サーモスのアイスクリームメーカーで作るアイスのレシピをかなり研究してきました。
ハーゲンダッツのような濃厚アイスを一度食べたら、もう安物のアイスは食べられなくなります。
手作りしてみると、濃厚アイスを作るには、どうしても乳脂肪分の高い生クリームとコンデスミルクを入れないと美味しくならない。
乳脂肪分が高い生クリームや、コンデスミルクってお値段も高いですよね。
乳製品の摂りすぎも気になります。
そこで研究に研究を重ねて生クリーム、卵黄、コンデスミルク不使用で、濃厚ながらヘルシーなアイスクリームのレシピをあみ出しました。
ラムレーズン、マカダミアナッツ、抹茶、チョコレートは特に自信作です。
是非、お試しを!
目次
バニラミルクアイス 作り方(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・はちみつ:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・バニラエッセンス:適量
アイスクリームベースの作り方
①鍋に牛乳とコーンスターチを入れて木べらで混ぜ、中火にかける。
焦げ付かないようによく混ぜ、滑らかになってきたら弱火にする。
②とろみが出てきたら、ギーを加えてさらに混ぜる。
③しっかりとろみが出たら、火からおろし、40℃以下になるまで冷ます。
40℃以下に冷めたら、生はちみつを加えてよく混ぜる。
高温で生はちみつを加えてしまうと、生はちみつの効能がなくなるので注意。
はちみつが満遍なく混ざったらアイスクリームベースの出来上がり。
冷蔵庫で冷やす。
少量ずつ作るのが面倒な場合は、分量を数倍にして作り、冷蔵保存すると手軽にアイスが作れる。
④サーモスアイスクリームメーカーの内容器にボディリングとボディカバーを取り付け、冷凍庫で24時間以上凍らせておく。
⑤サーモスアイスクリーマーの内容器を保冷容器にセットし、混ぜ合わせた材料を入れる。
バニラミルクにする場合は、この時点でバニラエッセンスを適量加える。
他の種類のアイスクリームにする場合は、バニラエッセンスは加えないこと。
⑥付属のヘラで内容器の側面の固まった材料をそぎ落としながら、10分ほどゆっくり混ぜる。
この時点でゆるめのアイスクリーム状になる。
⑦ある程度固まったら蓋をして、10分放置する。
放置することで、アイスクリームがさらに固くなる。
⑧蓋を取り、仕上げに5分ほどかき混ぜて、出来上がり。
生クリーム、コンデスミルク、卵黄不使用ながら、コーンスターチのとろみとギーのコクで満足感のあるアイスクリームに仕上がりました。
ラムレーズンアイスクリーム 作り方(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・はちみつ:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・ラムレーズン:大さじ4
ラムレーズンは、レーズンをラム酒にひたひたに浸して1日おくだけでOK。
このレシピでは、甘口の日本酒に浸けた「酒レーズン」も合います。
獺祭(だっさい)がおすすめ。
①ラムレーズン以外の材料で、アイスクリームベースを作る。
②サーモスアイスクリーマーに、アイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
③2回目に混ぜる時に、ラムレーズンを加えて混ぜる。
※ラムレーズンを入れる時は、ラム酒が入り過ぎないように、レーズンを軽く絞るようにすること。
マカダミアナッツアイスクリーム 作り方(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・はちみつ:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・ローストマカダミアナッツ:10個
①マカダミアナッツ以外の材料で、アイスクリームベースを作る。
②サーモスアイスクリーマーに、アイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
③マカダミアナッツを4分の一の大きさに刻む。
④2回目に混ぜる時に、マカダミアナッツを加えて混ぜる。
抹茶アイスクリーム 作り方(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・はちみつ:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・抹茶:小さじ2
①抹茶以外の材料で、アイスクリームベースを作る。
②アイスクリームベースに抹茶を加えて、ミニ泡立て器でよく混ぜる。
抹茶は混ざりにくいので、ムラがなくなるまでしっかり混ぜること。
