アーユルヴェーダ 21日間のパンチャカルマを南インドのケララで受けてきた。18日目

アーユルヴェーダ パンチャカルマ

アーユルヴェーダ・パンチャカルマ18日目。

昨日で、ヨガもオイル浣腸も終わり。

今日は、コバラム・ビーチへ遊びに行く。

18日目 朝

am7:00〜 スパイス・ティー

アーユルヴェーダ パンチャカルマ

ヨガ・クラスがないので、朝からお茶をのんびり飲むことができる。

パンチャカルマ中は、暇なようで、暇ではない。

決まった時間に薬を飲む、ヨガクラスに出る、午前と午後のトリートメント、トリートメント後に養生する、ドクターの巡回、1日3回の食事。

早起きになった代わりに、夜寝るのも早くなったので、1日が短く感じる。

というより、のんびりする事を、暇だと感じなくなっているので、1日が短く感じるのかもしれない。

日本にいると、いつも何かやる事があるか、何かやらなきゃと思っているかのどちらかだったので、この「きちんとのんびりする。」という事ができるようになったのは収穫である。

1人でパンチャカルマに来て良かった。

誰かと一緒だと、この境地には至れなかったと思うし、この境地に至れてこそ、治療の効果を最大限に得られる気がする。



18日目 朝食

am7:30〜 朝食

アーユルヴェーダ 南インド

バナナのクレープの蜂蜜かけが朝食に出た。

久しぶりの甘みが美味しい〜。

アーユルヴェーダ ケララ

この料理を作ってくれる、お気に入りのコックさんと、ウェイトレスの可愛い女性。

フレンドリーなこのスタッフたちのお陰で、快適な滞在期間を過ごす事ができた。

18日目 午前のトリートメント

am9:00〜 オイル・バス

アーユルヴェーダ ケララ

セラピストが部屋まで迎えに来てくれて、中庭のトリートメント・ルームへ案内される。

アーユルヴェーダ 南インド

まず、椅子に座ってヘッド・マッサージと、全身オイルマッサージ。

その後、トリートメント台に横たわり、全身にオイルをかけながらマッサージ。

極楽である。

Vastiも終わり、後処置に入っているので、もうキツイ施術はなし。

最終日まで、極楽のようなトリートメントが続く。

オイル・バスの後は、気怠いような、まったりした心地よさがある。

18日目 ランチ

pm12:30〜 ランチ

アーユルヴェーダ 南インド

ランチは野菜たっぷりのおかず3品。

カナダ人男性、ドイツ人お爺さんと話す。

今日は、コバラム・ビーチへ行くんだよと言うと、自分たちも一緒に行きたいという。

トリートメントの時間を聞くと、皆んなで行くのは無理だったので、また今度という話になる。

カナダ人男性は、Vastiの真っ最中で、ブルー入っていた。

ドイツ人お爺さんは、お粥のようなもので全身マッサージされる極楽トリートメントを受けているとの事。

アーユルヴェーダトリートメント

このような、お米を柔らかく炊いたようなもので、全身マッサージされるとか。

私も前回、このマッサージを受けたけど、非常に気持ちの良いものだった。

食後、フロントへ行き、アシスタント・ドクターたちに、今日行く、コバラムのアーユルヴェーダ施設の立地を確認する。

前日から外出する旨伝えてあるので、午後のトリートメントは早い時間に調整して貰ってある。

18日目 午後のトリートメント

pm13:30〜 シロダラー+膝のオイル・トリートメント(Janu Vasti)

