市販のカレールーは添加物がいっぱいです。
味も好みのものが見つからなかったので、自分でスパイスを調合して好みのカレーを作りました。
ポイントはたっぷりの玉ねぎを飴色になるまで炒めて甘みを出すこと。
玉ねぎを飴色にになるまで炒めるのは手間ですが、やはりこれをしないとカレーのとろみも甘みも出ないですね。
玉ねぎの季節にカレーベースをたくさん作って冷凍しておけば、いつでも手軽に本格カレーが楽しめます。
今回はチキンカレーにしましたが、チキンを省いて野菜カレーにしても美味しいです。
市販ルーには望めないスパイスの風味と玉ねぎの甘みが効いた、応用が利く、我が家の基本カレーです。
6つのスパイスで作るチキンカレー 作り方
材料(たっぷり5人分)
・鶏もも肉:1枚(280g)
・じゃが芋:大3個
・人参:大1本
・玉ねぎ:大3個(800g)
・ニンニク:2片
・生姜:1かけ(20g)
・トマト缶:1缶
・オリーブオイルか菜種油:大さじ3
・クミンシード:小さじ1
・ギー:大さじ1
・醤油:大さじ1
・ローリエ:2枚
・鶏ガラスープ:3カップ(なければチキンブイヨン)
※鶏肉を省いて野菜カレーにする場合は、万能酵母液で代用可
調合スパイス
・コリアンダーパウダー:大さじ1
・ターメリック:小さじ1
・カイエンペッパー:小さじ1/2(辛いのが苦手な人は減らし目で)
・カルダモンパウダー:大さじ1
・シナモン:大さじ1
・グローブ:小さじ1
・塩:小さじ1/2
・ガラムマサラ:小さじ1
①調合スパイスを混ぜ合わせておく。
②玉ねぎ、ニンニク、生姜をみじん切りにする。
鶏もも肉に塩胡椒して、ぶつ切りにする。
フードプロセッサーを使うと簡単。
③鍋に油を入れ、クミンシードを加えてパチパチ音がして香りが出るまで炒める。
焦げやすいので注意。
④玉ねぎ、ニンニク、生姜を加えて炒める。
⑤全体に油が回って、玉ねぎに透明感が出たら、ギーを加えてさらに炒める。
玉ねぎが飴色になり、油が滲み出てくるまでしっかり炒めること。
⑥トマト缶を加えて炒め合わせ、赤茶色のカレーベースを作る。
この状態で冷凍保存しておけば、次回から時短でスパイスカレーが作れる。
⑦調合スパイスをカレーベースに振り入れ、ローリエを加えて全体を混ぜ、スパイスを混ぜ合わせる。
⑧鶏もも肉を加え、カレーベースを全体にまぶしつけるように混ぜる。
人参、じゃが芋を加えて混ぜる。
⑨温かい鶏ガラスープを加えて混ぜる。
なければブイヨンでもOK。
⑩とろみがつくまで、弱火で30分間煮込む。
途中、鍋底に焦げ付かないように、木べらで時々混ぜる。
仕上げにガラムマサラを加えてなじませ、隠し味の醤油を加えて混ぜ、出来上がり。
ターメリックライスに、ローストアーモンドかカシューナッツをトッピング。
色合いも綺麗で、ナッツが香ばしくて美味しいです。
このカレーはスパイスがたっぷり入っているので、子供向けの味ではありません。
甘めのカレーにしたい場合は、玉ねぎを増やし、スパイス(カイエンペッパーとグローブ)を抜くと優しい味になります。
ガラムマサラは市販のものでも美味しいですが、手作りするとさらにスパイスの風味がアップ。
普通はチキンカレーにはじゃが芋や人参は入れないのですが、私は昔ながらの日本のカレーも好きなので、カレーにはじゃが芋と人参は入ってて欲しいんですよね。
市販のカレールーでは物足りないけど、本格的すぎるインドカレーもちょっとという方にぴったりの大人カレーです。
コメントを投稿するにはログインしてください。