スリランカは日本人にとってビザの取得も簡単で、安全面でもインドより治安が良く、気軽に旅行に行ける国です。
近年、スリランカ政府がアーユルヴェーダ関係の観光に力を入れていることもあり、素敵なリゾートタイプのアーユルヴェーダ施設も多くあります。
私も初めてのパンチャカルマはスリランカのバーベリンで受けました。
リゾート施設としての完成度が素晴らしく、食事も美味しくて、リラックスしたいい時間を過ごすことができました。
→バーベリンリーフでのパンチャカルマ体験シリーズの記事一つめ
またマレーシアにもインドと同じクオリティのパンチャカルマを受けられる施設があります。
スリランカでパンチャカルマを受けるメリット
・スリランカはビザが取りやすい。
・インドより治安が良い。
・スリランカは前金をクレジットカード決済できる施設が多い。インドは銀行送金が多いので、手数料もかかるし手続きが煩雑。
・館内が綺麗でリゾートとしてのもてなし、アクティビティが充実している施設が多い。
・欧米人をメインターゲットにしているので、スリランカ料理だけでなく西洋料理も充実しており食事が美味しい施設が多い。
スリランカでパンチャカルマを受けるデメリット
・パンチャカルマ費用が高額。宿泊費と合わせて一泊/1,5000円〜3,5000円目安。
オフシーズンは割引になることもある。
基本的にスリランカのアーユルヴェーダ施設は全て外国人価格と現地人価格が分かれている。
現地人を外国人が行くような施設で見かけることはまずない。
・アーユルヴェーダトリートメントの内容が薄い。インドと比べて、トリートメント時間が短かったり、使用されるオイルが少ない。
・アーユルヴェーダトリートメントの種類が少ない。大型リゾートタイプの施設は顧客一人一人に合わせた施術をするのが難しいと感じた。本当に治したい症状がある方にオーダーメイドで治療するほどの治療の幅がない。
・食事が美味しいのはいいのだが、パンチャカルマ治療という側面から見ると豪華な食べ放題の食事はマイナス。
マレーシアのアーユルヴェーダ施設に問い合わせしてみた
知り合いでマレーシアで3週間のパンチャカルマを受けた女性に話を聞いてみた。
彼女が行ったのはマレーシアのセレンバンにあるAyur Centre Sdn Bhd です。
Ayur Centreはインドのコインバトールのアーユルヴェーダ製薬会社グループの派遣施設です。
マレーシアでありながら、Ayur Centreではインドと同じトリートメントを受けられたとのこと。
Ayer Centreのドクター・セラピスト・コックさん・掃除のおばちゃん、全員が南インドから派遣されて来た人たちです。
ここはマレーシアでありながら、全くインドそのものです。
食事もインドの食事。
費用は1日/1万円。21日間なら21万円で、食事、ヨガ、トリートメント全ての費用が含まれていたとか。
マレーシアなら格安航空券もよく出ているし、私はマレーシアの国民性が好きなので大変興味を持ちました。
インドと同じ内容のパンチャカルマトリートメントがマレーシアで受けられるならいいじゃん!
喜んで施設に問い合わせしてみました。
Dear Sir/Madam
I found your home page and give a mail to you. I’m interested in the Panchakarma Treatment, and I have some inquiry.
①Would you please send me the Tariff of 21days panchakarma and single room?
②How can I pay and reservation?
May I use VISA Card?
③Do you have any infertility treatment program?My purpose is infertility treatment.
④Can you provide any treatment program for anorexia and bulimia? My Friend suffers from bulimia.
⑤Do you have any service from the airport to Ayur Centre for guests?
Now I looking for the Ayurveda Centre, and we plan to go Malaysia in this year for panchakarma treatment.So at first, please send me the detailed your list of charges.
Best Regards,
Hanako Yamada, from Japan.
今回は過食症の知り合いを連れて行こうと思っていたので、過食症に対応したプログラムがあるか問い合わせてみました。
また私の婦人科系のトラブルに対応したプログラムがあるかどうかも聞いています。
2日経っても、3日経っても返信は来ません。
業を煮やしてFacebookのメッセンジャーからAyur Centreへ、メールを見たら返信よろしくメッセージを送ってみました。
2日経っても返信なし。こりゃダメだと諦めた頃にふざけた返信がきました。
Hi,
Thank you for your email. All treatments are available only after our Vaidya’s consultation. Consultation fee will be RM30.00. Treatments will 45 minutes. Our business hours are from Tues to Sunday. Open from 9am-6pm. Lunch break from 1pm-3pm. Yoga classes are available at 6 am & 7.30 pm except Monday. For further information regarding the Ayur Centre, please visit our website at http://www.ayurcentre.com/m ain.html Please call at least a week before to make appointment. Please call at 03-7954 2899 for any enquiries.
Thank you.
Regards,
Ayur
なんじゃこりゃ? Hiって私はあんたの友達でもなんでもないぞ。
まずは人の名前をきちんと書こうぜ、ビジネスメールなら。
そして聞いた質問に全く答えてないのはいかがなものか。
営業時間やヨガクラスの時間帯など聞いてもないことを答えられても意味ないよ。
こっちはまずは求めているメニューに対応しているかとか、送迎サービスがあるか、何より料金のことをクリアーにしたいのに、肝心のことに何も触れていない。
詳細はホームページを見ろとあるので、改めて確認してみたけど料金のことなど一ミリも載ってないよ。
実際にAyur Centreに行った友人によると、本格的なパンチャカルマが受けられるとても良い施設のようですが、まずはメールでコミュニケーションが取れないようでは信頼関係が成り立たないですね。
こちらは休みを取り、航空券を取り、費用を工面して行くわけですから、とりあえず行ってみようというわけにはいかないのですから。
というわけで、大変興味はあったのですが、Ayur Centreは却下しました。
メールの対応が信頼できなかったので私は却下しましたが、実際に行った友人によるととても良い施設のようですので、施設自体がおすすめできないとまでは言い切れません。
残念でしたがマレーシアでパンチャカルマを受けてみたい熱に侵された私は、諦めきれずもう一つ別の施設にも問い合わせてみました。
ネット検索で評判の良さそうなSamkkya Ayurvedaに問い合わせしてみました。
Samkkaya Ayurvedaではアーユルヴェーダパンチャカルマの他に、キレーションも受けられます。
東洋医学と西洋医学の良さを併せ持つ治療が特徴の施設のようです。
食事もローフードのコックさんがおられて美味しそう。これは興味あるわ。
Ayer Centreへ送ったメールと同じ文面で問い合わせしてみました。
……。一週間経っても返信なし。二週間経っても返信なし。そして未だに返信なし。
なんでしょう、これはマレーシアには行くなという神の思し召しなんでしょうか。
それともマレーシアの施設はメール対応が悪いというだけのことなのでしょうか。
わかりませんが、とにかくメールでコミュニケーションが取れない施設に行くのは無理です。
残念ながらマレーシアとはご縁がなさそうな私。
というわけで私は行ったことはないし、おそらく当分は行くことがなさそうですが、マレーシアにもアーユルヴェーダ施設はあります。
またいつか、ご縁があればマレーシアでパンチャカルマを受けることがあるかもしれません。
その時はまずはメールの返信を頂きたいですわ。