかける。
インディゴはヘナと違って、髪に塗布している間にもどんどん乾いていくので、手早く塗って、手早くラップをすること。(ただし、ヘナを少量混ぜることで乾きの早さもかなり軽減できるのでオススメですよ。)
スピード勝負!
ラップの上から、シャワーキャップとアルミキャップをかぶる。
⑤20分〜30分おいて、すぐにお湯で洗い流す。
インディゴを長時間おくと、頭痛がします。
30分以上おいても、染まりが良くなることはありません。
インディゴで濃く発色させたい場合は、時間より回数です。
全体が白髪で染まりが悪い場合のみ、日にちをあけて、インディゴ染めを繰り返すと良いですが、部分染めなら一回で十分です。
インディゴは、必ずお湯で洗い流すこと。
シャンプーで洗い流すと、一回で全て色落ちしてしまいます。
洗い流した後は、髪がかなりキシキシしますが、リンスも厳禁です。
時間が経つと、髪のキシキシも落ち着いてきます。
⑥自然乾燥で髪を乾かす。
インディゴ後は、ドライヤーを使わず、必ずタオルドライで自然乾燥させます。
インディゴの発色には適度な湿気が必要なので、ドライヤーで速乾させるのは厳禁です。
ドライヤーで乾かしてしまうと、緑色に発色することがあります。
自然乾燥の過程で黒く発色します。
冬場はタオルドライの後、インディゴ染めしていない部分の髪だけドライヤーの熱風で軽く乾かし、後は自然乾燥させても良いです。
インディゴ染め ポイント まとめ
・インディゴは50℃くらいのぬるま湯で溶かすこと
熱湯で溶かすと発色が悪くなる
・インディゴに少量のヘナ100%粉末を混ぜることで、滑らかになり塗りやすくなる。
量も増えて節約になるし、乾きやすさも軽減されるのでおすすめです。
・インディゴはヘナと違って粘りが出ないので、グルグル混ぜる必要はなし
乾きやすいので、手早く混ぜて、手早く塗ること。
・インディゴはヘナと違って髪と頭皮に良いものではないので、頭皮に塗りこまないこと
白髪の部分のみに塗る。頭皮に塗りこむと頭痛がする場合がある。
・インディゴは塗布してから20〜30分で、洗い流すこと
長時間おいても染まりが良くなることはない。
・インディゴは必ずお湯のみで洗い流すこと。リンスも厳禁
シャンプーで洗い流してしまうと、インディゴの色が全部落ちてしまう。
・インディゴ後は、タオルドライのみで自然乾燥させること
ドライヤーの熱で速乾させると、緑色に発色してしまう。
インディゴ後のシャンプーのタイミング
インディゴ後、当日の洗い流しは湯洗いのみで行います。
翌日もシャンプーは避け、湯洗いのみが良いです。
私はヘナ染めの4日後まで、シャンプーも湯洗いもしません。
個人差はありますが、私の場合、ヘナの後は頭皮が油っぽくならないので、シャンプーも湯洗いも必要ないです。
ヘナ染め4日後に湯洗いをし、5日目の入浴直前にインディゴ染めをする。
インディゴ染め当日は、湯洗いのみ。
インディゴ染めの翌日も湯洗いのみ。
一度、翌日ならいいかと思ってシャンプーで洗ったら、インディゴが全部取れてしまいました。
なので、インディゴ染め後、4日間は湯洗いのみか、洗髪なしで済ませます。
インディゴ染め後、5日目にハーブシャンプーで洗髪します。
このやり方で、真っ黒な髪を維持しています。
パッと見白髪は全く目立たないので、周りからは黒髪の人と思われているようです。
美容院でもいつも綺麗に染まっていると褒められます。
ヘナとインディゴをされるなら、ハーブシャンプーがおすすめです。
色持ちも良くなりますし、ヘナとの併用で頭皮の状態が良くなるので、シャンプーの回数自体が減ります。
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