③サーモスアイスクリーマーに、アイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
チョコレートアイスクリーム(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・きび砂糖:小さじ1
・ギー:小さじ1
・純カカオパウダー:大さじ1
・ココナッツオイル:小さじ1
①抹茶とココナッツオイル以外の材料で、アイスクリームベースを作る。
②アイスクリームベースが温かいうちにココナッツオイルとカカオパウダーを加え、ミニ泡立て器でよく混ぜる。
カカオパウダーは混ざりにくいので、ムラがなくなるまでしっかり混ぜること。
③サーモスアイスクリーマーにアイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
クランベリーアイスクリーム(ヘルシーバージョン)
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・きび砂糖:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・乾燥クランベリー(水か万能酵母液でもどしたもの):大さじ5
①アイスクリームベースを作る。
②アイスクリームベースとクランベリーを混ぜて、ミルサーにかけ滑らかにする。
②サーモスアイスクリーマーに、アイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
乾燥クランベリーは水か万能酵母液にひたひたに浸して、一晩以上つけ、柔らかくしてから使います。
クコの実とミキのアイスクリーム
クコの実がたっぷりの美容にいいアイスクリームです。
ミキの酸味ととろみで、アイスクリームらしいテクスチャーになりました。
材料
・クコの実ソース:100cc
・ミキ:80cc
・レモン汁:小さじ1
①材料を全て混ぜ合わせて、サーモスアイスクリーマーでアイスにするだけ。
クコの実ソースの作り方
材料
・クコの実:100g
・水(あれば万能酵母液):250cc
・きび砂糖:50g
・レモン汁:大さじ2強
①クコの実をさっと水洗いする。
②水(あれば万能酵母液)にクコの実を浸け、1時間おく。
③フードプロセッサーにクコの実、水、砂糖をかける。
④鍋に③を入れて、弱火で30分間煮る。
⑤最後にレモン汁を加え、一煮立ちしたらすぐ火からおろす。
クコの実ソースが余ったら、レモン汁とお湯で割って飲んでも良い。
クコの実ソースにレモン汁とオリーブオイルを加えて、クコの実ドレッシングにしても。
杏仁アイスクリーム
材料
・牛乳:180cc
・コーンスターチ:8g
・はちみつ:大さじ1強
・ギー:小さじ1
・100%杏仁粉:大さじ2
※100%杏仁粉については、こちらの⬇︎記事を参照
→杏仁豆腐の作り方 砂糖と牛乳を使わないレシピと温かい杏仁豆腐デザート
杏仁豆腐を作るついでに、杏仁アイスクリームを作ると一石二鳥です。
①杏仁粉以外の材料で、アイスクリームベースを作る。
②アイスクリームベースに杏仁粉を加えて、ミニ泡立て器でよく混ぜる。
③サーモスアイスクリーマーにアイスクリームベースを入れ、アイスを作る。
はちみつミルクシャーベット
材料
・牛乳:180cc
・生はちみつ:大さじ1
①材料を混ぜ合わせる。
②サーモスアイスクリーマーに入れ、アイスを作る。
簡単ながらもミルクとはちみつの相性抜群の素朴な味。
とろみ成分が入らないので、昔ながらのアイスクリンといったテクスチャー。
シャーベットなので、溶けやすいです。
ポイントは良質の生はちみつを使うこと。
私は小森養蜂場の国産ソバ入百花はちみつ 2.4㎏:4,600円を使っています。
いろいろ調べましたが、国産の非加熱はちみつがこの価格は最安値です。
楽天やAmazonでの取り扱いはないようです。
スイカシャーベット 作り方
材料
・スイカ:250g
①スイカの種を取り除き、ミルサーにかける。
②サーモスアイスクリーマーに入れ、アイスを作る。
スイカの皮の近くの甘味がない部分は使わないほうがいいです。
砂糖を使わなくても十分甘い。
ショリショリした食感のヘルシーシャーベットです。
ヘルシーバージョンの手作りアイスは、ハーゲンダッツ風濃厚バージョンのアイスと比べるとさっぱりしていますが、材料費も安く、乳製品も少なめで済むのが良いです。
味もなかなか満足出来る仕上がりになりました。
プレゼント用は濃厚バージョンで、お家でいただくのは基本ヘルシーバージョン、時々濃厚バージョンを楽しんでいます。
→手作りアイスクリームのレシピ9種類 ハーゲンダッツのような濃厚アイス
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