殻付き牡蠣の季節がやってきました。
今年も毎年恒例、一斗缶で殻付き牡蠣を取り寄せました。
殻付き牡蠣の良いところは、水処理されていないので、調理しても牡蠣が小さく縮まないことです。
スーパーでパックで売られている牡蠣は、水を吸って膨らんでいるので、調理すると1/3くらいに牡蠣が小さく縮んでしまいます。
我が家では、一斗缶で殻付き牡蠣を買い、まず蒸し牡蠣をたらふく食べる。
次に土手鍋にしたり、牡蠣ご飯にする。
残りは冷凍したり、牡蠣のオイル漬けにすれば、一斗缶もすぐになくなってしまいます。
牡蠣の洗い方や下処理の仕方は、以下のリンクをご参照下さい。
→殻付き牡蠣を堪能する。かきの洗い方・牡蠣ご飯・牡蠣の土手鍋レシピ
牡蠣のオイル漬け 作り方
材料
・生牡蠣:300g
・オイスターエキス:大さじ2
・ニンニク:2片
・鷹の爪:2本
・ローリエ:2枚
・オリーブオイル:牡蠣が浸かるくらい
①牡蠣に片栗粉を振って、揉まないように優しく混ぜる。
片栗粉が汚れを吸着し、みるみる汚れが浮いてくる。
②塩水(牡蠣の5%)で、片栗粉を洗い流す。
牡蠣のひだの間の汚れも洗い流すのばポイント。臭みがとれる。
③キッチンペーパーに牡蠣を並べ、水気をとる。
④フライパンに牡蠣が重ならないように並べて、中火で2分加熱する。
テフロン加工のフライパンなら油を引かなくてOKなのでおすすめ。
2分くらいで、牡蠣から水分が出てくるので、それまでは混ぜないことがポイント。
混ぜると牡蠣の形が崩れてしまう。
⑤オイスターエキスを加えて煮詰める。
汁気がなくなってきたらOK。
オイスターエキスは、カクサンのものが断然おすすめ。
市販のオイスターソースは、甘すぎるし、化学調味料だらけで本物のオイスターの味はしませんが、カクサンのオイスターエキスは、原材料名、かき煮汁・増粘剤(加工でん粉)のみの本物のオイスターソースです。
私は日本橋の古樹軒で購入しています。
シンプルなレシピだけに、オイスターエキス選びはポイント。
市販の甘ったるいオイスターソースで作る牡蠣のオイル漬けとは、仕上がりが違います。
⑥牡蠣を器に移して、粗熱を取る。
殻付き牡蠣なら、火を通しても縮まず、カサが減りません。
ぷっくり大きいままの牡蠣のオイル漬けができます。
⑦鷹の爪は水でふやかし、種を取り、刻む。
ニンニクも刻む。
⑧消毒した瓶を用意する。
熱湯消毒しても良いが、私はホワイトリカーでサッと消毒した瓶を使います。
⑨粗熱が取れた牡蠣、ニンニク、鷹の爪、ローリエを瓶に入れ、ひたひたにオリーブオイルを注ぐ。
2日ほど置いて、味が馴染んだら出来上がり。
保存は冷蔵庫保存で、3週間は日持ちします。
常温保存なら5日間保存可能。
美味しいので、ついパクパク食べてしまうので、すぐなくなってしまいます。
殻付き牡蠣が手に入ったら、是非、牡蠣のオイル漬けも試して見て下さい。
殻付き牡蠣から作った牡蠣のオイル漬けは、身が小さくならずプリプリ大きいままです。
牡蠣のオイル漬けのアレンジ・メニューとしては、パスタがオススメ。
牡蠣の滲み出たオイルもたっぷり使って、茹でたパスタと和えるだけ。
オリーブオイルは、うちでは「ブオーノ・イタリア」のオリーブオイルを使っています。
楽天やAmazonでは取り扱いがないですが、店舗か通販で購入できます。
殻付き牡蠣を購入したら、是非、牡蠣のオイル漬けも手作りしてみて下さい。
小さく縮まない美味しいオイル漬けが楽しめると思います。
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