ミキとはお米と黒糖とさつま芋を発酵させて作る、沖縄の発酵飲料です。
田町まさよさんの「こころとからだ 奄美 再生のレシピ」を読んで、ミキの事を知りました。
田町さんのレシピでは、砂糖を使わず、お米とさつま芋でミキを作ります。
ミキという音はお神酒に通じ、神様に捧げる神聖な飲み物だそうです。
暑い沖縄の夏の食欲がない日には、食事代わりにもなる滋養のある発酵食品です。
ミキは温度管理が不要なので、発酵食品としては手軽に作れます。
冷凍保存もできるので、まとめて作って少しずつ解凍して食べられます。
材料の量はわりと適当でも作れるので、私の好みの分量になってます。
米水飴を入れるのは発酵しやすくするためと、少し甘味をつけるための私のアレンジです。
ミキの作り方
材料
・白米:500g(米4合)
・水:2L
・さつま芋:120g
・米水飴:大さじ2(入れなくても良い)
①白米を洗って、分量の水でお粥を炊く。
②お粥が炊けたら、冷めるまで右回りによく混ぜる。
さつま芋を加える前の、お粥を混ぜているこの時は混ぜるのにとても力が要りますが、頑張って混ぜる。
米水飴を加えて続けて混ぜる。(米水飴は入れなくても良い)
③さつま芋は洗って30分ほど水にさらし、すりおろす。
④お粥が冷めたら、擦りおろしたさつま芋を加え、引き続き混ぜる。
混ぜていると急に混ぜやすくなる時がくるので、それまではしっかり混ぜること。
さつま芋を入れる前のお粥の状態とは比べものにならないほど、楽に混ぜられるようになる。
混ぜ終わったら、鍋に入れたまま、常温において発酵させる。
様子を見ながら、発酵するまで時々混ぜること。
暑い日だと一晩。寒い日だと2〜3日で発酵する。
発酵すると少し酸っぱい匂いがする。
私は長岡式酵素玄米を食べているので、酵素玄米専用の保温ジャーの上に鍋を置いて発酵させます。
これだと一晩で発酵します。
→酵素玄米の炊き方を写真付きで解説 種菌なしで炊ける長岡式酵素玄米
⑤発酵したらバーミックスにかけ、滑らかにして出来上がり。
冷蔵庫で保存。2週間は保つ。
発酵が進むと酸っぱくなりすぎるので、冷凍保存しても良い。
砂糖不使用のミキは、酸味があって甘くはないです。
砂糖が入っていないので、料理に使いやすい。
ミキを入れたクコの実アイスクリームは、作り方も簡単でおすすめ。
クコの実たっぷりで、アイスなのにヘルシーです。
→手作りアイスクリームのレシピ9種 生クリーム、卵黄、コンデスミルク不使用のヘルシーアイス
ミキ入り黒糖蒸しパン 作り方
油、乳製品、卵不使用の簡単蒸しパンです。
黒糖の甘みが素朴なおやつ。
材料
・小麦粉:200g
・黒糖:50g
・ベーキングパウダー:5g(アルミフリーのものが良い)
・ミキ:200cc
①小麦粉、黒糖、ベーキングパウダーをボールに入れ、よく混ぜる。
黒糖の粒をスプーンで潰す。
②ミキを全て加え、さっくり混ぜる。
固さを見て、固いようならミキを足す。
③生地を方に入れ、蒸し器で蒸す。
串を刺して、生地がつかなくなったら出来上がり。
ミキがたっぷり入っているので、普通の蒸しパンよりどっしり、しっとり。
冷蔵庫で冷やしておくと、さらに味が浸みて美味しいです。
黒糖なしで作れば、パンの代わりにも。
レーズンやリンゴ、さつま芋などを加えてアレンジしても美味しいです。
現代ではいろいろな健康法が、次から次へと出てきます。
健康食品や健康法、食事理論の講座自体が巨大マーケットとなっている現代では、食べることとお金が直結しているように思えます。
確かに中には、健康に良いものもあるのかもしれない。
でも本来食べることって、そういうものじゃないんじゃない?
いろいろな食に関する理論を勉強したり、実践したりしてきましたが、いつも違和感を感じてきた。
特に食に関することが、まるで宗教のように狂信的になったり、融通の効かない人たちには非常に抵抗を感じます。
なんか恐いんだよ、ああいう人たち。
一緒に食べてると、食べ物がまずく感じるわ。
・私が目指すのは、できるだけ手作りで美味しい料理を作り、喜んでもらうこと。
・季節の食材をできるだけ料理に取り入れて、自然と調和した季節感ある生活をすること。
・家族や自分の体調を把握する方法をマスターし、食事で体調を調整できるようになること。
・家族が喜ぶメニューをマスターすること。
男の人って、餃子にビールとか、ラーメンとか好きでしょ?
たまにはそういうのも、美味しいと思ってくれるなら作りたいわね。
食に関することは、高い受講料を払って資格を取ったりするのではなく、母親やおばあちゃんに、生活の中で身につける形で教えてもらえればいいですね。
アーユルヴェーダ染め手織りの服と肌着のご購入方法
アーユルクロス では、不定期で展示販売会を開催しております。
展示販売会の日時は、FacebookかInstagramにて告知しています。
展示販売会では、南インドの機織り産業を守るNGOでもあるアーユルヴェーダ染め工房の活動や、アーユルヴェーダ染め、アーユルヴェーダパンチャカルマ体験などのお話会を、現地の写真スライドを交えながら開催しております。
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→ヘナ染め・インディゴで白髪染め・オイルマッサージのやり方など
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