シロ・ダラーを受けながら、膝のオイル・トリートメントを受ける。

昨日のドクターの巡回で、膝の調子に変化がない旨伝えると、オイル・バンテージから、このJanu Vastiというトリートメントに変えてくれた。

アーユルヴェーダ 南インド

小麦粉を水で練って、輪っかを作る。

アーユルヴェーダ ケララ

オイルを温める。

アーユルヴェーダ ケララ

膝に小麦粉をのせ、土手を作る。

アーユルヴェーダ 南インド

オイルが隙間から漏れないように、念入りに土手をくっつける。

アーユルヴェーダ 南インド

土手の中に、脱脂綿を入れる。

アーユルヴェーダ パンチャカルマ

脱脂綿に、温めたオイルをたっぷりと染み込ませる。

オイルが冷めてきたら、脱脂綿を取り出して絞り、温めたオイルを含ませる。

これを何度も繰り返す。

膝が常に温められて、とても気持ちがいい。

この施術は、膝だけでなく、お臍の上や、腰に施してもとても効果がある。

小麦粉の土手を作るのが、かなり手間なので、自分でやるのは難しそう。

シロ・ダラーも心地よく、まったりする。

本当は、シロダラー後は、外出せずに部屋でのんびりしたほうが良いのだけれど、今日は久しぶりに遊びに行きたい気分なのです。



コバラム・ビーチへ遊びに行く

pm15:00〜 コバラム・ビーチへ

Mitra Hermitage Ayurveda

昨日、フロントで手配を頼んでおいたオート・リキシャーが、正面玄関まで来ていた。

料金は、片道ドロップで200RS。

往復と4時間半、いろいろ連れて行って貰って700RSと言われる。

ちょっと高いなと思ったけど、チョワラ・ビーチにも行くつもりなのでOKを出す。

Mitraからコバラムまでは、リキシャーで20分弱で着いた。

コバラムビーチ

一応、ビーチも見てみるかと覗いたけど、全く魅力のない海である。

ここでリゾートする人の気持ちがわからない。

早々に退散し、アーユルヴェーダ施設の見学に回ることにした。

アーユルヴェーダ ケララ

まずは、友達から聞いたIdeal Ayurvedic Resortへ行ってみた。

Ideal Ayurvedic Resort

Ideal Ayurvedic Resortのマネージャー。

フレンドリーな方で、親切になんでも説明してくれた。

Ideal Ayurvedic Resortの詳細は、以下ご参照。

→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その3 Ideal Ayurvedic Resort

アーユルヴェーダ施設の老舗、Dr.Franklin’s Panchakarmaへ行ってみた。

Dr.Franklin's Panchakarma

施設は老舗の雰囲気満載。ヨーロッパ系の顧客が多かった。

Dr Franklin's Panchakarma

この方がDr.Franklin’s Panchakarmaのマネージャー。

物腰柔らかい、親切な方でした。

→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その5 Dr.Franklin’s Panchakarma

コバラム・ビーチの南側、チョワラ・ビーチ沿いのThe Trivancore Heritageにも行ってみました。

ここ、日本であまり知られてないけどGreen Leaf認定で、一押しです。

Trivancore Heritage

Trivancore Heritageは、敷地も広々。

Trivancore Heritage

BAMS持ちのドクターに、インタビューする機会を戴きました。

→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その4 THE TRAVANCORE HERITAGE

最後に、豪華なホテルでお茶をする計画で、五つ星ホテルのThe Leela Kovalamへ行ってみました。

Leela

さすが、このレベルのホテルはラウンジも綺麗です。

The Leela

The Leelaでは、夕暮れ時に行くとスカイ・バーからアラビア海に沈む夕日が楽しめます。

→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その6 The Leela Kovalam

一緒に行った日本人女性と楽しく話すうち、すっかり遅くなってしまいました。

夜ご飯はMitraで食べることになっているので、ラスト・オーダーまでに帰らなければ。

間に合いそうにないので、Mitraへ電話する。

レストランは閉めるので、部屋の外に夕食を置いておいてくれることになった。




pm19:30過ぎにMitraへ到着。

晩御飯を食べて、寝る。

今日は、久しぶりに外出できて楽しかったな。

帰国前までに、もう一度、ホテルにお茶しに行きたい。

疲れたので、寝ます。

おやすみなさい。

アーユルヴェーダ染め手織り布

→アーユルヴェーダ 21日間のパンチャカルマを南インドのケララで受けてきた。19日目